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全国の精神疾患持ち必見!〜重度うつ病患者だった僕が身体を張ってTMS治療を一年やった結果〜


現在、僕は精神疾患への治療法として期待されてるTMS治療を受けてます。

僕は8年ほど前に受験のストレスが重なって重度のうつ病を発症しました。

字や文章は読めなくなり、簡単な計算も難しくなり
昼間は寝続け、突然気絶したり(ナルコレプシー)、慢性的な腸過敏症で歩行困難になってしまい、手すりを掴まないと階段は上がれなくなり、横断歩道を渡りきるのも一苦労で
渡りきれずに車に轢かれるんじゃないかと怖くなるほどかなりヤバい状態でした。

当時、足腰の悪いお爺さんお婆さんの気持ちがわかる様になったのを覚えています。

当時は自律神経失調症だと自己診断していたため、かかりつけの医師に薬を出してもらい
鬼気迫る気合いでなんとか受験を乗り切り、ストレスから解放されたことで症状は軽くなってました。

ところが世界を襲ったコロナ禍の最中またもや症状をぶり返し始め、テストの点が極端に悪くなり症状を自覚しました。

とにかく知識を詰め込まなければいけない医療系の学生にとってうつ病は死活問題です。

そうこうしている内に希死念慮(自殺願望)まで出始める始末。

もう最悪でした。

そんな僕を心配してか、母親が件のTMS治療を探してきました。

TMS(経頭蓋磁気刺激)治療というのは正式名称:反復経頭蓋磁気刺激法というもので比較的新しい治療法です。似たようなものだと電気痙攣療法というものがあります。

簡単にいうと脳に電磁波を流す治療法です。

ここで皆さん思ったと思います。

胡散クセェ……って

僕も初めて紹介された時は同じこと思いましたよ
だって曲がりなりにも医療系の学生で医学の知識はあるわけです。

頭にアルミホイル巻いてる連中がまたカモられてるのかと思いましたよ。

水素水、血液クレンジング、電磁波予防コンセントみたいなオカルト医療の一種だと普通に思いました。

で、一応どんなヤバい治療法なんだろうと調べてみたんですよ
そしたら驚きました。



ちゃんと論文があってハーバードやらの有名大学で治験もされてる…だと…?

しかも薬物耐性のある患者には日本でも保険適用されてる……だと……!!?


いやマジか…思った100倍マトモな治療法だった………


詳しい作用機序は僕が受診しているブレインクリニック東京のサイトをご覧ください。



何と言ってもこの治療法、適応症が広くて副作用も少ない
何より薬物が要らないということです。

保険外で高額なのがネックですが、受験期にうつ病を認識した最初の方に処方された精神安定剤が身体に合わず飲んだら最後、良くなるどころか一日中ダルくなって日常生活を送れなくなったのをきっかけに断薬してしまった経験があるので
薬物療法には手を出したくないと言う思いがありました。

適応症は以下の通り
・発達障害(ADHD・ASD)
・睡眠障害
・不安障害
・パニック障害
・摂食障害
・強迫性障害
・うつ病
・双極性障害
・PTSD

この様にDSM-5で分類されている大体の精神疾患に効果が期待できるらしいです。

ですが、不信感が拭えなかったのは事実です。
かと言って現状を可能な限り早くマシにするにはこれしかありませんでした。

というわけで全国の発達障害者と精神疾患患者のために自ら被験体として新技術のデータの一部となることに決めました。


実際にやってみた

と言うわけで早速、ブレインクリニック新宿に予約を入れました。

なぜここにしたのかと言うとTMSを受けられる大学病院に比べて予約が取りやすそうだったからです。

ちなみにこのクリニックはオンラインで予約するのが基本のため、めちゃくちゃ予約取りやすいです!

大学病院なんて予約1年待ちなんてザラですからね
妥当だと思います。

そして予約当日は治療手順や料金の説明を受けてQEEGと言う脳波の検査を受けました。

個人情報なので結果はお見せできませんが、結果は案の定かなり悪く、即刻治療が必要といった感じでした。

そして次の予約日の際に1回目の治療を行いました。

最初は低レベルの刺激から初めるのですが、一回目が終わった時は衝撃的でした。


なんと、頭がスッキリしていたのです!

しばらくすると平衡感覚が無くなり常に宙に浮いてるかの様な感覚が続き

目に入るもの全ての情報が物凄い勢いで頭に入ってくる感覚に襲われました…



そうか、これが世界か…(ガンギマリ)



なんか似たエピソードに幻覚サボテンに宇宙を見させられてからヤクを量産して自分で試してた天才薬学者が居たような……

ティーカルとピーカル書いてそう(偏見)

参考↓


(ちなみにこの人はアレクサンダー・シュルギンというアメリカの天才薬学者で現在の合成麻薬や向精神薬の多くを作った偉人です。
後年はDEAの捜査に協力していました)


まぁそんな感じで擬似違法薬物体験みたいな感じになってからしばらくトランス状態が続いていたのですが
家に帰ると今まで悩まされてた睡眠障害が嘘の様に深い眠りにつけました。

次に目を覚ますと次の日の夕方でした。



ダウンタイムについて

TMS治療にはダウンタイムがあり、一回受けると1日から1週間程度身体がダルくなり、頭に違和感を感じます。

治療を重ねていくとダウンタイムは短くなりますのでご心配なく。

ダウンタイムが明けると頭は今までよりもクリアになり、頭の働きや記憶力も確実に改善していました!

TMS治療の仕組みは簡単にいうと
混線した脳神経回路を電磁波で少しずつ解いて、正常な配置にする治療です。

例えるとインドのカオスな電線を整理して、日本の綺麗な電線にすげかえるみたいな治療法です。


患者の脳神経のイメージ


よく分からんと思いますが
治療中は、頭に電磁波を流すデバイスをセットし、頭にビリビリと電流が一定のリズムで断続的に流れます。

治療は右と左で片方づつ交互に行なっていき、段々と出力を上げていきます。

初めはとても刺激的ですが、そのうち気にならなくなります。


ブレインクリニックに訪れる人の特徴


よく精神科や心療内科にはおかしな人しか行かないから行きたくないと言う人がいますが
そんなことはありません

実際に僕が待合室で見た人たちは皆、小綺麗な格好をした人たちで、
若い学生やスーツ姿のOL、家族連れと
本当に見た目では分からないくらい普通の人ばかりでした。

現に僕も、場にそぐわないストリートファッションで行ってますからそんな心配する必要がありません。


これから先、うつ病や発達障害で人生の時間や機会を無駄に過ごすなら
思い切って受けてみた方が身のためです。


あれから一年


受けた当初は先ほど書いたような深刻な症状が出ていた訳ですが
26回程度治療を受けた今は、ほとんど症状が出なくなり毎日快適に過ごせるようになりました。

勉強も身が入り、脳の働き方も問題ありません。


ただ、2〜3週間程度すると少し症状が出るのでその時はすぐに治療を受けにいけば治ります。


まだ完全に寛解したわけではありませんが、少なくともうつ病に日常生活を支配されなくなりました。

僕が自分の脳を差し出して行なった実験ですので完全に個人の主観に基づいて書いてます。
なのでプラセボ効果も入っているものと考えてください。


ただこの治療法は医学的根拠がある治療法ですので、同じ病気に悩んでいる人は是非治療を受けてみてください。

(ちなみに親友も実験に参加させた結果、効果出てますので正確には2人分です笑)

ではこの辺で!

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