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大学入試センター試験 2020 本試②|大学入試問題なのに中学確率で解ける問題

 1枚のコインを投げるゲームを行う.このゲームでは,1回投げるごとに表が出たら持ち点に2点を加え,裏が出たら持ち点に-1点を加える.はじめの持ち点は0点とする.
 コインを2回投け終わって持ち点が-2点である確率は[ ① ]である.また,コインを2回投げ終わって持ち点が1点である確率は[ ② ]である.

2020 本試【3】[2](1)改題

分類:17 お互いに影響しない2つの偶然

偶然2回だから表の方が

 コイン!樹形図!と思う人もいるかもしれませんが、偶然2回なので表でもよいでしょう。

というわけで、すべての場合は4通り。持ち点が-2点なのは、裏-裏の1通りで、その確率は$${\dfrac{1}{4}}$$。、持ち点が1点なのは表-裏、裏-表の2通りで、確率は$${\dfrac{2}{4}=\bm{\dfrac{1}{2}}}$$となります。

① $${\bm{\dfrac{1}{4}}}$$   ② $${\bm{\dfrac{1}{2}}}$$(各2点)


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