懐かしき顔
本朝、cross bikeを転がしていたら、見覚えのある男性が、ゴミ捨てをしていた。
「久しぶりだなあ。康友だべ」
「誰?」
「はは、わがんねえが」
と言って、そのまま過ぎた。
お互いの家は知らぬが、歩いて5分程の処の自宅に住んでる(はずだ)。
自分は中学時、剣道部で、練習場所の公民館から、帰宅すべく自転車に乗ってたら、何かが当たった。
どうやら、おもちゃの鉄砲の弾丸だった。
それを撃ってたのが、彼だった。
高校2年か3年の時、トイレでたばこを吸ってる気配があった。
別にそれを咎めたり、報告しようとはまったく想ってはいなかった。
そしたら、康友が大便所のドアを叩き、開けさせ、中で吸ってた2,3人の下級生を嗜めていた。
其れを見ていて(E)と感じた。
もし、それらが、先生方に知られたら、困る事になるのは彼らなのだから。
おらあの風貌が変わり過ぎたのやも──。
高校時代の写真と数年前の写真を見比べた或る女性には
「かなり変わったね」
と言われたこともある。
高校時代1年生の時だけ、同じクラスだった男性と話をしていて、相手が丁寧な言葉で此方に対応して来ると、なんか哀しさを覚えて、それ以来会っても話をしない事にしている。
中学1年の時だけ同じクラスだった坊屋とは、相手も普通の昔ながらの態度で話が出来ているので、会う事があれば、結構話も弾んだりする。
おらあにとっては、同級生は何時迄も昔のまま。
上級生や下級生で此方も知らない人には敬語で対応をしている。
其れは、彼らがまったくの他人だから、という認識を持っているからなのだろう。
自分にとって、同じクラスメイトだった人に、余所余所しく対応される事ほど、やりきれない気持ちを感じさせる出来事はない。
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