ゼロ円開業の肝!どうなって欲しい?
飲食店5店舗ゼロ円で開業した田嶋(たじまだむ)です。
ゼロ円開業にはしっかりとした骨組みのようなゆらぎない《意思》と《戦略》が必須です!
《意思》についてはこちらをご覧ください
↓ ↓ ↓
今回も重要です!
あなたは理想のお客様にどうなって欲しいですか?
どんなメッセージを送りましょうか?
これは自分のやってきたことの「棚卸し」作業にもなります。→これは絶対オススメ!
あなたが今までやってきたこと。もしくはこれから情熱をもってやりたいことは何ですか?
あなたのこれまでの経験を活かしてこういう世界を提示したい。
お客様に楽しんでもらいたい。
よろこんでもらいたい。
いろいろあると思いますが、「喜んでもらいたい」だけではちょっと弱いです。
あなたに何を考えて欲しいのか?
あなたが開業することは他の人と《何が》決定的にちがうのでしょうか?
それは「ブランディング」、簡単に言うと「差別化」です。
他のお店と比べて
・料理を出すのがめちゃくちゃ早い?
・高級食材を使う?
・居心地がよい?
・おいしい?
残念ながら、それだけでは絶対選んでもらえることにはなりません。
考えてきた《コンセプト》を軸にして
いままであなたが生きてきた、経験してきたこと、
かんじてきたこと、
他の人は知らない世界を自分の引き出しから出してきてその上で開業する分野の商品にメッセージを入れていく。
お客様はどうせお金を払って食べるなら、
「ちょっと変わった良いもの」を選びます。
普通のお肉で作ったハンバーグより
飼料にこだわって130日間毎日身体をブラッシングして育てられた愛情こもった牛肉でつくられたハンバーグのほうが
食べてみたいですよね?
又は 店主が300日間毎日作り続けてやっと納得して出来た自慢のハンバーグ!
こっちのほうが食べたいですよね。
これは今までのやってきたことが肉付けされて
お客様にメッセージとして伝わります。
経験とかないなら、私の例が参考になるかもしれません。
私自身、調理修行とかしていません。ぶっちゃけたら、料理は好きではないです(笑)。料理人を目指したこともありません。
しかし、ずっとフランス料理のサービスをしてきて、
《食べることは大好き》です^^。
スイスに住んでいたので、ヨーロッパのいろんな国でおいしいものをきっと周りの人より食べてきたと思います。
私はそのおいしい食材や文化、現地の人の楽しみ方を伝えたかった。
その方法はフランス料理店としてシェフである主人が作ったお料理で
お客様に喜んでもらうこともですが、
自分でもフランスと同じ製法のパン作りを独学から学び、講師資格も取り(その間3人の子供を産んで育てながら!)
現地で食べられるパンを再現したり。
好きで始めたことが《仕事》になったのです。
今はパフェのお店では
ランチやディナーではフランス、イタリアで食べられているお料理を日本人に合うようにアレンジしてお出ししています。
修行無し
コネなし、
お金なし!です(笑)。
あったのは
《根性》《度胸》《愛嬌》ですね。
「それならあるよ!!」という方、
どうぞこの先も楽しい世界をお客様に連れて行ってあげましょう!!
自分が連れていきたい世界、見て欲しい世界をまずがっちりと決めてから
お店でお出しする商品を作っていきます。
結構地道で辛い作業かもしれません。
自分がやってきたことは楽しいばかりではなかったはずなので、時には痛い思いがよみがえるかもしれません。
それも経験です。
お客様は痛いことはイヤなので、それも乗り越えたあなたの経験が役に立つかもしれません。
自分では普通にやってきたことが、ほかの人には楽しかったり、目新しかったりすることが見つかります。
自分の棚卸し、してみてくださいね!
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