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長野県|公立高校入試確率問題2020

 図は,100円,50円,10円の3枚の硬貨を同時に投げるときの表と裏の出方について,表を〇,裏を×として,すべての場合を表した樹形図である。このとき,表が出た硬貨の合計金額が110円以上になる確率を求めなさい。ただし,どの硬貨も表と裏の出方は,同様に確からしいものとする。


 100円,50円,10円の硬貨で1回ずつ偶然が起こりますので、合わせて3回の偶然ということになります。示されている樹形図は、それを表しています。あとは、これを使えば良いだけですね。

 表が出た硬貨の合計金額 をそれぞれ計算して、110円以上になる場合に印をつけます。

 すべての場合は8通り、そのうち当てはまるのは3通りですので、求める確率は$${\bm{\dfrac{8}{3}}}$$。

$${\bm{\dfrac{8}{3}}}$$

問題を解いたあとに・・・

 コイン3枚の問題は頻出問題。この年も,大分県で数字だけ違う問題が出されています。にしても、長野県は樹形図まで書いてくださるとは,何と出題者は慈悲深いことか。


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