見出し画像

心の破壊はすぐそばに①

これは自分の話。
昔からネガティブな思考ではあるものの、打たれ強く
どんだけ嫌なことがあっても、お酒を飲んで一晩寝さえすれば
ほとんど切り替えられる性格。

もちろん悩んだりする事も多いが、誰にも相談せずに
自分1人で乗り切ってきたという自負があった。

でもそれは自分の知らない所で、周りが助けてくれていたのかもしれない。

ここ1週間。仕事に出社するのが極端に嫌になっている。
理由はある1人の上司の存在。

相手は私の事を考えて厳しく指導する。
年齢もあり、今踏ん張らないと将来がしんどくなる。
負荷を掛ける事も多いが頑張ろうと。

正直、厳しい事を遠慮なく伝えてくれるのは有り難い。
中々、そういう人はいない。
その点は感謝しかない。

指導されている事も大半は理解できる。
正論でもあると感じている。

だけれども、毎日何かを報告する度に、威圧感を出されて
話も最後まで聞いてくれず、途中で遮られる。
そうなってしまうと、言いたい事も何も伝えられなくなってしまう。

そして、その後に追い討ちのように、複数の指示を出してくる。

「あれはどうなった?確認しといてね」
「あれも、そろそろしないとあかんね」
「自分の言葉・行動に責任もちや」

まだ一つも整理できていないのに、次から次へとやってくる指示。

今の上司になって約半年。
最初の正直、どれだけしんどくても頑張るしかないと思っていた。
上司の厳しさも当たり前と勝手に思い込んでいた。

でも、半年も経てば相手の事も理解し始めてくる。
上司の一言や言動、周囲への立ち振る舞い。
自分の中で少しずつ生じてくる違和感。

自分はもしかしたら上司に、うまく言いくるめられて洗脳されているのではないか?そんな気持ちも芽生えてきた。

ここ数日、人生ではじめてと言っていい程、メンタル的に追い込まれている。

そして、そういう時に上司は私からの連絡を待っている。

何がダメで、何をどう改善していくのか?自分から気付いて報告してほしいと。

少し前の自分ならば、前向きに考えて出来ていたのかもしれない。

でも今は、この上司と仕事をしていて、自分・そして家族の幸せを実現できるのか?という疑問が生じている。

上司からは文句や愚痴があれば、直接言い合おう。それがルールだと最初に言っていた。今振り返れば、他の方へ相談する道を閉ざすという意味でもあったのかもしれない。

私の上司は元々パワハラ気質であり、この上司の部下で今も仕事を続けている人は
ほとんど存在しない。数名社内には残ってはいるが、出世コースからは明らかに外れてしまっている。

自分の中ではその事実を知りながらも、自分が踏ん張る事でその上司のみられ方を
変えてあげられるかもと思っていた。

実際、優しい時はすこぶる優しい。エゲツないぐらい厳しい指導をされた後は
決まって優しくフォローする事も忘れない。

そんな優しさに感動する事もあった。

上司の仕事に対する姿勢は非常に厳しい。
決して妥協は許さない。それは社内だけでなく取引先に対しても同様だ。

仕事はできる。結果も残せる。だけども能力にあったポジションを得れていない。

一緒に仕事をしていて、基本的に自分の話をすることが多い上司。
昔の自慢話も多い。基本的は自分はすごいんだ!という事を周囲に伝えたいというのが体の外に漏れてしまうタイプだ。

そして、部下が一生懸命調べて出した結果に対しては、素直に認めてくれない節もある。後出しでその結果に対して「俺もそうやと思っていた」と言う。

全部、部下の仕事も自分が関与して、自分がコントロールしていると
言い張りたいのだろう。

上司は、昔ながらの考え方を未だに根強く持っている。
連絡は基本対話か電話で直接。
話の聞き方や、言葉遣い、立ち振る舞い、ビジネスマナーに対してもとても厳しい。でも、仕事中にしょっちゅうアクビしているし、髪型は寝癖がほぼ毎日。
まぁ、これは自分の中で完全に反面教師にしているのだが。

出社時間も早い。7時半には出勤している。
いつも基本労働時間より多く働いている。

口では残業はさせたくない。基本的には許さないスタンス。
でも、定時で帰ると翌日に「何であの内容纏めないで帰ったの?」と聞かれることもしばしば。

仕事をしていても、楽しそうに働いている感じは全くなく
むしろいつも、ため息をついてしんどそうに仕事をしている。

たまに私が大変な仕事を完了して、上司に報告すると
「大変やろ、俺のしんどさとか凄さが少しずつ分かってくるよ」と。  

まぁ、色々思い出しながら書いているが
次から次へと出てくる事に改めてビックリしている。

そして、私は人生ではじめて、このまま行くとメンタルがおかしくなるかも。と
真剣に思い始めた。

普段は家族の前でも仕事の愚痴は全く吐かないのだが
嫁には本音をブチまけた。

この状態は自分の中だけでは解決しないと思い始めた。

そんな中私の上司の、さらに上司にあたる方とたまたま
行動をともにする機会があった。

中々ない機会であり、もちろん社内でTOP3に入る地位の方。
このタイミングは自分の中で重要だと。

そう思うと、勇気を出して、今自分が悩んでいる事を
打ち明けることにした。 ②に続く・・・。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?