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適応障害になったことはありますか?

私はあります。恐らく😖
病院に行って診断書を貰っている訳ではないので、あくまでそれっぽい経験がある、くらいです。

前職は損保で働いておりましたが、その業務の特性上どうしてもピリピリしている人とお話をする機会がとても多くありました。
また恒常的な人手不足から大量のタスクが降ってくる環境下でもあり、仕事のスピード・質・量の全て高い水準で求められておりました。

そして私の性格はめんどくさがりで平和主義。
プライベートではとにかく揉め事を避けて生きてきました。揉めそうな状況・めんどくさい状況に直面すると、お金で解決できるのであればすぐに払って解決をするタイプです。とにかく面倒ごとに時間を割きたくない。多少不利になってもその場が丸っと収まるなら自分が折れるタイプです(笑)

性格上は合わない業務。しかし真面目に努力し、考えて、どうにか4年間働きました。よく耐えれたと思います。

最終出社日の2ヶ月前、急に倒れてしまいました。
月曜日に出社しようと準備をしていたところ、動悸が止まらず嘔吐。吐き気が治らないことは常でしたが、実際に吐いてしまったことは初めてでした。またその後は焦りからか体が動かず、トイレから出れなくなってしまいました。泣いて主人に助けを求め、その日は休むことを決断。ただ一度休んでしまうともう負のループにハマってしまい、その後も行けず…結果1週間休暇を取ることになりました。
そして、翌週の月曜日。今週こそは絶対に出社しなければと思いながら準備をするも、先週と同じ症状がでて動けなくなりました。

完全に体が拒否していることは分かっていましたが、退職まで残り2ヶ月なのに、、、と悔しい思いが込み上げて余計に焦ってしまい、体にムチを打って出社。その結果会社でも嘔吐、課長を目の前に大号泣(笑)しゃっくりをあげながら泣いて、もう話ができる状態ではなくなってました(笑)

残り2ヶ月しかないので出来るだけ周りに迷惑をかけたくない。でも体が言うことを聞かない。病院に行けば必ず適応障害の診断書が出されてしまう。そうなると最後の出社ができないので絶対に行きたくない。どうすれば良いのか分からない・・・。

ありのままの不安を課長へ相談したところ、診断書無しでも休める期間について教えていただき、心身が落ち着くまでは仕事を離れてゆっくりするように指示をいただきました。
診断書がなくても少しだけ休憩が出来ることを知り、心に余裕が生まれました。休養期間を経て多少回復し、残り数ヶ月の時間を使って出来る業務を行いました。そして最終日までには出社ができるほどに回復し、どうにか円満に退職することができました。

当時話を聞いてくれて、休暇をとらせてくれた課長には心から感謝をしています。あの時に少し休めたから大事にならず済んだと思っております🙇‍♀️

このような経験を通じて感じたことがあります。それは

会社生活を過ごす上で大切なのは物事の考え方であり、レジリエンスを身につけること。

レジリエンスとは適応能力・変化に対応する力のことを言いますが、適応するには物事の捉え方が重要だと思います。

私は会社に行けなくなる寸前
・平和主義な私の性格はこの仕事に合っていないのではないか…
・罵声を浴びせられ、タスク量も多すぎる。明らかにキャパオーバーだ。
・周りに迷惑をかけてはいけない(=絶対に出社しなければ行けない・病院に行ってはいけない)

などと現状に対して不満・不安を感じ、それをまともに受けて、自分自身にプレッシャーをかけていました。現状が苦しいことに変わりありませんでしたが、現実の受け止め方を変えることは出来たのではないかと、今は思っております。

・喧嘩したい人はほとんどいないはず。穏便に解決したい人達が何を求めているのか?平和主義の私だからできることはないのか
・キャパオーバーな仕事であれば完璧に出来なくて当たり前。自己ベストを目指して気負わず取り組もう。
・周りの人が体調不良で休んだ時、私はその人に不満を持たなかった。(体調を崩させた会社が悪い笑)だから体を最優先に上司に相談をしよう。

少し他責思考ではありますが、心身が崩れそうになった時にはワガママに考えることも必要🫶

心身を崩すほど真面目な人だからこそ、ワガママな考え方が大切なんだと思いました。

メンタルヘルスについて現在も勉強中であるため、また学びがあればnoteに記載したいと思います📝

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