見出し画像

脳を鍛える5つの習慣 #読書メモ1

11月の自分のテーマを”習慣”にしているので、最近は習慣に関する本を中心に読書をしています。

今回読んだ本は、水上颯さん初の著書である「脳を鍛える5つの習慣」です。

「天才」という言葉は好きじゃない
「習慣」で僕はここまできた

という冒頭の言葉にとても惹かれ、水上さんが実践されている習慣が気になり即購入しました。
以下、実際に私も取り入れたいと思った習慣を3つ紹介します。

考える読書

「自分の考えとは、どこに違いがあるんだろう」
「この人、何がいいたくてこれを書いたんだろう」
「わからないなあ?どういうことだ?」
こうして、頭を使うことで、「考える力」が磨かれます。たとえ、本の内容を忘れてしまっても、考える力はあらゆる場面で活用されます。

自分は、今まで本をインプットのためのツールとしての活用をしていました。特にビジネス書を多く読むので、自分に使えそうなところを抜粋しながら効率を重視してインプットしていく読み方です。

これはこれで良いと思っているんですが、頭を使いながら読むという視点は抜けていたなと気づかされました。

また、著者が言っていることが正しいとは限らないので、批判的視点を持ちながら読んでいくことも思考力を磨くために大切だと書かれています。

今後は、インプットのためだけでなく思考力も同時に鍛えられるように考えながら読書していこうと思います。

スキマ時間の活用

スキマ時間は減らそうとしてもどうしても生まれてしまうので、その時間を活用し、生産性を向上する方法を考えるべきだといいます。

その際に重要だと述べられているのが、短時間で行えるものと長時間で行えるものを予め決めておくということです。スキマ時間は生まれる前提でそれに備えて準備をしておくことで時間を有効に活用できるということです。

明確に時間の活用方法は今まで決めていなかったのでこれを機に決めてみました。

短時間(〜10分):ニュースチェック
長時間(10分〜):読書
運転中:音声コンテンツ(YouTube、Voicy、Podcast、英単語)

これらが当たり前にできるようになるまでは、適当にネットサーフィンとかをせずに、意思の力をもってこれらに取り組んでいこうと思います。

寝る前の振り返り

寝る前の10分間くらいで、「今日は、どんなことを覚えられたかな」と振り返るのです。ここで再び内容を確認することで、記憶が更に深くなります。
もし「何も思い出せない」というのなら、危機感をもちます。いろいろ見たり聞いたりしたつもりでも、素通りしていただけで知識を増やすことができなかった証拠ですから。

水上さんの圧倒的知識量を支えるのは、こうした日々のインプットの積み重ねなのだなと改めて実感しました。

エビングハウスの忘却曲線でも有名なように、人間の脳は覚えた内容をどんどん忘れていきます。その日に覚えたと思った内容も、次の日になってみれば覚えてないことがほとんどです。

何度も脳に刺激を与え覚えていくことが大事なので、寝る前の振り返り実践していこうと思います。


***

ここに挙げた以外にもたくさんの習慣が紹介されています。水上さんがどのような習慣で過ごしているのか少しでも気になる人は、一読の価値があると思います。

唯一、誰しも平等に与えられているのが時間です。24時間をどのように過ごすか、その積み重ねによって数年後にきっと大きな差が生まれると信じて、これからも良い習慣を身につけられるように生活していこうと思います。

最後に、この本の中で自分に刺さった言葉を載せておきます。

僕たちに潰している「暇」なんてあるんでしょうか。本当は、その時間はとても貴重なもののはず。スマホをいじる代わりに、何をするかを真剣に検討する必要があるように思えます。

サポートももちろん嬉しいですが、読んだよって意味を込めて”スキ”を押してくれると大変うれしいです!