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運動能力が高い幼児を育てる親の特徴は?

こんにちは、TAKAです。


幼児の運動能力は親からの遺伝で決まるのか?

アスリート同士の結婚が発表されると、運動が上手な子どもが生まれることが期待されやすいです。実際に、日本トップレベルのアスリートの中には、両親もオリンピックなどの世界規模の大会に出場経験があったりします。


遺伝による影響は諸説があります。ある研究では、遺伝の影響力は10%程度であり、幼児の運動能力の発達に影響を与える要素は後天的なものが90%をしめるといわれています。

必ずしも遺伝のみが運動能力を決定づけるとは考えられていません。大切なのは、幼児をとりまく環境です。

幼児を取り巻く環境が、運動能力の成長に良くもわるくも変化を与えます。幼児は幼稚園や保育園で1日の大半の時間を過ごすことが多いです。活発的な遊びや運動は幼稚園に任せてしまおうと考えている保護者もいると思います。

ですが、子どもの生活リズムや環境を整える役割は保護者にあります。親が幼児が運動することに対してどのような価値観を持っているか考えてみることは大切だと思います。

では、運動能力の高い幼児の親の特徴はなんでしょうか?


・父母ともに運動をすることに好意的である


親自身が運動することに積極的であったり、好適な感情をもっていると幼児の運動能力は高い傾向があります。これは親が運動嫌いではなく、幼児と積極的に運動に取り組もうとするからです。
では、運動が苦手な両親は、幼児の運動能力を高められないのでしょうか?
僕が強調しておきたいのは、両親が運動を苦手だと思っていても大丈夫だと言うことです。僕も運動することが好きですが、苦手な運動はあります。大学の入試で実技の1つであった、サッカーのリフティングは2回しかできずに、顔面蒼白になりました。笑

運動が苦手でも、楽しいと感じることはできると思います。「すること」が苦手でも「みること」が好きだったり、「しること」が好きな場合があります。大切なのは、「運動」ということに対して否定的な気持ちをもつのではなく、肯定的な態度を示すことです。親の考えは子どもに通じることがよくありますからね!

・父親が子どもと頻繁に運動をしている

頻繁にと言っていますが、実際に多くの父親は平日に仕事があったりして、なかなか時間を作ることが難しいです。なので、時間を作れるとき、例えば土日祝や平日の仕事が早めに終わった日などに、家族サービスをしてみることが有効です。

土曜日の朝に動きたくない気持ちわかります。仕事の疲れや花金の余韻もあると思います。ですが、少しでもいいので子どもと運動する時間を作れたらいいと思います。運動といっても本格的なスポーツをする必要があるわけではありません。

例えば、公園で子どもが好きな遊びを一緒にしたり、自分が好きな運動(キャッチボール)を一緒にしてもいいと思います。簡単なものでも、幼児にとっては十分な運動です!

・父親は子どもと遊ぶことが好きである


先ほど、一緒に遊ぶことが大切だとお伝えしましたが、親がいやいや遊んでいるとあまり幼児の運動能力に影響がありません。父親が子どもと遊ぶことにあまり乗り気ではないと、遊びが手抜きになっているかもしれません。

例えば、公園で椅子に座っている時間が増えたり、動きが鈍くなってしまったりするかもしれません。そうなってしまうと、自然と子どもの活動範囲や内容が落ち着いてしまい、運動量が少なくなってしまいます。

それに対し、子どもと一緒に遊ぶことが好きな父親は子ども以上に体を動かして汗をいっぱいかきます。運動をすることでストレス発散や健康増進につながります。そうなるとさらに運動をすることがすきになったり、積極さが増していきます。父親のアクティブさは子どもの運動内容に大きな影響がありそうです。

なので、子どもと遊ぶことが好きな父親の幼児は運動能力が発達しやすいです。

・母親が子どもと適度に運動をしている
・子どもの遊びに過剰に干渉しない

父親に対して、母親の場合は遊びの頻度を適度にしています。その理由は、子どもの遊びに過剰に干渉しないということにもつながってきます。

幼児が心身の成長を促進していくために、遊びや運動は必須な活動です。幼児は自分で興味を持ったことに対して、積極的にとりくむ傾向があります。好奇心が幼児の運動能力を育てていきます。

ですが、幼児の遊びに過剰に干渉をしてしまうと、幼児が本当にしたかった遊びができないことがあるかもしれません。また時には親の手伝いなしで、自分で挑戦することで成長が進んでいくかもしれません。そのため、常にそばにいる母親が過度に子どもの遊びに干渉してしまうと、自然的な運動能力の発達は望めない可能性があります。

なので、週5から6回一緒に遊ぶのではなく、週2回や多くても3回ぐらいでいいと思います。平日の半分は母親と遊び、その他の時間は幼児がしたいことを自由にさせてあげる。その他の時間で一緒に遊んではいけないと言うわけではありません。母親が遊びをコントロールする時間を適度にする必要があるということです。

地域のスポーツクラブや習い事に行くことも、自由な遊びを制限する可能性があるので、子どもの「やりたい気持ち」を優先してあげたらいいと思います。

・母親は子どもの運動量を増やそうとしている


子どもの運動量を増やそうとしている母親は、積極的に公園や運動施設など、子どもがしっかりと体を動かすことができる環境に連れていく傾向があると思います。また、外遊びだけじゃなく、室内でもトランポリンやボールなどで遊ぶようにしたり、地域のスポーツクラブに参加することもあると思います。

そうなると、自然に子どもの運動量運動の質があがっていきそうですよね。

・子育てに不満を感じることが少ない


保護者の過半数は子育てに何かしらの不満を感じていると言われています。現在は、自宅待機もあり子どもは幼稚園や学校にいけないこともあると思います。そうなると学業や運動量などいろんなことに不満や不安を感じますよね。

保護者のこころのゆとりは子どもに伝わりやすのかもしれません。親子間での空気感が少し重いと子どもは活発的になりにくいのかもしれません。僕も母親が怒っていたときは、なかなか遊びづらかったものです。


今回は、運動能力の高い子どもの保護者の特徴を紹介しました。

全ての条件をあてはめてみようとするのは、中々難しいと思います。そんな完璧な人はいないよと思われるかもしれません。

なので、今、自分が運動に対してどのような気持ちを抱いているかを見返してみて、足りてない要素がありそうだったら、できるところから少しずつ改善してみてください。

子は親を見て育つ。

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ありがとうございました。

TAKA

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