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Canon R6 MarkⅡ と Pentax K1 MarkⅡ比較

先日のミュージックビデオ収録でピンボケ動画を量産してしまった私。

もちろん私の腕の未熟さと老眼が根本原因ではあるのですが、そのあまりにも悲惨な結果に愕然とし、あれ以来、私のハンディキャップを補うマシンを追い求めるようになってしまいました。


キャノンの技術は私のへぼさを補う

その結果、夢遊病者のようにキャノンのショールームへと足が向かい、そこで目にした最新技術に心を奪われてしまった私なのでした。

被写体検出能力とトラッキング能力の素晴らしいこと!

Youtubeで他社製品を含むいろいろなカメラのレビューを見ましたが、現時点でキャノンの技術が世界の最先端だと思います。

獲物に食いついたら絶対に離さない鬼のようなトラッキング!しかも賢い!

このカメラであれば、たとえ逆光でミストフィルターを使っていたとしても、ほとんど動かない人物をど真ん中で捉えているのに後ろの芝生にピントを持っていかれたりするような失態を演じないでしょう。

思い立ったが吉日

決して安いカメラではありませんが、手持ちの X-T5 と X-70、それにレンズを何本か売ればおつりが来ます。

X-T5はお気に入りではありますが、Canon R6 MarkⅡ が手に入るのであれば未練はありません。

動画の場合、動画編集ソフトで色見を調整するのが前提となりますので、静止画のようにJpg撮って出しの画像の良さを気にする必要がありません。

ですので動画撮影はCanonで決まりです。

ということで、早速インターネットで購入してしまいました。

ポチっとな!

開封直後の Canon EOS R6 MarkⅡ 高いカメラなのに高級感が0なのが残念

当面はマニュアルレンズで練習

問題はレンズですが、当面はオールドレンズ+アダプターでチープに楽しむことにします。

同時に購入した Pentax - Canon RF 変換アダプター

オートフォーカスが効きませんがその分練習になりますし、最初はそれでよいと思っております。

ですが次の本番までにはオートフォーカスのレンズを一本手に入れたいところです。

外観と感触を比較

昨日届いたR6 markⅡとアダプターに借り物の Pentax FA50mm F1,4 を取りつけ写りがどの程度のものか試してみました。

まずは外観です。

Pentax K1 MarkⅡ(左)と Canon R6 MarkⅡ(右)

2台のカメラを並べてみると、ぱっと見の大きさはそれほど変わりませんん。

R6 MarkⅡの方はアダプターとレンズ付きですので余計そう見えるのかもしれません。

しかし、K1 MarkⅡの方は一眼レフですのでミラーハウスとペンタプリズムがありその分前に出っ張っています。

背面液晶、センサー、手振れ補正機構が場所を取って前後の張り出しを作っているのでしょう。

おでこが張り出している Pentax K1 MarkⅡ

持った感じや実際の見た目もR6 MarkⅡよりずんぐりした印象が強いです。

同じ一眼レフでも Canon 6D などはK1 MarkⅡのような背面液晶やおでこの出っ張りが少ないのですが、この違いがなぜ生じるのかよく分かりません。

写りを比較

次に写りがどの程度違うのかを見るため、室内で花を撮影し比較してみました。

Pentax K1 markⅡ SMC Pentax FA50mm F1.4  絞り f8.0 ISO 200
Canon R6 MarkⅡ SMC Pentax FA50mm F1.4  絞り f8.0 ISO 200

上がペンタックス、下がキャノンです。

ボディの大きさや三脚ねじ穴の位置の違いで微妙に構図が変わってしまいましたが、画像を拡大し比較してみるとほとんど差がないことが分かります。

レンズが同じなのでセンサーとプロセッサの違いを見ていることになります。

両者で発色が違うものの、解像感は変わらないように思います。

また両方ともいくら画像を拡大してもギザギザがみえることがありません。

違いが出てくるとすれば、もっと上等のレンズを付けた時だと思いますが、いずれにしましても動画撮影においては十分すぎる写りだと思います。

両者を比較して体感したミラーレス機の利点

ミラーレス機の方がミラーやペンタプリズムがない分一眼レフより小さく作れるということは知っていました。

しかし両者を実際に手で持ってファインダーを覗いて比較してみることで、結構大きな違いがあることが体感できました。

その違いとは、

  • 一眼レフの方が重くてずんぐり

  • 一眼レフはミラーの跳ね上がる時の振動がある(ブレに注意が必要)

  • 一眼レフのファインダーは暗いところでピント合わせがやりにくい

  • 一眼レフはペンタプリズムの出っ張りが邪魔でマニュアルフォーカスレンズの絞り値が読めない

  • ミラーレス機はアダプターを使って一眼レフ用のレンズを取り付けられるが、一眼レフにミラーレス用レンズを取り付けられない

違いと言うより一眼レフの欠点の羅列ですね。

一眼レフファンの方申し訳ありません。

しかし、これが私の正直な感想です。

フィルム時代はセンサーも背面液晶も必要なかったので良かったのですが、一眼レフはデジタル化と相性が悪い気がします。

昔のフィルム一眼レフはペンタプリズムも後ろの方にすっきり収まっていたので上から絞り値が普通に読めたのですけどね。

コンパクトでスタイリッシュでしたし。

タダで借りておいて何ですが、やっぱり使えないわと思いました。

がんがん使うぞ

ということで、長い間お借りしているペンタックスをお返しして、キャノンで動画を撮る練習をどんどんしていこうと思います。

ーーー 加筆 2023年12月8日
動画撮影に使っていたのはペンタックスではなく別のカメラです。ペンタックスを動画撮影に使用したことはありません。
ーーー 加筆終わり

もちろん、ただ練習しているだけではつまらないのでスナップ動画を音楽付きでYoutubeに上げたりしていこうと思います。

おしまい

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