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自分のバンドでのツアー。 必要だったものを詳しくみていく。

NYからバンドを連れていくアジアツアー。今中国公演真っ最中だが、前回触れた、日本公演で必要だったものを一つずつ詳細をみていく。

[メンバー向け]

メンバーのビザ
興業ビザと呼ばれるもの。
到着日の次の日から最大15日間滞在できる。
外国人ミュージシャンが日本で演奏してお金を稼いでもいいよというビザ。

これは必須。
割とチェックされないからとビザのお金をケチって観光ビザで連れてきている人もたまにいるが、完全に法律違反。

自分やメンバーのみならず、出演した会場にも責任が行くようなので注意。

やはり面倒でも規模が小さいうちからしっかりとルールと法律にのっとった動きをしておくことで、いつ成功しても良いようにしておきたい。

ビザの取得は個人ではできないので、イベント会社や大きめのライブハウスなど条件を満たした会社にスポンサーになってもらう必要がある。

費用や方法はバンドメンバーがどこの国籍かによるが、今回は一人3万5000円ほど、アメリカへの郵送費が15000円ほど、もろもろ雑費が5000円。そしてスポンサーへの手数料が1万円、合わせて65000円ほどだった。メンバーは今回は2人なのでビザだけで13万円。割とバカにならない費用だ。

飛行機
航空券は時期によって違うが、アメリカ、日本直行便で18万円ほど。3人で54万円。

メンバーとの人間関係によるが、どうしても予算が苦しい時は合計16時間台までなら乗り継ぎでもよいという風潮がある。今回は申し訳ないが乗り継ぎでお願いした。

ちなみに僕は割と乗り継ぎのほうが好きだ。真ん中らへんで休憩をとっている感じになるし、特にアメリカに戻る時は乗り継ぎ時に入国審査を済ませるので、ニューヨークに到着したときはすぐ空港を出ることができる。

真ん中でやすみ、入国まで済ませられる。16時間台ならトータルで考えるとあまり時間は変わらない気がする。

日本での交通手段

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ニューヨークでプロピアニストとして活動する泉川貴広のステージの裏側、日々の試行錯誤や新しいアイディア、海外のトレンド、音楽ビジネスの動きな…

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