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当たり前をブッ壊す#4

あなたの幸せを阻害するものは何?

この質問の意図は、要は『なぜ不幸と感じるのか?」ですよね。僕が思うのは不幸せのインパクトが強過ぎるのだと思ってます。ここでのポイントは「多さ」のではなく「強さ」ということ。

こんな会話聞いたことないですか?
「うちの子。勉強できなくて」
「え〜。そんなの気にしなくていいよ。うちの子なんて全然言うこと聞かない。○○ちゃんはとってもしっかりしてるよ」
「そんなことないよ。○○ちゃんの方が…」
日々コツコツせっせとネガティブ合戦。相手が褒めても、相手を褒めても否定するわ拒否するわ。
どうやら、人は悪い点の方を自慢する生き物みたいだ。

良い点の方が圧倒的に多いのに、他人にとって全く気にもしていないことを、鬼の首を取ったかのように猛アピール。

もっと広い視野で見てはどうだろう?
僕はもともと営業部で管理者だった。当時、僕はマーケティングが苦手だった。自分で言うのも何ですがマーケティングができない人の特徴は『視野の狭さ』なんですよ。

上司に言われた。
「君は業績が落ちたとき、事務所にこもって原因を探すクセがある。これね、結構『あるある』なんだけどさ。ダメな管理者の特徴でね、業績が良い時は余裕ぶっこいて外をほっつき歩く。業績が下がると慌てて事務所にこもる。これ、本来は逆なんだよ。業績が良い時は、自分がやっていることが正解なんだから事務所にこもって良いところを見つけて伸ばすべきで、悪いときは外に正解があるハズなんだから外を観に行って取り入れないと」って。

ぐうの音も出ません。完全に視野の狭さですよね。自分の感情に振り回されて見るべきところを完全に間違えてる。

悪いことばかり探しても、絶対良くならない。見るべき正解は外をにあって、正解と自分を照らし合わせて自分でも出来そうなことや自分の得意でそれと変わるモノを伸ばす。これができる人が優れたリーダー。それが自分自身のことであっても、自分を伸ばす「心のリーダーシップ」を持って考えることが大切です。

そのリーダーシップを持つために視野を広げる必要があるのですが、キーワードは「当たり前」。今までの「当たり前」をどう壊していくか?

さて、今回は視野を広げて分析しましょう。
第4回目は
【当たり前をブッ壊す】
「視野を広げる」〜何を学ぶべきか分析せよ〜


何を学ぶべきか分析せよ

「幸せは学ぶ時代だ!」と言われましても「何を学べばいいのですか?」というツッコミたい気持ちでいっぱいだと思います。

今までもそうだった。自身の経験を思い出しても「お前はダメだ」と何度も言われてきたし、申し訳ないが部下に言ったこともある。ただ、そんな時、素直に「教えて下さい」と言っても、明確な答えを教えてくれず極めて抽象的な精神論を言って終わり。もうそんなオッサン達にそろそろ飽き飽きしてきただろう。だから、この本でその終止符を打ちたい。

それではまず、あなたの『幸せ』に何が足りないか?を明確にしましょう。

【6つの豊かさ】
・お金の豊かさ(マネーリッチ)
経済的な豊かさ、物質的な豊かさ、家、所有物。

・仕事の豊かさ(ワークリッチ)
仕事で得られる豊かさ、充実度、キャリア、貢献、自己成長。

・健康の豊かさ(ヘルスリッチ)
健康、美容、アンチエイジング、外見にも反映されるもの。

・心の豊かさ(マインドリッチ)
心や魂の豊かさ、自己成長など、マネーリッチを実現させる土台。

・人間関係の豊かさ(フレンドリッチ)
人間関係、家族関係、パートナーシップ、所属するコミュニティの交流や貢献。ワークリッチを充実させる土台。

・時間の豊かさ(タイムリッチ)
時間的ゆとり、やりたいことをやる時間、趣味などに有効に使える時間。ヘルスリッチを実現するための土台。
「心のお金持ちになる教科書」より引用

そう。前の章で『幸せは学ぶもの。なぜなら、知らないことが多いから』と書きましたが、この【6つの豊かさ】を見て、まず知るべきは、見落とした幸せです。

悲しいかな、多くの人が『お金の豊かさ』だけに目がいってしまう。本当に金だけを持ってたら幸せなのか?

