見出し画像

達成率20%のダメ営業だった僕が倍率200倍の外資系企業へ転職を成功させた方法

今の時代、一つの会社にいるのは時代遅れで
色んな会社を渡り歩いてキャリアを伸ばすのも
当たり前になってきましたね。

かく言う私も、国内企業に就職後、
上がらない給料に嫌気がさして
当時、倍率200倍の外資系IT企業に転職し
年収は3年で2.5倍になりました。

私は前の会社では最初、ダメ営業といわれ
英語ももちろん喋れません。

そんな私でも転職を成功させることができた、再現性のある転職のコツをご紹介します。

はじめに、この記事を読むメリットは以下です。

1 実績もスキルもない中から転職を成功させる手順と考え方がわかる

2 外資系希望の営業の方の転職成功に繋がる

このような事を掴んでもらえます。
それでは、早速ご紹介します!

何のために転職するか?


最初にやるのは、自分のビジョンを明確化することです。3年後、5年後、どうなっていたいかを自分の中で整理しましょう。
理由は、これがないと、どんないい会社に入っても自分が幸せになれるか分からないからです。
ただ楽で給料のいい会社に入っても、やりがいがないとつまらなくなるかもしれないし、逆にやりたい仕事でもあまりに給料体系等が悪いと続かないかもしれません。
例えば、私だと以下のようなイメージでした。

3年後:
転職し、ITの営業として最高峰の組織に入る
年収1000万円が理論的に可能な組織に入る
セルフイメージの高まるブランド力のある企業に入る

5年後:
年収1000万を超え、30代で2,000万を狙える状況をつくる
営業としてトップクラスの組織で上位の成績をあげる
教える側に周り育成ノウハウを学び始める

簡単な書き方ですが、こんなイメージです。
私はここに結婚などのプライベートな事、行きたい場所や欲しいもの、スキルなどを加えて10年後まで作りました。
これによってどんな会社に行きたいかを
具体的にイメージします。
そして、そんな自分は、だいたいどんなスキルをもっているかを考えます。

3年後:
顧客をファンにするコミュニケーション力
→プレゼンスキル
→気遣い
→クロージングスキル
高い提案力
→SEや会社を巻き込むリーダーシップ力
etc
効率的に仕事を回すスピード
→効率化の徹底、工夫
→同僚を巻き込んだ情報共有
etc

このような形で、なりたい自分がもっているだろう能力を合わせて書き出します。
これを元に、次の実績づくりを行います。


転職準備:話せる実績や経験はあるか?

それでは、計画が練られてきたら行動です。
というよりも、行動しながら計画をたて、違ったら修正する、というやり方の方が明らかに進捗しますので、実際には試行錯誤の中で行います。

まず、一番最初にやるのはゴール設定です。
実績として一番言いやすいのは、もちろん数字なので、営業なら達成率や組織内の順位にとにかくこだわりましょう。

もちろん組織でトップ、達成率トップなど言えればいいですが、難しければ、成長率という表現もできます。
去年から今年にかけて200%数字を上げ、その裏ではこんな工夫をした、という表現ですね。
インパクトもあり、努力の裏も見れるとてもいい方法ですので、場合によって使ってみましょう!

その上で、本当にいい希望する組織に入るには、大きな数字を挙げているのは当たり前です。
そこにどれだけ具体的に、工夫した事や、組織に働きかけたこと、成長のために努力したことがあるかが重要です。

ここで、先程作った、将来目指す能力のリストを使います。これらの将来持ちたい能力に対して、今、もうもっていると仮定します。
そして、もし、もっているとしたら、自分は今の環境でどんな行動をとっているだろうか?と考えます。
例えば、リーダーシップがあるなら、提案チームに対してどんな働きかけをするか?営業組織内で、相乗効果を発揮させるためにどんな発信をするか?
こういった点を考えて、面接で話せるように行動しておきましょう。それによって、もちろん自分のスキルも上がるし、面接も中身が濃くなります。
どの道、手に入れなければいけないスキルですし、採用側もそのスキルをこれから習得しますという人よりも、少しは発揮してきてます、という人を採りたい。
そこにアドバンテージを発揮することができるようになります。
一応、こちらも例をあげます。

提案力
→人気顧客の大手化学メーカーを攻略するために、
 マネージャーと話合い、専属SEをつけて
 提案体制を最初から強化して取引き拡大を狙った
 結果、金額は大きくないが、お客様のコアになる
 システムの一部を受注する事ができ
 その後の取引拡大のきっかけを掴めた

組織力
→提案する際に、他の営業の提案書や受注したシステムの概要があると、資料作成の効率化や、提案の事例として使えるようになる事をあげ、提案書をファイルサーバに全員で投稿していくようにした。
それによって資料作成速度もあがり、提案の説得力も高まった結果受注率向上につながった。

このようなイメージで、実際に私は行動を起こして面接でも使いました。
話すと凄い事に聞こえるものも、実際にはちょっと工夫した程度だったりするので、こういった要素を狙ってたくさん作っておく事が面接での中身の濃さにも繋がりおすすめです。
もちろん営業成績もあげた上でという事を忘れないようにしましょう。

転職活動:紹介があればベスト

最後に、具体的な転職活動について、2点ほどポイント書きます。

-1 リファーラル制度を使う

私は当時、リクルートエージェント経由で面接を受けましたが、それに対する反省も込めて解説します。

まず、初めて外資系に転職される方はなかなか難しいかもしれませんが、リファーラル制度(紹介)を使えるかどうかをまず模索しましょう。

知り合いの知り合いとかでも、その会社に在籍していて紹介をしてくれる人を探すのです。
なぜか?
採用可能性が10倍近く違うからです。
実際に私が入った会社も、リクルート経由は200倍、紹介だと20倍程度でした。
しかも、給与交渉もしやすくなります。
私の場合、ここは完全に失敗し、給与の交渉はしておらず後で悔しい思いをしました。
でも、もともとの給料がベースとなって交渉になるので、ある意味では仕方ない部分もありますが、交渉の余地があるということは知っておきましょう!

-2 JACなどの外資に強いエージェントと繋がる

次に、例えば外資系にいきたいなら、という事ですが、それに強いエージェントと繋がりを作る事が重要です。

今はリンクドイン等からいくらでもやり取りできる環境があるので、これを使わない手はありません。

こういったエージェントから、より業界の情報を掴んで、自分に最も合う企業を探すだけでなく、複数社にエントリーします。
何社かで採用が出ればこれも交渉力を高める結果に繋がります。

まとめ

転職することは、新しい出会いもあり、キャリアアップだけでなく経験値、スキルの幅も広がります。
また、前職との繋がりも、円満退社すればより深まったりもします。
考えて準備した上で行動すれば、人生においてメリットはかなり大きいものとなります。
是非みなさんも、転職を成功させて人生を豊かにしていきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?