伝えたいなら、まずは聴く
おはようございます。
アスレティックトレーナーのワタナベです。
私たちアスレティックトレーナーは時に「指導者」でもあります。
指導する以上、
相手に伝わるよう努め、理解してもらい、実行するまでフォローする事が求められます。
この「伝える」という振る舞いをしばしば誤ってしまう事があります。
「伝える」とはこちらの主張を一方通行で押し通すことではなく、
相手の言葉や行動を受け取り、お返しする事で成立すると思っています。
例えば、「腰が痛い」「足が速くなりたい」「スリムになりたい」 …etc
相手の要求に対してこちらの持っているモノを「伝える」事が適当であり、
こちらが話したい事を話すだけでは「伝わらない」のです。
これは客観的に人の会話を観察すると、
よく見えるエラーだと思うのですが、いかんせん自分だと気づきにくい。。。
先日も他者の会話を聞いていて、
聞き手の質問に答えていない
質問内容を聞いていない
とりあえず話したいことを話す
聞き手が「要はこういうこと?」と聞いて「あ、そうです」
となっている様子を垣間見ました。
私もこんな事を言っていて
クライアントに説明している時に、途中から「あ〜聞きたい事はこういう事じゃないな?」とか「納得していない、響いていないな〜」と思うことがあります。
自戒を込めて、まずは
よく聞く・聴く・訊くこと
こちらが「伝える」のはそれから。
『伝える前にキク』を自分にも言い聞かせます👂
ではまた〜。
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