回想②
今回も、ディープな話ではございますが、
引き続きお付き合い宜しくお願いします(🫠💦)
人から裏切られる経験を詰んだ私が真っ先に思った事。
"無闇矢鱈に自己開示をしてはいけないんだ!!"
だけど、自分のこと何処まで話して何処からは喋ってはいけないんだろう?これ以上、傷付くのも怖いけど、嘘も下手だしな…わからないや。
じゃあ、いっその事、今は分からないバランスが掴めるまでは徹底して自分の話はしないでおこう!
そう決めてからは、毎度、つい喋りそうになる自分を必死に抑える日々が始まりました。
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②仕事だから
自身、体験したようにアダルト業界は非常に繊細。
私みたいなパターンは極小数で、大半は、自分がAV女優になる事をわざわざ言わない。または、言えない女の子だと思う。
なので、業界や事務所は最善の注意を払って、
事務所の採用時、AVメーカーとの契約時には必ずパブリシティの確認をする。
ざっくり例えると、
・SNSは可能か
・広告媒体での宣伝活動は可能か
等だ。
女の子によって事情が違うので、
雑誌の表紙はNGだけど袋とじならOKなど
一人一人に沿った対応をして貰える。
私はというと、勿論、パブリシティ全開。
業界用語では「パブ全」という。
そんなこんなで、SNS活動を始めた私がまず初めに仕事でぶち当たった壁はブランディングでした。
本来、大手であれば事務所に聞けばある程度道筋を教えてくれ、事務所と一緒に創りあげていくものだと思いますが、
私がはじめに入った所は、これからの未来が詰まった事務所であった為に、お互い手探り状態で始まりました。
この日記を読んでくださる方もご存知の様に、私は不器用なので随分と手こずりました。
とりあえず、自然体にありのままで投稿をして行くことに決めて
20代になり、大手事務所に移籍した後、マネージャーさんに言われた一言を今でも覚えています。
「ユーザーのプラスにならないお前のプライベートを誰が知りたいんだ」
衝撃でした。
確かにそうです。仕事ですから。区別が必要でした。
自分というコンテンツをいかに供給出来るか。
毎月リリースする作品のランキングに一喜一憂する気持ちを正直に投稿してしまっていたので、
その事に、気付かさせてもらい反省してからはバランス感覚のない私は自分の気持ちに嘘をつくようになります。
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ユーザーさんに喜んで貰いたい!
世の中にもっと私を知ってもらいたい!
その一心で、はじめた事でしたが…
この2つの出来事や自己理解、自尊心の低さがきっかけで、いつの間にか、自分で自分をどんどん狭め。
その結果、友達と他愛もない会話も、マネージャーに仕事の相談やファンに趣味の話すら出来ない。
自分の意見が言えない人になっていったのです。
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