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2. スウェーデン製のレザージャケット

今回は私物のヴィンテージアイテムをご紹介。
スウェーデン製のダブルブレスト/レザージャケットです。

タグ欠損/ 購入元の情報では"スウェーデン軍による官給品"

サイズ的にカーコート, カバーオールとも言えるかも知れません。
その詳細は明確になっておらず、スウェーデン(が最も有力)や※ベルギー、フランスなどの出所から、はたまた軍による官給品もあれば、民営企業による生産物も存在しています。
(※断定できるものではありませんが、自分のリサーチでデンマーク・フランス製である同型物の情報記載がありました、参照: https://www.orgueil.jp/all//blog/post/the-vintage-vol-01/)

私は「服が良い物であれば、誰が何処で作った物かは気にしない」派の人間です。
ただ記事にするにあたって、読んで下さる方が参考になるようにとできる限り勉強させていただいております。

まずはディテール。

ウールライニングは緑へ変色、内付けの大きなポケット
非常に艶があり、しなやかなゴートスキン。
ボタンは純正品ではありません。

日本のものづくりに負けない程、一つひとつ手が込んでいます。


続いて歴史背景。

引用:pinterest(URL無し)
引用: Famous Men and Their Motorcycles
引用: Famous Men and Their Motorcycles
引用: Famous Men and Their Motorcycles


1930〜70年もの間、陸軍のバイク部隊用として使われたり、民営品はワークジャケットとしての役目があったり、はたまたバイク乗りに重宝されていました。(画像(上)は50年代オフロードオートレースの記事をまとめた方から引用しています)


流行しているコルヴィジェジャケットの襟なしのようなデザイン。しかし大きめの襟にダブルブレスト...自分には華美になってしまうので、無い方が着回しやすい。

あと、調べて見ると持ち物の魅力が増しますね。
良い物買ったなぁ。
ちなみに私物は名古屋にあるミリタリーの名店"EXTRA's GARMENT SUPPLY&Co"で購入しました。

https://extras.base.ec


本日はここまでです。
ご覧いただきありがとうございます。

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