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ネルマイサゴという男のこと

ネルマイサゴは僕の友人だ。

大学の頃から、何かしらで遊んだりどこかに行ったり海に行ったり海に行く時は彼が一緒にいる。
なので、GooglePhoteの一番古い画像も、ネルマイサゴが6月の須磨海岸の沖で頭だけ出してる写真だった。

ネルマイサゴは大学の演劇サークル(はちの巣座という)で自分の次の年に入って来たけれど、同い年だったし、家も近かったので、よくお互いの実家に行き来したりした。
大晦日に彼の家で朝ごはんをご馳走になったこともある。

歌も上手くて、僕の結婚式でもオリジナルの歌を歌ってくれた。

ネルマイサゴは、大学を卒業してからも演劇を続けて、関西でフリーに活躍する役者だった。

だった、というのは、昨日彼が関西での役者業を終えるtweetをしたからだ。

実を言うと、彼が出ている芝居をそんなにめちゃくちゃ沢山見てる訳ではない。
自分が演出した芝居と、脚本を書いた芝居と、外部だと本当に見たいな、と思った作品しか見れてない。

これは私が演出したPAM第一回公演の写真です。

でもそんな中でも、Mayのハンアリと四神四季と、あと冷凍うさぎのWe are lucky friendsは最高だった。本当に良かった。輝いてた。
そう思うと、彼が韓国で主演をしたチームハナアリランのホライズン・マーチも、現地で見たかったな。と。

そんな感じなので、彼が関西で役者業を引退したと言っても、遊び友達であることには変わらないし、僕が「バンドやりたい」の一声で始まった団体PAMの主宰であることには変わらないので、実は僕にとってはそこまで衝撃的な出来事ではなかった。
僕自身もPAMのメンバーを残して1人だけ上京したし、人のこと言えんし。
関西では引退でも、実は関東ではこれからめちゃくちゃに活躍するかもしれんし。

このクソみたいなコロナが収まって、頭使わずに遊べるようになったらまた一緒にやろう。
なんてったって、将来「戦争で死ねなかったお父さんのために」の再演ノルマがあるから。


ということで、これからもよろしく。

以上、私信でした。


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