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こんな上司は嫌

やっぱり歩み寄れないし、好きになれない。

ハラスメント上司に対して心を開くことは
とてつもなく難しい。

でも「なんでなの?」って聞かれたら
即座に返答できない自分がいる。

悪口なら山ほど出せる。
でも、根本何が原因で歩み寄れないのか?
何が原因で心を開けないのか?

今更だが、わかっていない自分がいた。

一種のモヤモヤが残って気持ちが悪かったので、自問自答を繰り返した。

その中で出た結論は「価値観を押し付けられる」こと。

これが自分の中で最も大きな原因だった。

上司は、口癖のように「俺の時は、、、」と言う。

「今はみんなフォローしてくれるけど、俺ん時は全部1人でやっていた。毎日吐き気するぐらい」とか。

過去の辛い体験がその上司の今を形成しているんだろう。そうやって話す時の顔はいつも誇らしげだ。

ただ、過去の話をするだけならいいのだが、上司は過去の経験を元にした価値観を私に押し付けてくる。

自分が受けてきた当時の上司からのハラスメントを、同じように私にもしてくる。

それが私の為になると本気でそう思っている。

上司は怒られても何があっても、気合いと根性で頑張れ!っていうタイプだ。

世の中は常々変化しているのにも関わらず、自分の過去の経験が絶対だと信じている。
世の中の流れに合わせて、指導方法を変えようとしないのだ。

「前聞きましたよ」って話を何度もされたり。
武勇伝を語ったり。話が長くて何かある度にすぐ電話掛けてきたり。
報告事項は電話やメールでは許されず、口頭のみでしか受け付けてくれなかったり。

基本は自分のことばかり。
人の話を聴けないし、何かこちらが伝えてもすぐに遮ってしまう。

ダラダラと書いたがこんなことが、上司を受け入れられない原因となっているんだなって、改めて実感した。

別に上司に変わってほしいなんて思わない。
でも、同じような指導をしてきて、今まで何人もの人材が退職に追い込まれてきた事実もある。上司のハラスメントはだいぶ前から問題視されていたのだ。

それにも関わらず、会社は目をつぶって、何年にも渡り何の対応もしてこなかった。

ハラスメントが横行すると、言いたいことも言えず、上司のいいなりになってしまう。「心理的安全性」が確保されていないので、一つひとつの発言や行動が億劫になってしまうのだ。

「自由に発言や行動ができる会社」って思っている以上に少ないのではないだろうか?

でも、それって当たり前のことなんじゃないななって思う。そんな当たり前のことがハラスメントのせいでできなくなってしまっている。

私と同じように、ハラスメントを受けている人間はどれぐらいいるんだろう。

ハラスメントのせいで、その人本来が持っている特性を活かせなくなっていないだろうか。

どんな会社でも組織でもそう。

1番大事なのは「安心して働けるか」だと思う。これが全てのはじまりなんじゃないかな。

自分だけのことじゃない。
やっぱり、ハラスメントが横行している会社はおかしい。そう本気で思える。

だからこそ、自分の為にだけでなく、他の誰かの為にも戦っていかないといけないな。

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