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デリバリー落語を頼んでみたら、控えめにいって最高だった話。(動画もあるよ)


こんにちは、採用コピーライターのたいすくです。
『でりばり~落語』というサービスがあるのをご存じですか。

これは連絡をすれば、自宅に落語家さん(噺家さん)が来てくれて“生”の落語を披露してくださるというもの。コロナ禍が落ち着くまでの期間限定のサービスというもので頼んでみました。今回はそのレポートになります。

『でりばり~落語』とは

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寄席

春風亭㐂いちさんが行なっているデリバリー落語サービスです。噺家さんが自宅まで来てくれて、生の落語を披露してくださります。

料金は、演目ごとに決まっていて、

10分の演目は一席1500円
15分の演目は一席2500円
20分の演目は一席3500円
25分の演目は一席4000円
30分の演目は一席5000円

…という価格設定になっています。
ただし、最低1時間以上の依頼をしなければなりません。

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どんなコロナ対策をしたか

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マスク

・聞き手はマスク着用
・聞き手はソーシャルディスタンスの距離を置く
・会場のリビングはすべての窓を開放(換気をよくする)
・噺家さんエリアにはマットを敷く(飛沫防止)

こんな感じです。



当日の様子

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デリバリー落語2

めくりは自分たちで用意しました。後ろに見えるソフトクリームは我が家の間接照明です(気にしないでください)。

<お願いした演目>
・「子ほめ」
・「転失気」
・「平林」
・「出来心」
計10000円+お心づけ

※雰囲気が分かるように一部分だけ動画でご紹介します。


感想

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女性がOK

とても良かったです!
何が良かったかというと“噺家さん独り占めライブ感”ですね。

噺家さんたちは、普段も会場の雰囲気に合わせて話す内容を変えたり、アレンジしたりしているそうなのですが、自宅にお呼びするということは、僕たち家族に合わせて噺をしてくださるわけで。依頼するまで想像ができなかったのですが、それが思いのほか良かったです。

落語はYouTubeに動画がいくつも上がっているのですが、やっぱり“生”で聞くのは違います。迫力もそうですし、会場と一体で創り出していくものが味わえるってところに、僕はこのサービスの価値を感じました。

休憩時間では、「落語家になりたい」という息子が「どうすれば上手く話せるようになるのか」などを熱心に聞いてメモしていたりして、そんな交流も微笑ましかったですね。


さいごに

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コロナ禍というと、いままで当たり前のようにできていたことができなくなっていくマイナスイメージが強いですが、逆にこの環境だからこそ生まれた新サービスもあるわけで、逆に「この状況を楽しんでしまおう!」という考え方も「アリ!」だと思います。

春風亭㐂いちさんによりますと、

「このコロナ禍で落語会やら寄席がバタバタと中止あるいは延期となり、
私自身も3月、4月、5月、6月と全ての会がなくなってしまいました。我々、噺家(特に若手二ツ目)は、30人程度のキャパの落語会をコンスタントにやり生計を立てております。主に取っ払いです。会の規模が小さい為、潰れた時の保証もありません。あぁバイトすっかなーと思ったんですが、どこもかしこもバイトの募集すらない状況となり、、、まるで見通しがつかない個人事業主となったわけでして。」

とのことですので、「このサービスを利用する」ということは「大好きな噺家さんたちへの応援」にもなるわけです。

興味のある方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。僕を含め家族はみんな大満足でした。

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