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TRPG制作日記(254) デッキ(ルールブック第三章)

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGの主人公達は、全員が六体の妖怪を保有しています。この妖怪たちは、探索や対戦で活躍します。

現在、キャタクターシートに関係する基本ルールは以下になっています。

■ルール7 キャラクターシートは二枚用意する。キャラクターシートⅠにはキャラクター設定、能力値、自己肯定感、プロフィール、デッキの五つの情報が含まれる。また、キャラクターシートⅡにはキャラクター背景、キャラクター目的、禁止事項の三つの情報が含まれる。キャラクターシートⅠは他のプレイヤーに見せることが可能だが、キャラクターシートⅡは他のプレイヤーに見せてはならない。禁止事項は守る。

■ルール8(キャラクターシートⅠ) キャラクター設定には外見、名前、年齢、性別、性格(アマテラスワールド)、宇宙都市の六項目がある。外見のみが絵で、他は文字列で記入される。能力値には容姿、経済、運動、社交、技術、ランクの六項目があり、すべて1から10までの数字である。自己肯定感は50からは始まりプレイ時に変動して、最小値は0で最大値は100である。プロフィールは250字以下の文章で記述され、デッキには六枚のアマテラスカードが登録される。

■ルール9(キャラクターシートⅡ) キャラクター背景には非公開情報などが800字以下の文章で記述されている。キャラクター目的は最大四つの項目があり、それぞれに点数が設定されている(四項目の合計値は100)。これらはプレイ開始後にキャラクターシートに書かれている指示に従い徐々に効果的に公開していく。また、禁止事項は守るべき項目だがゲームマスターの指示が優先される。絶対非公開情報はロールプレイの参考のために書かれており公開しない。

これまで、探索プレイにおいては、デッキの妖怪たちは活躍させない方針でしたが変更しようと思っています。

探索中にデッキの妖怪たちが活躍できるようになると、カードプレイヤーは保有する妖怪により新しい個性が生まれます。

ルールブックにおける、デッキの解説は以下を予定しています。


ルールブック第三章『

デッキ

 デッキとは対戦に備えて用意してあるアマテラスカードの束であり、プレイ開始前にカードプレイヤーは必ずデッキを装備している。アマテラスカードには神仏や妖怪が封じられていて、この封じられた神仏や妖怪はカードプレイヤーの冒険の友となる。デッキには六枚のアマテラスカードが含まれており、さらに6から1までの番号が振ってある。原則としては、六番、最も大きな数値が振られているアマテラスカードが切り札で、数字が小さくなるにつれて補助的な能力に長けた妖怪が中心になる。アマテラスカードには神仏や妖怪が封じられているが、この神仏や妖怪たちはアマテラスワールドの住人が封じられているのではなくて専用の簡易人工知能である。そのため、例えばぬらりひょんや玉藻前などのアマテラスワールドに一人しかいない妖怪のカードがある場合でも、その一枚のカードにアマテラスワールドの住人であるぬらりひょんや玉藻前などの妖怪が封じ込められているわけではない。同様の理由で、ぬらりひょんや玉藻前のような希少な妖怪のアマテラスカードも大量に印刷されて、アマテラスワールドに広く普及している。天狗や河童などの妖怪も同様である。
 アマテラスカードには簡易人工知能が搭載されているために、一枚一枚、封じ込められている神仏と妖怪の一体一体に心が、理性と感情、意識が備わっている。アマテラスカードの簡易人工知能は汎用人工知能に近いが、人間の言語で話すことはできず、犬や猫と同程度の知能しか持っていない。しかし、言語が理解できないわけではなく、カードプレイヤーが召喚して頼み事をすると喜んで引き受けてくれるだろう。アマテラスカードの神仏や妖怪たちは主人への忠誠心が高く、対戦においてだけではなくて、探索においても重要な仲間である。シナリオ目的を達成するために、カードの妖怪たちの協力が必要となる場合もあるかもしれない。アマテラスカードには、カード名、攻撃力、効果の三つの情報しか書かれていないが、この三つの情報とは別に、探索プレイと特殊プレイで使用できる特殊能力を持つ場合がある。特殊能力は第五章「神仏と妖怪」か、あるいは使用カードプレイヤーのプロフィールかキャラクター背景に書かれているだろう。アマテラスカードの神仏や妖怪は記憶と感情を持つため、雑な扱いをすると主人が嫌いになり、大切にされると主人が好きになる。
 探索プレイ中に、カードプレイヤーはデッキに登録されているアマテラスカードを別のアマテラスカードに交換することができる。

』ルールブック第三章

さらに、デッキの項目は解説を付け加える予定です。


今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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