確かに僕も昔はそう思ってた。「金さえあれば」と。そう思って、お金を勝ち取るため馬車馬のように働いた。家族のために家族をほったらかして必死に働き続け、それなりの地位を勝ち取った。高卒で低学歴の僕が人様に自慢できるような給料を貰えるようになった。だけど、地獄だった。幸せなんてなかった。そこにあったのは、責任、圧力、嫉妬、プレッシャー。さらに理不尽に感じるほどの巨額の税金、自治体の手当は対象外、あなたは貰っているから多く出せ!という支払い、奢って当たり前だろ?という空気。この世界は頑張ったらペナルティがついてくる。

いつも、部下たちが羨ましかった。責任も持たず、プライベートを最優先できて、気楽に、わがままに、それでいて「お金を持たぬ者に権利を!」とたくさんの補助金や優遇。

あいつらが羨ましい…憎い…ズルい…
僕は妬み続け、そんな目で部下を見ていた。

なぜあの頃、「僕は不幸な人間だ」と思い続けたか?それは「お金だけが幸せをくれる」と勘違いしていたからだ。「お金さえあれば!」と思い、お金の出入りだけ見ていつも不安になって不満を持っていた。その頃はギャンブルもやった。幸せが増えて欲しかったからだ。負けてお金を失った時は、死にたい気分になった。

「なんで、ギャンブルに行ったんだ!辞めとけば良かった!」

その答えは、もうお分かりですよね。
幸せになれると願ってギャンブルに行った。給料日は月1回。幸せは月に1回しか入って来ない。だから、幸せになるにはギャンブルしかないと思っていたんだね。

もっと視野を広げてみましょう。
幸せを見落としているはずです。

仕事は楽しいですか?
体は健康ですか?
心は自由ですか?
仲の良い友達は?
時間に余裕は?

改めて考えると「僕には気を使わなくていい10年来の友がいる」とか「健康診断いつも良好判定」「暇すぎて動画ばっかり見てる」「可愛い子供がいる」という人、いますよね。

それって当たり前じゃないですからね!?
申し訳ないが、当たり前をブッ壊して下さい!

視野を広げましょう。全然、当たり前じゃないですからね。少なくとも、僕は普通の体型で健康診断が「異常なし」人が、心から羨ましい。何度ども言います。当たり前じゃないですからね。
まずは!当たり前だと思わず『感謝』することから始めましょう。いまある日々が『当たり前』だという思考では絶対に『幸せ』には辿り着けません。

もし「いや!金が全てだ!」と言う方は、思い出してみて下さい。仕事で大金を預かったり、持たされたりして不安になったことないですか?「なくしたら怖い」「盗まれたら怖い」「疑われたら怖い」と。欲しいわりにはお金を持つと不安になる。なぜだろう。預かったお金だから?いいえ、自分のお金だとしても今のあなたなら同じことが起きます。『宝くじが当たって人生狂って借金まみれになる人が多い』という話を聞いたことありませんか?その理由は大金はヒト・モノ・カネの価値を理解した人が手にして、はじめて運用できるモノだからです。当たり前の思考から脱却できず、感謝を知らない人は『お金』はもちろんのこと、何ひとつ幸せを掴むことができないと断言しておきます。

  • 感謝できる人=価値を知っている人

  • 当たり前と思う人=価値を知らない人

ここでの重要なことは「価値を知ること」です。お金を稼ぐことにも大事なことであり「幸せにはお金がいらない」という話ではありません。

お金持ちは価値を知っている。お金、仕事、健康、心、友達、時間の価値を知っているからビジネスに生かせる能力を持っているということ。だから、幸せな人にお金持ちが多いんです。

いま、流行しているビジネスは、どの豊かさを満たしてくれるコンテンツだろう?
まぁ、ビジネスの話はそれぞれの豊かさの満たし方を学びながら考えてくれたらいいと思います。

兎にも角にも、まずは視野を広げて、あなたの足りない豊かさ、満たされている豊かさを見つめ、幸せになるノウハウを学びましょう。

それでは、みんなが1番気になる「お金」の話から。


さて、今回は「心のお金持ちになる教科書」から学んだことがたくさん入っています。

僕は管理職時代、本文でも書いているように『お金』だけを追いかけ続けていました。それは本当に地獄の日々でした。

この地獄からどうすれば抜け出せるか?考え続け『働き方の意識改革』から始めました。そのためには、たくさんの『学び』が必要になり、たくさんの本を読みました。情けない話で、本なんて本当に読んだことなかったので読むのに時間が掛かりましたが、学ぶ大切さに気付き、学び、学び、学び続け、気付いたときには『仕事辞めます』って上司に言ってました。

一度収入を捨てたんです。給料は半分以下、からの前年度収入から算出された税金地獄。でもねぇ〜その日々はメチャクチャ幸せでした。子供たちと始めてたくさん過ごしました。小さなことでたくさん笑えるんですよ。家族で囲むご飯は本当に美味しいですよ。お陰で太りましたが。

幸せを見落としてる人が多いこと。
これは幸せと思えるように「価値観を下げろ」と言う意味ではありません。
学べ!!!と言っています!

当たり前だと思う日々からの脱却!
第4回目は
【当たり前をブッ壊す】
「視野を広げる」〜何を学ぶべきか分析せよ〜

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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