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閑話三昧 #19 ~ロボット、アンドロイド

マリア

個人的な感想であるが、ロボットというと機械的・中性的なイメージがあるが、女性的なロボットの初登場が映画「メトロポリス」(1927)のマリアではなかろうか。

マリア


オルガ


手塚治虫原作の「火の鳥2772 愛のコスモゾーン」には、より女性であることを強調したオルガというロボットが登場する。

「宇宙ハンター育成用育児ロボット。変身能力があり、ジェットや車、水中スクーター、トランクに変身できる」という。

育児を任務としているため女性としての外観があらわであるが、この時代はまだ「ロボット」の呼称が一般的であった。

しかし、オルガはなぜか人間を愛してしまうので(バグという設定)、そこはもうロボットではなくアンドロイドと呼んだほうが良いだろう。

愛情深く頼れるパートナー、男のひとつの理想かも知れない。
私にとっても忘れられないキャラクターのひとりだ。

そのせいか、男性的な大型戦闘ロボット(モビルスーツ)ものの作品には、映画もアニメも感情移入したことはない。

女性アンドロイド

そういったわけで?、「ブレードランナー」のレプリカントほど人間そっくりでなくとも、アンドロイドの世界での女性の活躍をおおいに期待したい。

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