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オードリー・タン 日本人のためのデジタル未来学③:台湾での「ピンクマスク事件」閣僚がピンクのマスク姿で登場!?

読書ノート(58日目)
さて、本日もこちらの本からです。

この本で始めて知ったのですが
コロナ禍で「ピンクマスク事件」
と呼ばれる出来事が台湾で
起きていたようで、今日その紹介です。

・台湾が持つ柔軟性、多様性の例として
 ピンクマスク事件がある。

・小学生の息子がピンク色のマスクをしたら
 同級生に笑われた事を母親がホットラインで相談

・その翌日、衛生福利部の定例記者会見にて
 指揮センター幹部が全員、
 ピンク色のマスクをして登壇。
・その場でホットラインの内容を紹介し、
 「あなたを守るのに、
  マスクは何色でも関係ないよ」と呼びかけた。
・その後も、行政院長(首相)や大臣にピンク色の
 マスクの着用を依頼。
 政府機関はFacebookのロゴをピンク色に変更。
 「#ColorHasNoGender」の活動に発展し、
 様々な企業のFacebookのロゴもピンク化し
 SNSで拡散された

この話を知ったとき、
台湾の持つ柔軟性やスピード感に
正直驚きました。

何だか心が温まるエピソードですし
まさにSNSで多くの人たちが共感し
拡散されていくのも納得です。

僕自身、企業のSNSアカウントの
運用担当を経験したこともあり、
およそ200投稿くらいに携わらせて
いただきました。

投稿内容を考える際
つい、企業目線での新商品の紹介や
SDGsの取組みを投稿しがちなのですが
僕が担当していた中で
最もバズった投稿は
世の中のニーズや困りごとに
タイムリーに答えた投稿で
投稿直後から、いいね数とリツイート数が
どんどん増えていくのを見て
これがバズるって事なんだ!!
って実感しました。

その後、その投稿は
ヤフーニュースにも取り上げていただき、
チームで嬉しさを分かち合う
そんな思い出深い仕事になりました。

SNSの担当をして学んだ事は
一旦、企業目線での言いたい事を捨てて
世の中の共感ポイントを探すこと。
お金を払えば思い通りに宣伝してくれる
CMなどとは違う、SNSはナマモノな感じで
難しくもあり、奥深い仕事でした。

ピンクマスク事件のように、
世の中に良い影響を与えることって
考えるだけでもワクワクします。

今の会社でも、そういったチャンスは
きっと作れると思うので、
何事も自分次第!ということで
今後も視野を広く、理想は高く
チャレンジしていこうと思います!

それではまた明日―!

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