音楽業界エンタメ業界への就職したい方に向けてclubhouseしてみたよ

ついにclubhouseデビューした、たじまるです。

といっても、実は、やらかしました。

ポニーキャニオンの今井さん(exビクター)とclubhouseで、音楽業界で求められる人材についてやろうという話になり、22:00からイベントを予約してもらって、twitterで告知してもらい、21時位からスタンバイしてたんですが、待ってる間に、赤ワインを少々嗜んでおりまして、21時半までは記憶があるのですが、いつの間にか寝てしまい、ハッと起きたときには、22時08分。

事前に、酒のんで、寝てたりするなよって、言われて、いやいや大丈夫ですよと、自信満々で応えたのに。(いやあ、すいません)

慌てて、今井さんに連絡して、再び、気を取り直して、22:20から再度イベントを作成してもらって、今度はちゃんとスタートしました。(当たり前)

テーマは、「音楽業界にどんな人材がこれから必要か?」

幻となった1回目の方は、事前にイベントとして告知していたこともあり、結構な人がいたようですが(幻となったのは、僕の寝坊のせいです。幻の1回目にご参加頂いた方すいません)2回めは、20〜30人の小規模なリスナーの方にお聴きいただき、1時間ほど2人でトークをさせていただきました。

きっかけは、昼間に今井さんとミーティングをしていたときに、話題がヒトの話になったことでした。

昔から経営の3大要素は、「ヒト・モノ・カネ」ですし、その3大要素の先頭に来るのが「ヒト」ですから、仕事でお会いする方とお話しいると、気づけば、たいていこの「ヒト」問題にたどり着きます。

僕の場合、ミーティングの相手がエンタメ業界が多く、特に音楽業界の方が多いので、当然、音楽業界の話になります。

みんな口を揃えて、いやあ、いい人がなかなかいなくてねえ。

要は、新卒含め、他業界から就職を希望している応募者と募集をしている企業のニーズがあわなくなっているようなのです。

就職市場において、音楽・エンタメというワードは人気の検索キーワードなので、うちの会社も、本来ITなんですが、取引先の大半が、いわゆる音楽業界・芸能界が中心で、最近、他のジャンルに展開しているとはいえ、アニメ業界、テレビ局と、ざくっと言えば、エンタメ業界なので、(実は一般企業向けのサービスもあるんですが)エンタメ業界の末席にいる会社とみられるのか、エンタメ業界希望の方の応募も多く、同規模のベンチャーと比較すると応募者が比較的多いほうだと思います。

就職・転職するタイミングで、いわゆる音楽業界を考えられる方は、音楽好きだしなあとか、エンタメとか好きだしなあということがきっかけなのか、目をキラキラさせて、音楽が好きアピールをされるのですが、音楽が嫌い、エンタメが嫌いという人は、おそらく、ほとんどいないと思うので、正直、そこをアピールされてもねえ、という感じです。

これは、別にうちの話だけではなくて、特に事務所やレコード会社の経営層の方とお話していると、みなさん同様のことをおっしゃいます。

他業界はもちろん、音楽やエンタメ業界にも、DXの波が一気にやってきて、コロナがさらに加速させるきっかけになったことで、ビジネス構造が一気に大転換しています。

音楽業界のビジネスモデルにおける変化で、一番わかりやすい例をあげると、サブスクによるストリーミングサービスです。

レコードが発明されてから、百数十年の歴史の中で、レコードからCDへ、CDから着うた、着うたフル、itunes等のデジタル配信へと、媒体は変化してきましたが、長い間、録音された楽曲を販売するというビジネスは変わっていませんでしたが、今回は、同じデジタル配信という形態はとっていても、ユーザに販売しないで、定額で聴く権利を提供するというビジネスモデルに世界の音楽ビジネスは、切り替わりつつあります。

日本は、その中では特殊で、世界で唯一、CDやDVDといったパッケージが売れていますが、もはや、日本以外では、CDを販売する店は消滅し、音楽は定額で、ストリーミングで聴くものになっています。

パッケージ販売とストリーミングでは、単価と単位が異なります。

よく言われるのがmillionからbillionへ。

1枚数千円のCDを100万人に買ってもらう売り切りビジネスから、1再生あたりの単価は低いですが、期限なく、10億回再生されることを目指すビジネスへの転換です。

購入するのには、当然、支出が伴いますが、ストリーミングで再生するのには、ユーザに追加コストがかかりません。当然、プロモーション手法ひとつとっても、従来とは全く異なるものになっていくことは、想像に難くないでしょう。

もちろん、昔からあって、今後も続いているギョーカイ特有の仕事もありますし、その仕事は続いていくのだと思いますが、これからの大半の仕事に求められるのは、「デジタル人材」だとみなさん口を揃えておっしゃいます。

ただ、このデジタル人材の採用に大変苦労されています。

なぜか?

clubhouseをやるきっかけになった、今井さんとの会話に戻しましょう。

今井さんとの会話の中では、世の中の人達、特に求職者の人たちに、今ギョーカイに起きているの変化と、これからの仕事の中身と魅力、その上で、求められている人物像が伝わっていないのはないことが原因なのではないかという仮説に辿り着きました。

であれば、我々が知っている生の情報を発信して、音楽業界エンタメ業界を目指す人にはもちろん、音楽業界エンタメ業界は、全然考えてないけど、実は、あなたが活躍できる場が音楽業界エンタメ業界にあることに気づいて、音楽業界エンタメ業界を希望するキッカケになったら、僕らもちょっとはギョーカイのお役にたてるんじゃないかと思いまして。

実は、一昨年、大学生向けに、当社で音楽業界セミナーを開いて、そこにも、今井さんにも、ご登壇いただいて、なかなか評判がよかったので、続けようと思っていたのですが、翌年、コロナで・・・という状況だったこともあって、オンラインセミナーか、Youtubeチャンネル開設かなとも思ったのですが、まずは、ゆるーくclubhouseやってみて、そのあと、オンラインセミナーかなと。

まずは、ご興味ある方は、次回のclubhouseを聞いてみてください。

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