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GACKTに学ぶ”コアなファン"を作る大切さ

あなたは「GACKT」と聞くと何を思い浮かべるだろうか。

ミュージシャン、成功者、あるいは格付けチェックのイメージを持つ人もいるだろう。

私は、成功者というイメージを一番強く持っているが、結局どんなことをして成功に至ったのかはほとんど知らなかった。

つい先日、書店をぶらぶらしていると「GACKTの勝ち方」という本を見つけた。そのタイトルと、表紙の「なぜGACKTはそんなにお金があるのか?」という言葉に興味を持ちつい手にとった。

本書では、GACKTがどのように成功までのルートを歩んできたのか、大事にしている価値観はなにか、などがGACKT節全開で語られている。

今回はその中でも、特に学びがあった「ファン」についての内容を紹介していく。

想像よりも遥かにすごいコアなファンの力


「コアなファン」

これがGACKTにお金がある1つの理由だ。

この前やった限定ライブ。会場のキャパは2000人程度で箱は異常に小さい。
だが、安い席で3万円、VIP席は300万円。ファンクラブ限定のそのライブは瞬間で完売。
(中略)
数万円の作品をリリースすることもある。
課金制の映像ブログもそう。日々アップするコンテンツを見るのにその都度、500円程度かかる。
それを数万人のコアなファンたちが欠かさず見てくれる。

一度のライブに数万円〜数百万円。日々のコンテンツには都度課金。数万人のコアなファンに支えられてGACKTは成り立っている。

例えばアイドルの追っかけなど、本気で好きな人達にお金をかける人が世の中にいることは知ってはいたが、改めてコアなファンという存在の凄さを知った。

ファンを作ることも、音楽を作るのと同じくらい大切なことだ。
ミュージシャンとして生きるのであれば、ファンは必要不可欠。誰でもわかるそんな簡単なことを、ほとんどのミュージシャンは後回しにする。

ファンを作ることの大切さを知っているGACKTはデビューすると決めた20歳の時に、まずGACKTをサポートしてくれる「サポーター」を作ろうと決めたそうだ。サポーターは、向こうが会いたい、応援したいと思ってくれ、金銭的なサポートを自ら納得し選んでくれる人を指す。

3ヶ月で2000人以上の女性に声をかけ、最終的に50人ほどのサポーターを獲得した。

まだGACKTとして何もなかった原石の時代にサポーターを作れたということは、人としての魅力が溢れていたのだろう。

ファンを作り、誰よりも大切にする。その精神はデビュー当時から今に至るまで変わっていない。これがGACKTが成功した大きな理由の1つだと感じた。


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最近たまたま別のところでもファンの凄さを目にした。
それはYouTuberの「QuizKnock」の100万人登録記念のライブ配信だ。

この動画の何に驚いたかというと、スパチャと呼ばれるいわゆる投げ銭の多さだ。すごい勢いでスパチャが飛び交い、1万円以上の金額もかなり多い。この25分間のライブ配信で数十万円のお金が、QuizKnockの元に届いたことだろう。

いつも楽しい動画を配信してくれているクリエイターに対して、ファンが今までの感謝とこれからも頑張ってという気持ちを、コメントとお金に込めて投げている。このファンの熱量の高さには驚いた。

これほど”コアなファン”が付いているのかと。

そしてもう一つ、ファンを大切にするという内容で思い出したのが、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔のインタビュー記事だ。

ヒットを生むことよりも、ファンを第一に考えているというそのファン目線がすごい。何よりもファンを大切にやり続けたからこそ、ゴールデンボンバーは一発屋で終わること無く、今まで成功を続けてきたのだ。


GACKT、QuizKnock、ゴールデンボンバー、他にも成功している人達に共通しているのは、自分のことを好きでいてくれるファンの存在を、何よりも大切にしていることだろう。

またそこには、この人を応援したいと思わせる、人間としての魅力が間違いなく存在する。

人として魅力的であることは簡単なことではないが、魅力的な人間であれるように日々努力していきたいと思う。


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このGACKT本から学んだことを書いていたら、予想よりも長くなってしまったので、1記事目はここで終わりにします。

明日はこの続きで、「仕事においてもファン作りが大切」といった内容についてのnoteを上げる予定なので、ぜひそちらもご覧ください。

それでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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