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英プレミア・リーグ・チームのTシャツ

去年のこと、久々にロンドンの国会議事堂見学ツアーに行った。8月末にしては珍しい暑さで、お気に入りのエンジのTシャツで行動していた。
何せ、日常、国会議員が使用している国会議事堂であるので、セキュリティーチェックは旅客機搭乗時並みにきっちりなされる。(しかも警官により)

X線検査担当警官は私のシャツを見るとすかさず胸で腕を交差し(ウェスト・ハムのロゴの形)、ウェストハムへの敬意を表してくれた。意外なところにサポーターは居るものだな、と感心する。確かに、住んでいるマンションの受付コンシェルジュも、「今から試合を見に行くのか?勝って来いよ!」と、いつも声をかけてくれる。

次に下院(庶民院)議場に入ろうとしたところ、「Sorry, no West Ham supporters are allowed in this building」とオフィサーが真顔で言い、その後、にやりと笑っている。そうです、単にからかわれていたのです。アーセナルやトッテナムだと怒られるかもだけど、ウェストハム・サポーターなら優勝争いもしていないし、穏やかだからいじっても大丈夫だろうと思われているのでしょう(笑)

スナク首相やトラス前首相のレターボックスを指でなぞったり、下院のお馴染みの緑のシートを間近で観たり、毎度ながら満足のツアーでした。
(議場内は撮影禁止です)


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