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現在行っている活動について

今回は現在行っている保険外サービスの活動をお話していきたいと思います。
現在行っている活動は以下の2点になります。

①保険外サービスを展開している企業から業務委託で、保険外訪問を行っている
②介護タクシーと連携するのを目的に、搬送車に同乗し活動している

①について
偶然TwitterのDMから声がかかり、業務委託契約を結ぶことになりました。
保険外訪問をしていて、気付いたことを以下に示します。

・訪問時間はクライアントと話し合い、必要な分を契約する為、保険訪問と違い、時間のゆとりがある。
・時間のゆとりがある分、保険訪問と比較し、利用者や家族とより丁寧な関わりを持つことができる。
・より利用者のニーズに特化したアプローチができるのが面白い。
・必ずしも医療者という立場を前面に押し出す必要がない。

以上になります。今までは医療的観点から、利用者の課題を疾患や生活レベルから落とし込むことばかり考えていました。保険外サービスの場合は、上記にも書きましたが、利用者のニーズに最大限のアプローチをすることができるのが魅力だと思います。そこに必要なのは必ずしも医療者目線とは限りません。
生活支援者としての目線も重要になってくると思われます。ここでの経験を、将来の自分の保険外サービスに活かせる様に頑張っていきたいです。

②について
色々な人からアドバイスを頂き、一つの結論に達しました。それは自分を認知してもらう為に必要な工程を踏んでいく必要があるということです。
そのファーストステップとして、介護タクシーとの連携を選択しました。
理由を以下に示します。

・看護師個人で保険外サービスを行っている人が、全国探しても皆無に近い為、認知度はほぼ無い。
・自分が提供したいサービスが、ケアマネ業務と被る内容が複数ある為、実績のない状況での営業は効果に期待が出来ない。
・介護タクシー業界の実態を知り、業務に関わることで、MSWやケアマネとの仲介に入って貰うことができる。
・実績を積むことで、介護タクシーとの連携が密になり、実績にもなる為、次のステップにいく為の最短ルートだと思った。

以上になります。介護タクシーとの連携は想像以上に難易度が高いと感じてます。その理由も以下に示します。

・そもそも個人事業主として、保険外サービスをしている立場で考えた時に、介護タクシーとどの様な案件で連携を取るのか、定まっていない。
・看護師との連携=医療処置が必要な人が対象というバイアスがかかっているケースが多く、それを取り除くのが大変。
・利用者の情報が現地に行かないと分からない。スポットでいきなり依頼が入るケースが多い為。
・どの様な情報を現場で収集し、搬送先に提示するべきか、フォーマットがない為、現場経験を積み重ねながら、自分で作っていく必要がある。
・サービスの価格設定が明確でない。認知度も低い為、適性価格や相場以下で調整する必要がある点。介護タクシー会社と事前の価格設定をする必要がある点。

以上になります。業務だけでなく、ビジネスとしての視点もシビアに考えていく必要がある為、交渉力、提案力が求められます。Webの仕事で鍛えられているとはいえ、未開の地を開拓していく作業は、ロールモデルがない為、難易度は相当高く感じてます。

自分の事業として、収益化するまではもう少し時間がかかると思います。正直なところ地域差もかなりあると思います。
ただ保険外サービスを世に広めるのは、自分の大義名分でもあるので、この高い壁を乗り越える為、一つ一つ楽しみながら進めていきたいと思います。

今回は以上になります。今後もWebや保険外サービスで気付いた点を不定期にはなりますが、更新していく予定です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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