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ニューヨークのバンドを連れてアジアツアーへいく【音楽、メンバー選び編】

ニューヨークに渡った時、一つの大きな目標が自分のバンドをニューヨークから連れて日本でツアーをすることだった。

8年かけてようやく一つの目標が達成されようとしている。

今回自分のバンドでのツアーに必要だったものを僕の立場でだがシェアする。

ツアーと言っても何を目標とするかで大きく難易度が変わる。

適当にその場のセッションのようなもので有名な曲を演奏したりジャズスタンダードのようなものを提供するなら予算さえなんとかすれば割とすぐに形になるだろう。

もちろんツアーに行くからにはどんな内容のものであれ、ある程度のミュージシャンとの信頼関係や一緒に頑張ってきた歴史のようなものは必要だ。

お金をかけたからといってやってもらえるものでもない。

その中でも僕がやりたかったものはさらに難易度が高い、自分の音楽、それも自分が演奏する意味があるスタイルのものだ。

自分のアイデンティティがあるものとでも言うのだろうか。

これはとてもハードルが高かった。

コンセプトを考えたり、自分の生まれや育ち、好きなもの、そしてNYで体験してきたものや現地のミュージシャン達と積み上げてきたものをまとめて一つのスタイルにする必要があった。

なので僕はまず、サイドマンとしてニューヨークで必死に活動する選択をした。

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ニューヨークでプロピアニストとして活動する泉川貴広のステージの裏側、日々の試行錯誤や新しいアイディア、海外のトレンド、音楽ビジネスの動きな…

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