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新譜レビュー マキシマム ザ ホルモン「キ・セ・イ・ラッシュ」

さすがにnote更新しなさすぎて誰が望むでもないのに半ば義務感からの更新。

2〜3000字の文書を2〜3日に一度のペースで更新してた時のやる気はどこへやら最近はプライベートで引っ越しもあったりして新生活に馴染むのに大変なのと、なんやかんや1人を謳歌してたのもあってそもそも時間が取れないでいました。

けどせっかく習慣になりそうだった音楽のことをしたためる行為を諦めたくはない。頑張って筆を取ります。

今回は初めて新譜のレビューです。

サブスク全盛時代。定額でお金を落とすだけでいろんな音楽が聞ける。

アーティストからは悲観的な声を聞くこともありますがやはり聞き手としては便利です。新譜もすぐアップロードされるのでCDを買う機会はかなり減りましたよね。CDを買うのは好きなアーティストに半ばお布施のような気持ちでお金を落とす。もしくは付録で入ってるライブの先行に申し込めるチケットや特典のDVD目当ての時が多いです。

そんな中、サブスクに楽曲提供していないゆえに本来の音楽を聴くという目的でCDを買わざる得ない(普通に買いたくて買ってるけどあえてこの表現を使います)アーティストもままいます。


僕の大好きなバンド、ホルモンもそんな稀有なアーティストの1組。

ホルモンは音楽性もさることながらライブパフォーマンスやバンドプロデュースの仕方が魅力的なバンドです。なんというか音楽性、セールス、ライブなにをとってもポップとコアの融合の具合が絶妙ですごく魅力的なんですよね。CDを買わなければ楽曲を聴けないというのはコアな部分かなと思います。(ここら辺語り出すと長くなるのでまたの機会に)

ただ、コアな部分に乗っかってくるファンにはめちゃくちゃ応えてくれるのもまたホルモンなのです。大概のCDには歌詞カードがついてますがホルモンの歌詞カードは作詞作曲の亮君の楽曲解説もついてきます。この楽曲解説がまた面白い。解説を読んで曲の検知を深めれるのもいいんですが単純に亮君の書く文章が面白いんですよね。これはフェスとかでホルモン見て好きだけどCD買ったことない人には是非勧めたいです。

ちなみに楽曲解説は世間的にサブスクが流行ったから差別化するためにやっているわけではなくて昔からずっとやってます。バンドの楽曲への想いが伝わるし、ホルモンの歌詞って耳だけではなかなか聞き取れないので歌詞をしっかり読んで意味や意図を読み取るのが楽しいんです。


そんで2024/6/19リリースされた「キ・セ・イ・ラッシュ」ですが、楽曲のクオリティがほんと高かった。

新曲は「殺意vs殺意」の一曲なんですが、

他の収録曲は「殺意vs殺意」の生田斗真とのコラボver

さらにはシミとチューチューラブリームニムニムラムラ(以下略)というキラーチューン2曲(2曲とも以前noteに書いた僕を構成するアルバムの一枚にも選んだぶっ生き返すに収録されてる曲)

https://note.com/taka37ku/n/nacc127005a5f

この2曲はコラボでそれぞれ新しい学校のリーダーズとあのちゃんとノリに乗ってる2組とのコラボです。

ホルモンってバンド同士の横のつながり間違いなく強いのに楽曲ではコラボとか他のアーティストのフューチャリングとかにも参加してるイメージあんまりないフェスとかでもあんまりコラボしないイメージなのでコラボフェチの僕としてはすごくワクワクする組み合わせでした。特にあのちゃんとのコラボがすごい好き。ナヲちゃんパートの女声もダイスケはんパートのデスボイスも大暴れしてるあのちゃんがすごくいいのです。


新曲の殺意vs殺意も真っ向からホルモンの新曲って感じがしてすごく好き。去年出た恋のアメリカは個人的にはちょっとネタ曲っぽい感じがしてあんまりホルモンみを感じないからハマれなかったけど殺意vs殺意はずっとリピートして聴いてます。

個人的には今後もホルモンのヒットチューンを粋のいい油乗ってるアーティストとコラボする流れがつづいたらいいのにと思ってる。

8月のロッキンジャパンでは生田斗真とコラボするらしい。多分同日にあのちゃんが出演してるのであのちゃんともコラボあるんじゃないかしら。俺はいけないけど当日がすごい楽しみ。今後のホルモンが出演するフェスはあのちゃんや新しい学校のリーダーズが出てないか気にしちゃいそう。笑

余談だがホルモンが見たすぎて毎年行ってたけど今年は参戦するつもりがなかった京都大作戦の7/7リセール申し込んでみた。激戦だろうから多分当たらないだろうけどさ。殺意vs殺意をライブで聴いてみたいな。

10-FEETの第ゼロ感が出た時もどうしてもすぐライブで聴きたくてスクランブルでポルノ超特急のチケットを買ったのを思い出した。


CDをなかなか買わない時代だけどライブへの起動力になるような魅力的なCDを今出せるアーティストはすごいと思う。当たれ!大作戦!

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