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社労士は魅力的な資格、中小企業の強い味方!

 今回は、社労士の魅力について記事にしました。

みなさんも社労士(社会保険労務士)という資格をご存知でしたか?

知らないよ!と言われる方もいると思います。
確かに、かつてはマイナーな資格であったかもしれませんが、最近では社会的認知度が向上していると思います。

 平成19(2007)年に社会問題となった「消えた年金問題」、平成24(2012)年「年金の支給開始年齢の引き上げ案」等がマスコミに取り上げられ、年金に対する国民の関心が喚起されたことが影響していると思われます。テレビの解説でも社労士の方が出演していました。

 また、昨今では平成31(2019)年「公的年金だけでは老後に約2,000万円不足」や「サービス残業」「過労死」「ハラスメント」等、とかくマスコミに騒がれるようになりました。2019年度からの働き方改革も含めて、労働法に関する関心も高まり、社会保険労務士という国家資格を知る方も多くなってきたと思います。

 そういった中で、受験者数も平成11(1999)年から4万人を超え、増加傾向です。ここ最近は5万人弱が続いています。
年金や労働法関連を深く知りたいという方が、社会保険労務士を目指すようになってきたものと推測されます。
社会保険労務士という存在に対しては、年金の専門家としての認知度はもちろん、労働問題を解決する「人事労務の専門家」のニーズとしても認知度がアップしています。

 今後も、社会保険労務士が取り扱う法律は頻繁に改正されていくでしょう。以上のことから、社会保険労務士は、将来魅力的な資格であると思います。

 資格取得は、夢へのステップアップです。ぜひ夢の実現へ向け、微力ながら応援していきます。

国家資格 社会保険労務士は、中小企業の強い味方!


 社会保険労務の仕事の中心となる手続き業務は主に中小企業を相手として行います。
大企業では、総務部や人事部があり、 そこで社員に関する各種手続きを行っているからです。

 たとえば、健康保険及び厚生年金保険の被保険者及び70歳以上被用者の実際の報酬と標準報酬月額との間に大きな差が生じないように、7月1日現在で使用している全ての被保険者及び70歳以上被用者に4月、5月、6月に支払った賃金を、「算定基礎届」という書類を作成し届出が必要になります。厚生労働大臣は、この届出内容に基づき、毎年1回標準報酬月額を決定します。これを定時決定といいます。

 「算定基礎届」により決定された標準報酬月額は、原則1年間(9月から翌年8月まで)の各月に適用されます。
納める保険料の計算や将来受け取る年金額等の計算の基礎となります。

 大きな会社では総務部や人事部の人が専門に行っていますが、社員数が10名以下の会社等では、これらの手続きがわかっている人がいないケー スがほとんどで、これらの手続きを社会保険労務士に代行してもらっているのが実情だと聞いています。

このように、社会保険労務士は中小企業の味方なのです。

AIに取って代わられる?

 「社労士の将来性はどうなの?」「AIに取って代わられるのでは?」と心配される方もいると思います。

 確かに、社会保険・労働保険といった基本的な手続き(申請)業務については、AIの台頭により今後減っていくことも想定されます。

 一方で、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特例による雇用調整助成金の複雑な申請など新たな問題への対応といった部分では、社労士のニーズは高まっています。また、平成31(2019)年働き方改革に伴う法改正では、時間外労働の上限規制や、大企業における同一労働同一賃金がすでに導入されました。 このような法改正に伴い、社内の規定も大きく見直す必要があり、細部に渡って就業規則変更の必要性も高まっています。

 社労士は、社会保険や労働関連の法律の専門家として人事や労務管理を行うことが業務です。どのような仕事にも「人」が関係します。「人」が仕事を作り「人」が仕事の成果を享受します。
 つまり、最低限必要とされる「人対人」のコミュニケーションや、そこから導き出される答えや解決方法を引き出す力が求められることになるのです。人に対する相談事をAIが取って代わられると思いますか?
AIを作るのも人ですが、法律に熟知していなくては求められる申請書類の作成もできません。

 今後は、発生した労務上の問題について丁寧に相談に乗り、解決策を提示していく「コンサルができる社労士」が求められることになると思います。

 巷では、「社労士での開業は厳しい」「社労士では食っていけない」などネガティブな発言をされている記事も見受けられますが、それはどのような仕事でも開業は厳しいし、その士業でも食っていけるのか同じことだと思います。そのような発言を聞かされると強い意志をもって開業を志しても心が萎えてきてしまうことは当然だと思います。周りに振り回されずにポジティブ指向で頑張っていきましょう!後段に強い資格の条件を書いてみました。社労士は充分に当てはまる資格だと自負しています。 

業務独占で売上をストックできる資格は?

 ■売上が予想できるから雇いやすい

 ■独立開業しても安定しやすい

 社労士は、国から守られている資格(業務独占資格)でさらにストック型ビジネス(顧問契約)モデルだと考えます。

 ※適性、需要、ストック力を見極め、最終的な強さでどの資格がよいのか決めることが重要かなと思います。

以上で、私が開業を目指す社労士の魅力について語らせていただきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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