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スランプと教育

ここ最近スランプ気味です。朝から晩まで大小様々な課題と、すったもんだ。そう簡単にスムーズにいかない日々です。頑張っているつもりが同じところを行ったり来たり。

なんじゃこりゃ?ファ?

そこで、頑張ってみる。「うりゃああああ」と限界突破したつもりになってみる。そうそう上手くいかない。

なんだか、自分で自分にブレーキをかけてしまっている気がします。いつからでしょうか。思い返せば3〜5歳ぐらいは、アクセル全開だった気がします。思いっきり全身で表現していた気がします。

どうしてでしょうか。幼さゆえの全能感や、周りの環境など、様々な要因があると思います。その中でも、周りからどう映るかという点に絞って考えてみます。幼さへのバイアスが働くからではないでしょうか。幼い時は全て、微笑ましく見える。「お絵描き」だろうが「アイウエオ」覚えただろうが、小さなことでも褒めたくなっちゃう。嬉しくなっちゃう。(大人たちは、自分自身の中にある可能性や才能の片鱗を見ている気がします)褒める。もっとアクセル。もっと褒める。もっとアクセル。幼さバイアス強し。

しかし、小学生ぐらいから状況は変わり出します。

小学校の世界は自分自身の長所や良さを発揮すると、ダルいんですよね。同調圧力的な環境は、特異性を育むより、殺して同質化を求める。本来、小学校の先生が、そうならないようリードし個性を育む存在なんだと思います。が、そんなハイレベルなスキル、全職員に要求するのは無理ゲーです。どんなに想いがあっても難しいのが現状。むしろ、なんとか指導するためには同質化してもらう方が合理的かつ負担も少ない。(今の時代に合っているかはさておき)

そんな期間がしばらく続けば、個性を発揮すると出しゃばり!などと後ろ指さされちゃったりするから自分自身に不安が積もる。自分自身にブレーキを踏む。長所や個性を上手に殺す習慣のデッキあがり。。。不安からブレーキかけてしまう。

だからこそ、ブレーキを外し自分のアクセルを自然に踏めるような環境が必要だと思います。そして、今20代の若者には不足していると考えています。

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(安直ですが、内閣府平成26年度データより)


13歳〜29歳に対してのアンケートで、7カ国の若者と比較した結果です。将来への希望や、自分への満足と行った指標で軒並み各国より30パーセント前後低い結果が出ています。詳しくはコチラを。


僕ら世代が、不安で人目を気にするでなく、自然と前に進める環境が必要だと個人的に感じています。安心できる環境を醸成していく必要があるのでは。


ひとまず、スランプはスランプで起こっているので・・・、じっくり向き合っていきます。人間て難しいです。


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