何をやるかと同じくらい何をやらないかも大事だ!
1週間お疲れ様です!
たかです。
今日は戦略、つまりどのように戦うか、賢く戦うのかについて話していこうと思います。
みなさんはコンビニに行ったことはありますか?
もちろん、ほとんどの人はありますよね。
じゃあ、コンビニと聞くとどこを思い浮かべますか?
セブン
ローソン
ファミマ
この3つがほとんどでしょう。
ちなみに、大手3社がどれくらいの割合を占めているかというと驚異の9割越えです!(コンビニ業界売り上げ&シェアランキング)
やっぱり3社は強かった!
ただし、例外があるのです。
それは北海道。
北海道でシェアNo1なのはセブンでもなくローソンでもなく、セイコーマートというコンビニです。
僕は北海道に行ったことはないので聞いたことはないのですが、道内では超有名のコンビニだそうです。
じゃあなんで他県では強い大手が付け入るスキがないのか?
それは、トレードオフの戦略だからです。
トレードオフとはつまり何をやるか、そして何をやらないかを決めるということです。
日本企業の特徴として「すべてのものをすべての人に」という考えがあります。
万人受けする戦略や商品を作ることで利益を上げるということです。
また、お互いに模倣し、競争して改善するという特徴もあります。
大手3社それぞれの違いを考えてもあまりピンとこない人が多いのもその理由です。
一方で道内で圧倒的なシェアを誇るセイコーマートはトレードオフ戦略を徹底的に考えています。
まず、全国展開しないこと。
道内だけに絞ることで北海道ならではの気候やニーズに対応することができます。
24時間営業にもこだわりません。
大手3社は24時間営業をほとんどの店舗で実施してますが、セイコーマートは地域によって営業時間を短縮しています。
組織体系にも違いがあります。
大手3社は自社PB(プライベートブランド)商品をメーカーに生産委託し、配送は自社商標を付けた外部配送業者に委託しています。
一方でセイコーマートは、地産地消の考えで道内の食材を使用し、自社で食品製造・配送を行っています。
外部委託せずコストを下げることで豊富な種類の種品を低価格で提供することができるのです。
そして、その違いがシェアNo1の秘訣なのです。
僕たちはどうしても他人と似通った戦略で勝負してしまいます。
力勝負になったときに勝てないし、勝機を見出すことが困難になります。
だからこそ、優れた戦略が必要なのです。
そして、優れた戦略とはトレードオフの精神、つまり何をやるか、そして何をやらないかです。
それが優れた戦略であり勝つ方法なのかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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