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一番難しい約束

家族、友達との約束は絶対に破らない。

約束を破るやつはクソだ。

こんな風に心の中で思っていた。

ちょっとした信条であり、「約束を守る」ことは自分の中では当たり前とも思っていた。

でも、ある時気付いてしまった。

約束を守れていないことに。

それは、自分との約束。

相手の為ならばなんだって、行動できるし、期待に応えるために、約束も守る。

相手が私、youからiに変わるとどうだろうか。

相手との約束を守れるのは何故か?

それは相手の反応があるからだ。
そこには損得勘定が存在するのだ。

相手との約束を守ることで、何らかしらの見返りが発生するケースもある。
もちろん、ポジティブなものもあればネガティブなものも。

それがポジティブなものであれば、応える価値は高い。

反対に自分との約束。

守れなくても、誰も裏切るわけじゃない。
誰も傷付かないし、悲しまない。
そして、何も変わらない。

守れなかった事実を知っているのは自分だけ。

自分との約束は相手との約束より難しい。

「自分との約束」

習慣は、まさに自分との約束の繰り返しで創られる。

ダイエット

禁煙

筋トレ

資格勉強

サボろうと思えばいくらだってサボれる。
でも、自分との約束を守り続けた人だけが、習慣化することができ、その先の成果を手に入れることができる。

自分との約束を守るのは、ただの自己満かもしれない。でも、人からの評価関係なしに約束を守れるって実は凄いことだ。

そういう人が人生で本当に自分のやりたいことを実現させているんだろうな。って思う。 

自分との約束に深い理由なんて特にない。

ああしたいな
こうしたいな
ああなりたいな

ただ、それだけの動機。

でも、そこに自分の「やりたいこと」が隠れている。

無理な約束をいきなり守る必要はない。

小さな約束からで十分。

小さな約束を守って、積み上げていく。

すると、少しずつ「自分を信じられる気持ち」が大きくなる。
約束を守ることによって。

そして、気付けばそれは「自信」に変わっている。

自分との約束を守ること。
それは「自分への自信」を高めていくこと。

自信が高まれば、どんな困難なことにも立ちむかえるのだ。

まぁ、それにしても「自分との約束」を守るのは難しいな。

ダラダラ書きながら、以下が私の辿り着いた結論。

損得勘定が存在しないから、自分との約束は守りにくい。

でも、そこにこそ自分の本当に「やりたいこと」が隠れている。

自分の約束を守り続けることが、自己実現への近道なんだろうな。

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