人生に迷った時に見てください
先日こんなニュースを見ました。
要約すると・・・
これを見て改めて感じたことがありました。
「正解」はない
孫さんと言えば、一代であのソフトバンクを築き、 10兆円近くの時価総額を誇る一大企業に育て上げたカリスマ経営者です。
僕自身孫さんに関する動画や書籍は何年も前から触れていて、それこそつい数日前にも一人で感動して、そして自分の小ささを痛感させられ、涙をしました。
稚拙な表現になってしまいますが、本当の意味で「尊敬」に値する人物の一人と思っていて、日本史に残る最も偉大な人物の一人だと思っています。
例えばこの一冊。
まだ読んだことがなければ、ぜひ一度読んでみてください。
きっと人生観が変わりますよ。
そんな孫さんは、先日 Arm の上場で莫大な利益を得ています。
どれだけ未来が見えてるんだ?!って、毎度同じ人間として自分の小ささを痛感させられます。
ただ、「どれだけ未来が見えるか?」は、才能や特殊能力ではなく
死ぬほど積み上げたビッグデータ
死ぬほど積み重ねた知識と経験
から割り出される、ある種確立性の高い未来予想図なんだと思います。
だから一代であれだけの大企業を作り出し、そしてこのように先行投資に時代が後から追いついてくるという現実が起こるんですよね。
・・・そんな孫さんが、ウィーワークへの投資で失敗したというニュース。
とても考えさせられるものがありました。
記事によると、創業者に惚れ込み、12分の社内見学で出資を即決したとのこと。・・・そして1.5兆円が紙くずの危機。
孫さん自身「人生の汚点」と言うほどですから、この判断は誤りだったんだろうと思います。
もしくは浅慮な考えだと思いますが、コロナが明けてオフィス需要が戻りつつあるタイミングでのロスカットが、今思えば正解だったのかなーとも思ったり。
まぁしかし「巨額出資」となると、そう簡単な問題じゃないんでしょう。。。
いずれにせよ、現時点では大きな失敗となってしまっているウィーワークへの投資。
孫さんも僕らと同じ人間。
100点満点の完璧ではないし、失敗をするんだなぁと改めて考えさせられました。
ウィーワークの失敗から学んだこと
僕らって括るのは大変恐縮ですが、おそらくこれを見てくださっている大半の方が「凡人」だと思います。
そんな凡人の僕らでも
Aにしようかな
Bにしようかな
と迷うことはあると思います。
なぜ迷うのか?と考えると、「どちらが正解で、どちらが失敗か」が見えていないからだと思うんですよね。
今までの人生ではもちろん、これからの人生でも、きっと多くの意思決定に迫られ、大きな判断を下さなければならないことはたくさんあると思います。
そんな時に、今回の学びを生かして考えようと思いました。
「今回の学び」を具体的に書くと
「正解」は誰にもわからない
あの孫さんですら間違った判断をする
なら、僕ら凡人だと、もっと正解率は下がる
だから、「正解する道」を探すのはやめよう
そして、「選んだ道を正解にする力」を鍛えよう
です。
新しいサービスを作る
新しいサポートを始める
新しい企画を打ち出す
新しい勉強を始める
新しいことに挑戦する
これからも様々なことがあると思いますし、きっとそれが大きければ大きいほど、「迷い」も大きくなり、意思決定に時間とエネルギーがかかると思います。
しかし、何が本当に正しい答えなのかを最初から見極められる人は誰もいませんし、天才的経営者と言われる孫社長ですら先のことはわからず、そしていくつもの失敗を積み重ねてきているのです。
いまは不確定な時代で、近年では生成AIが発達しています。今後10年20年でAIは人類の叡智の総和の10倍、100倍、1000倍になり、AGIとなりASIとなると言われています。
そんな時代に、「これが成功する」と見つけられる "わけがありません" 。
だからこそ、ノリと勢いでどんどん行動し、PDCA を高速で回すことこそ、正解へ近づく唯一の道だと思います。
例えば僕は、「初心者のためのオンラインビジネス実践講座」という講座をやらせていただいていますが、同じ人間から同じ講座を受けているのに、結果が出る人となかなか出にくい人が出てきます。
その大きな差のひとつは何かというと、やはり「行動力」です。
ビジネス講座について詳しく知りたいという方は、お気軽にこちらにご連絡ください^^
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何か新しいことを始める時は
これでいいのかなぁ
うまくいかなかったらどうしよう
もっといい方法はないのかな
など、いろいろ考えてしまいます。
しかし、人は「考えれば考えるほど、どんどんネガティブに考えてしまう」そんな生き物です。
ですから、ノリと勢いで「まず行動」をした方が、圧倒的に正解に近づけますね。
そしてその中で、「選んだ道を、いかに正解に持っていくか?」という切磋琢磨した、時には辛く、時には喜びとなる時間が、僕らの実力と能力をあげてくれます。
なので、「迷うだけ無駄」「まず行動」を意識して、どんどん動いていくと良いですね。
やるかやらないかの決断は、コインで決めても一緒
とても面白い研究結果をご紹介します。
シカゴ大学の経済学者、スティーヴン・レヴィットは、「人生の重要な洗濯の場面において、自分で決断できない人はどう決断すべきか?」を調査しました。
そしてこの調査のために作ったのが「コイン投げサイト」
このサイトでは、閲覧者たちが「今決めかねていること」を書き込み、画面上のコインを投げるというものです。
レヴィットはこのサイトで、1年かけて4000人の悩みを収集し、「コイン投げの結果によって人生がどう変化したか?」を追跡調査をしました。
ちなみに書き込みの内容で多かったのは下記のようです。
今の仕事を辞めるべきか
離婚すべきか
そして驚きの結果が出ました。
「コイン投げの結果が表だろうが裏だろうが、悩みの解決に向かって何かしらの行動を起こした人は、半年後の幸福度が高い」
会社を辞めるという決断をした人も、このまま頑張ろうと決断した人も、いずれのパターンでも幸福度は高くなったそうです。
つまり、決断においては「どう決めるか」ではなく、「そもそも決められるかどうか」の方が重要ということですね。
ですから後回し癖やついつい考えて行動できないなんてことが多い人は、まず行動を決めること。そして、期限付きで「やるorやらない」の方針を決めること。・・・を意識してみてください。
新しいアクションを起こすことは、誰でも怖いことです。
しかし、行動を起こした先には、きっと今より幸福な日々が待っています。
ちなみにこれはこれは自戒の念でもあります。
僕もあなたも、同じ時代を生きる挑戦者。仲間だと思っています。
人生うまくいくことばかりではありませんが、一緒に人生の波乗りを楽しんで、よりより未来を掴みにいきましょう!
この記事が少しでもお役に立てると幸いです^^
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