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【PDCAサイクル】ビジネスにおける効果的な振り返りとは

皆さん、こんばんは。

今日はビジネスにおける振り返り会のあるべき姿について書こうと思います。

というのもちょうど本日、会社のとある案件の振り返り会に同席して

思うところがあったため、それを元にこの題材で書いていきます。


今回のお話の概要はこちらです。


・結論

振り返り会にていくら改善点・反省点を挙げたところで、

その課題に対する改善方法を仕組み化しなければ振り返りの意味をなさない。

・理由

  1. 人は常に忘れていく生き物

  2. 仕組み化することで無意識に改善策を実行できる



では、本題に入っていきます。

まずは、上述した会社で同席した振り返り会について話します。

その振り返り会が実施されたプロジェクトは、最終的に採算があまり良くなく、

振り返ってみれば改善点が多くあるといったものでした。

振り返り会の話を聞いていても、各メンバーがあらゆる視点から

「ここが良くなかった」「ここは改善の余地がある」

といった声が多数上がっていました。

しかし、いざ振り返り会の終盤に差し掛かると、

改善点を挙げるだけ列挙して対策まで考えようとする気配がありませんでした。

そこでそのプロジェクトメンバーではないのですが、

私の方から「改善策まで今のうちに考えた方が良くないですか?」

と意見させていただきました。

すると皆さん納得してくれて、そこから改善策をどう仕組み化していくかに

議題が移り変わりました。


私自身は前職でPDCAサイクルを徹底的に意識するよう叩き込まれていたため、

この発想にたどり着くことができました。

そして私の一意見をきっかけに皆さんが改善策を考えてくださったという点は、

皆さんも改善策を立て仕組み化するべきだと思っていただけたからだと思います。

つまりは、改善点を挙げることに夢中になりその先に意識が向いていなかった

のかと思われます。

このような事は、思い返してみるとよくあることではないかと思います。

私自身もPDCAサイクルを叩き込まれる前までは、

そんな発想に至れていませんでした。

ただし、今回仕組み化までを会議の中で検討することにより

改めて改善点の対策方法を仕組み化する重要性を感じました。


ここまでのお話はきっと読者の皆さんも納得いただけるかと思います。

そこで私はなぜ仕組み化するまでが重要なのかを改めて考えてみました。

その結果、私が思うに以下の点がその理由となるのではないかと思います。

  1. 人は忘れていく生き物

  2. 仕組み化することで無意識に改善策を実行できる

改善点を列挙していくことも重要ですが、それだけでは、

よほど痛感するような改善点ではない限り人は忘れていくと思います。

そのため、いかに再度同じ反省を生み出さないためにも、

その場で同じミスをしないための仕組みを作る必要があります。

そうすることで仮に今回の振り返り会の記憶が薄れてしまっても、

その仕組み化したプロセスが同じミスの発生を防いでくれます。


以上の考えにより、私は改めて改善点はすぐに仕組みで解決する

ということの重要さを学びました。

皆さんの中でももしそのような事態が起きているのであれば、

私の体験談を活かして、仕組み化まで行うということを

実施していただけると、この記事を書いた甲斐があったなと思えますので、

ぜひ試していただけますと幸いです。


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