見出し画像

娘の夢は僕らの夢

「まもなく大人の『子育て日記』」というマガジンを作ろうと思ったきっかけは、正直なところ『読書感想文は書くのに時間が掛かるから、その繋ぎで…』がスタートでした。やっぱり僕自身、納得した本しか買いたくないし読みたくないから『noteを書くために本を買う』は目的から外れてしまうもん。

ただ、こうやって更新し始めると『子育てってオモロいな』と改めて思う。社畜として無駄にした時間はデカかった。もっと幼い頃からしっかりと向き合っていたら…と本当に悔やむ。

あっ、名誉のために言っておきますが、乳児の時はしっかりと子育てしてましたよ。夜泣きや散歩に公園、保育園の送り迎えは全力でやってて初代育メンと言っても過言ではないと自負しております。実際、ママさん達から褒められまくりでしたからね!

話は脱線しましたが、子育てに面白さを感じれることの喜び。この喜びは本当に幸せだと思います。悩み、苦しみ、逃げ出したくなる人がたくさんいる中で僕は『楽しさ』を感じれている。

ぜひ、悩める人たちに共有したい。
子育ての楽しみ方を。

さぁ、今回は昨年末に違う媒体で書いた『娘』の話を加筆したものです。その時は『苦しかった時の話をしようか?』という森岡毅さんをパクリまくったタイトルでしたが、内容を修正していく仮定で『娘の夢は僕らの夢』というタイトルの方がしっくりくると思い変更しました。

それでは、始まり始まり〜


僕が立てた僕らの2023年の目標。
【家族総出で娘を世界に売り込む】

結論から言うと、うちの娘をインフルエンサーに押し上げたいと思います。

それでは『2023年の目標』決定までのプロセスを説明していきます。

パパとの共通点

私の娘は、良くも悪くも私にそっくりです。

DNA的なモノも多少はあるかもしれないが、末っ子という要素が大きいかな?とは思います。優しい兄がいて、自称「過保護のカホコ」の妻。末っ子で女の子という、パパからしたら目に入れても痛くないほど可愛い。

そんな、とにかく家族から可愛がられまくって生きてきた立ち位置。

ちなみに僕もそうだった。家族から友達から可愛がられて生きてきた。生粋の末っ子。

そして、もう1つ言える私にそっくりなところがある。これが人から愛される武器であったことは間違いない。それは、極めて『童顔』であるということ。

最近、私は太ってきたので微妙ですが、自慢じゃないが人生においてずっと実年齢より10歳若く見られてきた。それは年をとってからではない。20歳でも「小学生みたいな顔してるやん」と言われてきた。

娘も今、高校生だが小学生でも多分通用する。本人のプライドが許さないが、子供料金でいけると思う。この「本人のプライドが許さない」というのは私が心から共感する。私自身も実際にいい年になるまで「子供料金でいけるやろ?」と家族や友人に言われて悔しかった思い出があるからだ。

さてさて、話が大幅に脱線したけど。
結論、私にそっくりだということ。
すなわち、私と同じ運命を辿る可能性があると言うこと。

僕はとっても今、幸せだ。
心からそう言える。だから同じ運命を辿ることにそんなに悲観する必要はないが、この幸せに辿り着くまでのプロセスは壮絶だった。あの地獄はドMの僕だから乗り越えたが、娘にはあの地獄を味わって欲しくない。

少しだけ私の過去に触れておきます。

パパが味わった地獄

僕は人から愛される才能を持っていた。

社会人となり、その才能が発揮され『怒涛のスピード出世』ができた。3年で6段階昇進。

ここからが地獄でした。

『何もできない人』なのに周囲から助けられ、持ち上げられ、愛される能力は、いざ自分が1番上に立った時、どうしたらいいのか?完全に分からなくなった。

『頼る側』から『頼られる側』に立たされ、『守ってもられる側』から『守らないといけない側』になった。一体誰に頼ればいいの?

出世と共に大きな責任を背負う。
とてもじゃないが背負いきれない。
しかし、逃げれない。
逃げていい立場じゃない。
ビジネスという完全実力主義の現実に追い込まれて…遂に潰れた。

君にもきっとこんな時がくる。
君が望もうが望むまいが、君のリーダーとしての資質を周りの人は放っておかない。君の愛されるカリスマ性に人は君をリーダーに祀り上げるだろう。

その時、君が立っているその業界は、君が望んで進んだ、君が好きな業界だろうか?
それとも仕方なく踏み入れた業界だろうか?

そして、本当に大事ことは、そこは君が『頑張る価値のある場所』なのだろうか?



さて。
進みたい道へ行く前に、ここで自由に選べるモノがある。

それは、
『残りの高校生活をどのように生きるか?』

残りわずか1年?いや、1年もある。
笑けるくらい自由過ぎる高校。
ここも残念ながらパパと似てしまって、勉強が苦手ゆえに勉強の必要のない高校に入学してしまった。

逆にだよ。こんなチャンスあるかい?

