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大学入試センター試験 1997 本試|大学入試問題なのに中学確率で解ける問題

 A,Bの二人が球の入った袋を持っている.Aの袋には1,3,5,7,9の数字が一つずつ書かれた5個の球が入っており,Bの袋には2,4,6,8の数字が一つずつ書かれた4個の球が入っている.
 AとBが各自の袋から球を1個取り出し,書かれた数が大きい方の人を勝ちとする.このときAが勝つ確率は[ ① ],Bが勝つ確率は[ ② ]である.

大学入試センター試験 1997 本試 数学I・IA共通 【1】〔2〕(1)

分類:17 お互いに影響しない2つの偶然

あれ? 高校入試?

 ここだけ見ると、超基本の中学数学の問題。問題文もいじっていません。偶然2つなので表をかいて数えれば、答えが出ますね。

 というわけで、起こりうるすべての場合の数は20通り。そのうちAが勝つ場合も10通り、Bが勝つ場合も10通り。ですから、①・②ともに、その確率は、$${\dfrac{10}{20}=\bm{\dfrac{1}{2}}}$$

①$${\bm{\dfrac{1}{2}}}$$  ②$${\bm{\dfrac{1}{2}}}$$ (配点 各3点)



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