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山形県|公立高校入試確率問題2020

 下の図のように,Aの箱の中には,赤玉1個と白玉1個,Bの箱の中には,赤玉2個と白玉1個,Cの箱の中には,赤玉1個と白玉2個が,それぞれ入っている。A,B,Cの箱から,それぞれ玉を1個ずつ取り出すとき,少なくとも1個は白玉が出る確率を求めなさい。
 ただし,それぞれの箱において,どの玉が取り出されることも同様に確からしいものとする。

 偶然はABC3つの箱でそれぞれ一つずつ、合わせて3つ起こりますので、樹形図をかきましょう。

 白の玉を○、赤の玉を●であらわすと、次のような図になります。

「少なくとも一つは」ですので、「じゃない方」つまり「白玉が0個=3つとも赤玉」の場合をピックアップして数えましょう。すると、図より2通り。
すべての場合の数は18通りですので、すべて赤玉の確率は$${\dfrac{2}{18}=\dfrac{1}{9}}$$。

 今回答えるのは、そうじゃない方の確率ですので、答えの確率は$${1-\dfrac{1}{9}=\bm{\dfrac{8}{9}}}$$と求めることができます。

$${\bm{\dfrac{8}{9}}}$$

問題を解いたあとに‥

大学入試でこの問題を出されたら、確率のかけ算で答える問題ですね。  
$${1-\dfrac{1}{2}*\dfrac{2}{3}*\dfrac{1}{3}=\dfrac{8}{9}}$$

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