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【検定】《独学》日商簿記検定3級を受けてみた(CBT試験)

結婚したての頃、かみさんが簿記3級を持っていたことから、独学で勉強したのですが…借方貸方で頓挫。昨年、思い立って取得に向けて取り組んだのですが…

テキスト

思い立ってまた勉強を始めたのがちょうど1年前の8月。テキストは当初はかみさんが学生の時に使用していたものを活用することとした。
基本は変わらないでしょ?とタカを括り…

2ヶ月程して参考書も問題集も、それぞれ2周したから、そろそろ受検かなぁ…と考えて商工会議所を確認、受検申し込みを行おうとしたが、締め切られていた。
そう、このコロナ禍の影響で受験者が殺到してた模様です。

どしよかな…ともたもたしてるうちに2021年になり、さすがに忘れかけたため、心機一転、新たな参考書で勉強し直すことにした。

復習のような感じでしたが、昔と変わった部分もあり、収穫は大きかった。


申し込み

2020年12月頃からCBT試験が導入されたので、新しい参考書を一通り終える頃に申し込み、受検。

ここでマイページアカウント作成して申し込む。
パソコンからでもスマホからでも申し込めるのが有り難い。
日程、時間帯も各会場で異なるけど、選ぶことができるのが良い。
しかし、試験時間は当時は一般試験が90分に対し、CBT試験は60分と短い。

事前にYouTubeなど見てCBT試験の対策を考える。

CBT試験その1

1月某日、秋葉原のテストセンターへ。
早く着いたので、集中力高めようとしたのですが、付近にキャピキャピと若い子たちが楽しくおしゃべりしていたこともあり、なんとも落ち着かなくなる。

さて、試験開始。
書き味の悪いボールペンと、計算用にA4用紙2枚を手渡される。会場内へ持ち込んで良いのは、他に身分証だけ。

仕分問題は、難なく進む。
記入方法がテンキーでの打ち込みで、慣れがなかった分少しまごつく。

2問目…
…あれ?この問題形式やったことないぞ?
考える時間がもったいないので、先に3問目に手をつける。
3問目…
…あれ?これも…わからないところが出てきてるぞ!?

はい、焦りましたー。
部分点に期待して、わかるところ埋めていくも、
やはり問題をしっかりと理解しきれていないためか自信が持てない。

あわあわしてるうちに時間だけが過ぎて終了。

結果はすぐにプリントアウトされて提示を受けます。

53点

不合格。

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帰り道に振り返る。
・良かったところ
仕分問題がほぼできていたこと(強み)

・悪かったところ
問題集への取り組み不足

その足で本屋さんへ立ち寄る。

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ここは、1階から最上階まで全て本屋さん。
そこでこちらを購入する。

ちなみにAmazonで買うととても安いです。

CBT試験その2

買った問題集を行い、あらかたウィークポイントは押さえることとができた(と思う。)
前回から10日置いて、再受検。

前回秋葉原の時の会場環境があまり芳しくなかったこともあり、気分を変えて銀座の会場で受検。
早く着きすぎたので、ベローチェでコーヒーブレイク

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参考書を見ながら、やきもきな時間を過ごす。

試験会場、ものすごく静寂で落ち着いていた。
なんとありがたい。

しかし、書き味の悪いボールペンは相変わらず。

今回は、会場の静寂に満足してしまったのか、安心感が出てしまい逆に緊張が途切れる。
今回は、2問目、3問目を先にサラッと見て、それから1問目を解き始めた。見た感じ、3問目はいけそじゃない!?
心に慢心が芽生えてしまった…
きっと気の緩みが出てしまったのでしょう。

65点で不合格。

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かなーり今回は凹み、銀ブラして帰る。

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・良かったところ
第3問の点数が取れたこと
・悪かったところ
仕分問題集のケアレスミス
第2問目が取れないこと

大きな敗因…気の緩み

CBT試験その3

問題集を再度一周させ、前回より1週間後に再々受検する。(銀座で再び)

【策1】
時間がタイト。それに対する策。
スタート後、画面は第1問目の問題が複数表示される。一問解くごとに入力や画面スクロールするのではなく、画面に映ってる問題(4〜5問)を一気に解いて紙に記入し、一気に答えを打ち込んでいく。(誤記やケアレスミスを防ぐ役割も兼ねる。)それから画面をスクロールさせ、同じ作業を繰り返す。

【策2】
問題を解く順番。
①第一問目
②第三問目
③第二問目

【全体の算段】
仕分問題をケアレスミスなくほぼクリアし、
前回点数取れた第三問目で30点を取り、
仮に上記二つでケアレスミスしようとも、第二問目のわかるところを答えて部分点稼げれば…という算段。

…あとは、緊張感を維持できるか。

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3回目にして、ようやく合格!
長かったー


所感

CBT試験があることで、自分のペースで受検できたのがありがたかった。
しかし…簿記を甘く見過ぎてました。
まさか3回も受検することになろうとは…

簿記は、参考書1冊だけでは太刀打ちできない資格。
演習問題を繰り返し解いてしっかりと押さえないとあきまへん。問題のパターンに対応できるようにしておくのも肝要。そのためには、ワークブックは必要不可欠!

第一問目と第三問目で合わせて69点。この二つを押さえることができたのは、自分の思い描いていた【算段】通り。見事ハマってくれたのが勝因。



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