嵐の前の静けさ
今日も私の上司の話。
頭の中は上司ばかり。
本当は好きなのか。
そんな変な考えさえもよぎってしまう。
今日は休み以外では、一度も顔を合わす事がなかった1日。
そして、初めてかもしれない。
電話が一度もならなかった。
ホッとできればよかったが、いつ来るか分からない電話に怯えている自分もいる。
電話が鳴るたびに「ドキッ」としていたのも事実だ。
最後までならなかった電話。
こっちから掛けるつもりなど毛頭ない。
連絡はLINEで十分だ。
でも心の中に残る違和感。
あんだけ、毎日掛けてきた電話がなかった1日。
ホッとしたような、何か裏があるような。
何とも言えないモヤモヤしたこの気持ちがとても気持ち悪い。
こんな気持ちになる自分が嫌で仕方ない。
でも、毎日上司に縛られていたんだって、改めて気付いた。自分の生きたいように出来ていなかった日々。上司の顔色を伺って過ごす毎日。
こんな毎日なにが楽しいんだろうか。
幸いにも、こんな私を心配してくれる家族や仲間がいる。
それって本当に自分の中では大きなもの。
そして、それは自分の宝物だ。
でも、ふと思う。
そういう存在がいない人はどうなんだろう。
誰にも助けを求められず、ずーっと1人で悩む毎日。
間違いない。私は恵まれている。
世の中には自分より大変な人が存在するのだ。
そんな人を1人でも救ってあげたい。
それが最近芽生えてきた私の感情だ。
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