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文章も筋トレと同じだよと言われた話

仕事で記事を書いていた時、文章書くことに悩んで小説家の人に質問したことがある。

どうやったら良い文章が書けるようになりますか?おすすめの勉強法があれば教えてください。

その時言われた言葉を今でも覚えている。

コツとか技術はもちろんある。でも、結局どんな知識を学ぶよりもまずはたくさん書くこと。ライティングスキルも筋トレと同じだよ。

本とかで知識を得ても実際にやらないと意味がない。

これは何事においても言えることだなと思った。

例えば、あなたが野球を上手くなりたいとして、正しいバットの振り方をいくら学んだとしても、それだけでは打てるようにはならない。
それを活かしながら実際に何度も何度もバットを振って、やっと少しずつバッティングが上達していくはずだ。

コツを知ったところで、結局それが当たり前に出来るように練習が必要なのだ。

野球の例だとそりゃそうだろって多くの人が思うが、仕事に関するスキルになると何か特別な方法があるように感じてしまう人も多いのではないだろうか。

・どうやったら良い文章が書けるようになりますか?
・プログラミングはどうしたら出来るようになりますか?
・デザインのコツを教えてください

こういった類の質問をよく目にする。そして私も同じように質問した1人なので聞きたい気持ちはよくわかる。

きっと聞く人の多くは、失敗しないで、早くスキルを身につけたいのだろう。小説家の先輩は、そんな私の浅はかな思考を見抜いて筋トレと同じだと言ってくれたと思っている。


もちろん教えてもらうことや、知識を得ることは一定のショートカットにはなる。車輪の再発明をする必要はないし、間違った方向の努力をしても意味がない。

なので私が思うに、身に付けたいものがあるならまずは失敗を恐れず始めてみる。そしてやりながら必要な知識をインプットしていくことが一番効率が良いのではと思う。

結局、コツを知ったところで、やらないと何も変わらない。ただそれっぽいこと言うだけの批評家にならないために、実際に行動することが大事だ。

いつか良い文章が書けるように、今日も私は筋トレを続ける。

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