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台湾の秘境 阿里山の行き方や気を付けるべきこと

台湾観光ドットコム編集長です。
台湾の秘境 阿里山に行ってきました。
台北から約5時間。
秘境という言葉がぴったりです。
移動はきついですが、その疲れを吹き飛ばすほどの絶景が待っています。

今回、台湾観光庁とkkdayのコラボ企画『台湾秘境旅』の取材で阿里山を訪れました。取材記事は特設サイトに掲載されています。

noteでは、取材記事では書けなかったことをシェアします。

阿里山に行けなかった過去

知らない土地を旅するときは色々不安になります。
海外旅行、しかも秘境と呼ばれるところは余計です。

・どうやって行くのか
時間はどのくらいかかるか
お金はいくら必要か
どこを観光すれば良いか
天気が悪くても楽しめるか

阿里山が日本のメディアで紹介されることは少なく、個人旅行者向けの情報は不足していると思います。

私自身、数年前に阿里山に行きたいと思い嘉義に行ったことがあります。嘉義には阿里山鉄道の始発駅があり、そこから鉄道に乗れば阿里山に行けると思っていたんです。しかし、阿里山鉄道に乗車するには予約が必要だったこと、台風の影響で全線開通していないことなどが分かり、嘉義まで来て断念した経験がありました。

嘉義駅からバスで行くという選択肢もありましたが、「阿里山鉄道に乗れるタイミングでまた来よう」と思って行きませんでした。

月日はあっという間に流れました。
正直、取材の話がなければ阿里山に行くことはなかったかもしれません。
タイミングやきっかけは結構重要です。

一度は行きたいと思っていたけど、行く機会がなかった阿里山。
期待は大きくありませんでしたが、行って本当によかったです。
今回の旅は阿里山鉄道やホテルの手配、ガイドさんによる阿里山の観光スポット案内がすべてセットになったツアーだったので、事前の下調べも必要ありませんでした。

ツアーは自分のペースで楽しめないというイメージがあって敬遠していましたが、自由時間もたっぷりありました。情報が少なすぎて自力で行くのに躊躇した場合、ツアーを利用するのも悪くないと思います。

阿里山のおすすめポイント

わたしが取材させてもらった阿里山ツアーについては、kkdayの特集ページで詳しく書いています。ツアーの流れや観光スポットをまとめているのでそぜひご覧ください。

阿里山でよかったところは以下の通りです。

・空気が綺麗で澄んでいた
・台湾固有種のミカドキジ(帝雉)に出会えた
・満点の星空が広がっていた
・阿里山茶が安く買えた
・阿里山鉄道の車窓からの眺めがよかった

阿里山は空気が澄んでいました。たくさんのバイクが走る台北市内も良いですが、空気が綺麗な阿里山で森林浴をするのもなかなか良いです。樹齢2000年を超える巨木がいくつかあり、その大きさに圧倒されました。

散策中には台湾固有種のミカドキジ(帝雉)にも出会うことができました。野生ですが近づいても逃げないので人に慣れているのでしょう。

ハイキングコースは街灯がほとんどなく、夜になると満点の星空を眺めることができます。お土産にぴったりの阿里山茶も購入できました。高低差約2000mの阿里山鉄道の乗車体験は良い思い出になるでしょう。

ここまで阿里山の良い点ばかりを書いてきましたが、阿里山行きを迷っている方のために、事前に知っておきたい点をまとめてみました。

阿里山に行くかどうか悩んでいる方はぜひご覧ください。

阿里山に行く前に知っておきたいこと


冒頭で述べた通り、阿里山はアクセスが大変です。
嘉義駅から阿里山までのバス移動は約3時間かかります。

長時間のバス移動で心配になるのがトイレ。

トイレが清潔かどうかを気にされる方はたくさんいらっしゃいます。
海外旅行においてトイレの心配は付き物です。

約3時間のバス移動中にトイレ休憩があるのですが、

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