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政治の魅力が下がっていく時代

どうも、太陽です。

突然ですが、今後の成り行きとして「政治の魅力が下がっていく時代」の流れになると予想し、この記事を執筆しました。

このテーマについて興味がある人は続きをお読みください。

(10代向けの執筆物です)


1 政治の魅力が下がっていく時代。


いきなりですが、昔は、三権分立として、司法・立法・行政が権力の象徴として成立し、幅を利かせていました。

そして、その中の立法(国会議員・政治家)が影響力と権力を保持していました。


法律を作る国会議員は強い立場におり、資金を様々な団体から提供されていて、現在、問題視されています。

(献金問題などあります)


さて、政治家は法律を作る、つまりルール作りに関与しており、そこには様々な利害集団(献金をくれたり、票をいれてくれる)が背後にいます。

つまり、政治家は献金をくれたり、票を入れてくれる人の意見・主張を無視しづらいのです。

(無視したり、冷たい対応をすれば、票は野党に入りますから)


日本という国は法治国家であり、法に基づいたルールがありますが、改正もされ、なぜなら、法の抜け穴が多く、ハックされるからです。


また、法の下に平等ではありますが、結果の平等(資産など多数)は保証されておらず、機会の平等(チャンスを公平に与える)をなるべく整備しようと意識しているぐらいです。

結果の平等を肯定したら、競争しても皆、同じ結果になりますから、やる気がなくなり、共産主義になりますから、そんなことはできません。

唯一、機会の平等は確保しようとしますが、遺伝や環境要因や時代や運など、人生は複雑なので、チャンスが与えられても、それを活かせる人ばかりではありません。


人間はそれぞれ、基本的にエゴと自分や身内や、利害関係で動いており(たまにボランティア)、欲望を刺激し、経済的活動と動機づけたのが資本主義なわけです。

資本主義は格差を生み、その格差是正に民主主義(弱者の反撃)が対応しています。

資本主義と民主主義の違いについては以下の記事に詳しいです。

資本主義はオワコン?人類はどこへ向かって進めばいいのか?


政治家も人間ですから、エゴと自分と身内と、利害関係で動いており(献金や票をいれてくれる人を重視)、その後に、優先順位的に、国民の利益が来ます。

しかし、票を入れてくれる人ばかりに目を向けて手厚く厚遇したら、一部の層の利益のために政治を行うことになり、国民に広く薄く利益がいく政策はしづらくなります。

ライドシェア解禁は一例です。

ライドシェアは「タクシー運転手の雇用を守るか、安いサービスを国民の多くに提供するか?」の選択なわけです。


で、海外のUberの事例を見ると、そこまで安くならない上に、いろいろな問題が起きています。

その結果、日本版ライドシェア解禁となり、タクシー運転手の雇用を守ることになりました。

ライドシェア解禁について以下の記事で詳しく説明しています。

日本でライドシェアを解禁すべきか否か?



さて、「AIが政治家の代わりとなる」という意見もありますが、僕は実現しないという予測を立てており、以下の記事で詳しく説明していますので、ぜひ読んでみてください。

AI政治家はまったく万能ではない!「AIはあくまで補助ツールの立ち位置」


政治の魅力が下がっていくのは、「政治家に期待しても無駄だ」と国民が悟りはじめ、「自分の生活やビジネスを重視したほうが合理的だし、早い」と気づいたときでしょう。

昨今、これだけ政治家へのイメージが悪くなる報道で溢れ、現実に、岸田政権の支持率は16.9%と壊滅的になりました。


しかし、仮に野党が政権をとっても、日本の状態が大幅に改善されるのは予想しづらく、となれば政治に対する失望・諦めが溢れ、投票率が下がる結果につながる可能性もあります。

今でも、政治に期待していない層は多く、投票率は5割を超えていますが、作業的に事務的にただ投票しに行っている人も多いと思われます。


すでに、政治の魅力は下がっており、投票率には反映されていませんが、今後の動きは注視したいです。

メディアが政治を盛り上げ、ヒーローのような救世主的人材が現れた場合、投票率が上がる可能性はありますが、一時的な動きかもしれません。


まぁ政治に期待するより、自分の人生に期待し、動いたほうが間違いなくプラスです。


「社会を良くしたい!」という人はどの範囲の人を笑顔にし、幸せにしたいのか?と疑問に思います。

政治家に仮になったら、献金や票を入れてくれる人をないがしろにするわけにはいかず、他にも官僚(財務省含む)や野党への牽制、同じ政治家とのライバル意識など、利害調整を図る問題が多すぎて、へとへとになるはずです。


小さなコミュニティでも政治(社内政治みたいなもの)は行われており、小さなコミュニティの長で上手く運営するのも至難の業なのです。

それが政党、国家となったら、どんなに大変か?想像できる人にはわかるでしょう。

(暗殺されるかもしれない職業なのです)


政治の魅力が下がっているのは周知の事実ですが、今後も加速するのか、それとも巻き返すのか、見守りたいと思います。

(2087文字)


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