図 のように,5枚の皿A,B,C,D,Eを並べ,皿Aにコマを置く。1つのさいころを2回投げて,次の□の中に示した規則①,②にしたがって,矢印の向きに皿から皿へコマを動かす。
規則① 皿Aから,1回目に出た目の数だけ,コマを動かしてとめ,その皿の上にコマを置く。 規則② 規則①でコマが置かれた皿から,2回目に出た目の数だけコマを動かしてとめ,その皿の上にコマを置く。 例えば,1回目に3の目が出たときは,規則①により動かしたコマは皿Dの上にある。2回目に4の目が出たときは,規則②により動かしたコマは皿Cの上にある。 このとき,コマを規則①で動かして置いたときも規則②で動かして置いたときも,どちらの場合もコマが皿Bの上にない確率を求めなさい。ただし,さいころを投げるとき,1から6までのどの目が出ることも同様に確からしいものとする。
分類:応用〈2〉 動かす② 循環型
1回目にBに止まったら即アウト 1回目で1と6の目が出たらBに止まってしまうのでアウトです。表に×印を書いておきましょう。
2回目でもBに止まらないところに○印をつけておくと、19通り。
①1回目に出た目の数を5でわったあまりが1の場合 ② 1回目と2回目に出た目の数の和を5でわったあまりが1の場合 のどちらかが当てはまる場合です。 とりあえず表を書いて、①の場合をつぶして、残りの和を求めて(つまり①でつぶしたところはわざわざ計算しなくてもよいので)、②に当てはまらないところを数えてもよいでしょう。
答 $${\bm{\dfrac{19}{36}}}$$