岐阜県|公立高校入試確率問題2023
分類27 ○○が起こらない確率
「6の倍数にならない確率」ということは
問題は、6の倍数にならない確率‥と、否定の表現がはいっていますので、「○○が起こらない確率」
(ことがらAが起こらない確率)=1ー(ことがらAが起こる確率)
を使ったらいいですよ、というシルシだと思うといいでしょう。
最初のステップとして、6の倍数になる確率を求めればいいわけです。(確率が求められたので安心してそのまま解答欄に書いてしまっちゃいそうになりますが、最後に1から引くことを忘れないように!)
アプローチ1 表から求める
2個のさいころに、問題文では区別は書いてありませんが、同様に確からしいことがらを並べるためには、AさんとBさんの2人に分担するなどして、区別して考えるのです。
という下ごしらえをした上で、表をかいて、2つのサイコロの目の数の和を書き入れましょう。
6の倍数になるのは、○印をつけたところですので、全部で6通り。$${\dfrac{6}{36}=\bm{\dfrac{1}{6}}}$$
アプローチ2 6の倍数になるときは?から考える
和が6の倍数になるのは、和の値は2〜12ですから、和が6か12ということになります。 2つのさいころに区別があることに注意して、Aさんのサイコロの目の数、Bさんのサイコロの目の数の順に(1,2)のように書くことにすると、
●和が6になるとき
(1,5),(2,4),(3,3),(4,2),(5,1)の5通り。
●和が12になるとき
(6,6)の1通りだけ。
ですから全部で6通り、確率は6/36=1/6
求める確率は
いずれの求め方にしても、ここまでで求めたのは6の倍数になる確率でしたので、6の倍数にならない確率を求めるためには、最後1から引いて$${1-\dfrac{1}{6}=\dfrac{5}{6}}$$ということになります。
答
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