進学を悩みながら1つだけ持てた目標。それは、大好きな「メイク」を専門学校で学ぶこと。止める気は一切ない。しかし、今の生活と比べて圧倒的な競争社会に飛び込むことになる。君が思っているより道は厳しい。

だからそれまでに、経験を積んで欲しいと思っている。パパの経験から言っておきたい。

「計画8割実行2割」

そう、始まってからでは少し遅いんだ。
進みたい道へと行く前に、チカラをつける。
君の向かう世界には今までとは桁外れの強力なライバル、壮絶な競争が待ってる。

君の夢

妻の頭の回転の速さと底なしの明るさ。
パパの客観的視点とトーク力。
パパの童顔と妻の綺麗さ。
そして、しっかり頭の悪さを引き継いだ面白さ100点の女子だが、本当に凄いのはそこじゃない。

僕が君の凄さに驚かされたのは、君の夢にある。

今どきの子が「夢」を聞かれて答えれる子いる?いないいない。社会人教育をやってる僕だから知ってる。だから正直、驚いた。こんなにも堂々と「夢」が言えるとは…

『お城に住む』

こんなにも堂々とした夢があるだろうか?

ゴールを持っている人ほど強いモノはない。
主体性、リーダーシップ、ブランディングetc…今のビジネスシーンで絶対必要不可欠なモノ。
それがゴール設定。

確かに大き過ぎるし、遠過ぎるゴールかもしれない。でも、大丈夫。確実に君は成功体験を積み上げゴールへと向かえる。

思いは、ひとつも無駄にしない。
家族が皆んながゴールへと押し上げるからね。


夢のために何をすべきか?

ゴールを目指すために家族でどう過ごすか?を考えるだけでいい。

今の君にいま足りないチカラ。
それは発信力。
そしてそれは今後の君に絶対に必要なチカラ。
君の表現力はズバ抜けているのは、たくさんの友達が証明してくれるし、自覚もしてるハズ。

今は、鍵アカで自分の為だけに発信してるストーリー。

これを「誰か」と「成長」のために変えて発信するだけでいい。そしてゴールを見失わず『お城に住む』ために発信すればいい。

今の君には最強のプロセスエコノミーがある。
プロセスエコノミーとは「完成品ではない、制作過程に生まれる良いモノ」のこと。

「JKという2度とは戻らない時間」の最高の思い出を記録として世界に発信すればいい。

これは僕らの願いでもある。
まもなく巣立つであろう、君のポテンシャルを開放してあげたい。

コロナ禍で我慢した日々。
奪われた思い出。
ここで泣き寝入りにはさせたくない。

誰もが顔を隠すこの時代。
マスクを外したその先に大きな自信がついてくる。その自信に満ち溢れ立ったその場所からはきっと、君の立ちたい場所だから。

今、パパが立っている場所は残念ながら、昔描いた夢とはかけ離れた場所。

もちろん後悔だらけだ。もっとチャレンジしていたら…あの時、もっと違う選択をしていたら…

今でも思うことあるよ。

でも、今は今の幸せを掴んだ。
『夢』を『理念』に書き換えて、そこらの人では到達できないほどの幸せを掴んだ。

今の君なら夢を夢のまま掴むことができる。

自信を持って『好きだ』と言える自分を作ること。2023年必ず到達できると確信してる。

そして、未来のお城で住む娘へ。

『生まれてきてくれてありがとう』


この本文を読んで「親バカ」と思う人もいるでしょう。でもね。誰だってバカになれるんですよ。子供が眩しく見える、愛しく見えるのは『血統』でしょうか?

いや、違う。もし、本当は取り違えた子だったとしても、この愛しさは変わらない。

これは紛れもないリーダーシップ。
迷惑を掛けづける子供たちに親は愛しさを感じる。これはビジネスでも一緒。

もし、子育てで悩んでいる人がいるなら、もう一度考えて欲しい。あなたが悩んでいる理由は何?

自分の思い描く姿と子供とのギャップですよね?

その姿に互いのベネフィットはありますか?
ベネフィットとは「利益、恩恵、便益」。
子供でも実際に損得で動くんですよ。しかも大人より、さらに子供は純粋だ。言葉は下手だけど素直だ。その素直さが行動に出ている。

子供は一体、何をしたいのだろう?
子供は一体、何が言いたいのだろう?
まずはそこをキャッチする。
それが分からないから悩んでる?
それなら「学ぶ」しかない。悩むんじゃなくて、学ぶ。

互いのベネフィットを理解してコミットしていく(あえてビジネス用語を使いました)。これができ始めると、とにかく何でも面白い。

やりがちなこととしてゴールが「ちゃんとした大人」「普通な人」だとどうなるか?確かに分かる。どんな子でもいい、ただ最低限って思うのが親。

でもね。「『ちゃんと』ってなに?」「『普通』ってなに?」という壁にぶち当たる。だって親の色眼鏡で言ってるから。

子育てを楽しくするのは自分次第。
互いのベネフィットを少しずつ探していきましょう。

前書きでも出てきた、この本。
マーケターの森岡毅さんが娘へ宛てた本。
ブランディングについて愛を持って語る最高のビジネス書。この本に僕はとても影響を受けました。

それでは、どこかでお話しができたら…

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?