ブロガーは目先のことより少し先の未来のことを考えるべき
個人ブロガー受難の時代です。多くの個人ブロガーがGoogle検索結果で上位表示することが難しくなってきました。
今後どうすべきなのか、色々な対策を考えている人もいると思いますが、少し長い目で見た方が良いと思います。
Googleは再度個人ブログを見直すはず
希望的観測かもしれませんが、私はそうなるだろうと思っています。
SEOは終わる
そう遠くない将来にSEOは徐々に意味を成さなくなる可能性が高いです。
みなさん、頭ではわかっていてもこれを事実として受け入れていないのではないかと思います。
AIの登場によって、検索関連も大きく変わってきます。既にSGEも実装されていますし、何か疑問があってもwebで検索ではなく、ChatGPTのようなAIに聞くという行動が一般化する時代が来ています。
今までのSEOは徐々に通用しなくなることは確実と思われます。そうなるとまずSEO業者は路頭に迷います。なので、今SEO業者は必死です。
個人ブロガーもコアアップデートの影響で、検索順位が下落しているブログが多く、どうしても必死にリライトしたりしがちですが、確実にここが原因という事実があるのならともかく、闇雲にリライトしても恐らく時間の無駄です。
そんな時間があるのなら、GoogleのSEOに頼らないことを少しずつでも取り組んでいくことが正解だと思います。
これに関しては下記に書いていますので、参考にしてください。
Googleは個人ブログの復権をきっと考えている
昨年秋と今年の春のコアアップデートで被弾し、大きく検索結果を落とした個人ブログの順位は、本当にためになる記事ならばまた上がってくると思います。
度重なるコアアップデートの結果、何を検索しても企業サイトが上位に来ることが増えていることは多くの人が実感しているはずです。
しかしこれは利用者の検索意図を満足させているかというと、疑問です。
実際、Googleの検索シェアは徐々に下降線を辿っています。
Bingの方が検索意図を満たす結果を表示してくれることも多々あるのが事実です。
そうなると、多くの人がGoogle検索結果の1位、2位のリンクをクリックしても、「欲しい情報が得られない」ということで離脱し、結果として滞在時間が短くなります。
その後、昔は上位だったけど、コアアップデートで下落してしまい、現在は10位に表示されているあなたのブログ記事があったとします。その記事が例え流入数は少なくても、利用者の欲しい情報があり、滞在時間が長く、別の語句で再検索することもないような場合は、Googleはいずれこの個人ブログを上位表示するしかなくなります。
実際問題、内容の薄い記事は個人ブログでも企業サイトでも多々あります。今はそれらを選別している段階ではないかと思います。
時間をかけて選別し、企業サイト、個人ブログ問わず、本当に優秀な記事だけが上位表示される仕組みを作る、これがGoogleが狙っていることではないかと思います。
考えても見てください。Googleは本来は広告会社です。広告を表示することにより企業(スポンサー)から収益を得るビジネスモデルなのです。
ユーザーがAIを多用することにより、そもそも従来のweb検索をあまり使わなくなる可能性が高いのに、自社のGoogleアドセンスをも亡き者にするはずはありません。
Googleアドセンスで広告が長い時間表示されることを望んでいるはずです。そうなると顧客満足度が高く、滞在時間の長いページはGoogleにとってありがたいはずなのです。
検索結果上位に表示されるGoogle広告も同じです。検索を使ってもらうことを前提にしたビジネスモデルなのです。
つまり、Googleは何としても検索を使って欲しいし、検索利用者に満足してもらうページを上位表示したいのです。これが原則です。
従って、現在はGoogleがそうなるように模索している過渡期なのではないかと推察しています。
意外と中身の薄い企業サイトばかりを上位に並べてみて様子を見て、そして個人ブログを下位に落として様子を見る。そんな段階だと思っています。
Googleも自社の検索エンジンシェアが下落してきていることはわかっているはずです。そしてその原因もわかっている。このままこの方向で企業サイトだけを優遇する方策のはずがないと思います。
まとめ
AIの登場で、大変革が起きようとしています。
SEO業者は終わると書きましたが、SEOではない仕事で生き残るかもしれません。
例えば企業は今までブログをSEO業者に任せていた部分があると思いますが、AIの登場でSEOが不要となっても、今度はAIをうまく使いこなせる人材が必要になります。
我々もAIのことを頭に入れながら、AIでは書けない記事(一次情報の記事など)を意識していく必要があります。AなのかBなのか、あるのかないのか、といったことしか書いていない記事はもう不要になるでしょう。
とにかく私は今年いっぱいくらいはGoogleの動きは様子見という形で、一方でGoogleに頼らないSNSでの流入割合を増やしていくことを考えます。
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