[初心者向け]いい感じの採用広報記事をつくるための5つのポイント
こんにちは、採用コピーライターのたいすくです。
【たぶん世界一やさしい採用広報の授業】、今回は「いい感じの採用広報記事をつくる5つのポイント」についての話をしますね。
【1】記事は1000字以内
社長インタビュー、社員インタビュー、会社紹介は例外になりますが、基本的に「1記事1000字以内にまとめること」をオススメします。
理由は、採用広報記事は求職者の立場からすると「さっさと読みたいもの」だからです。これは疑似転職活動をしてみて他社の採用広報記事を読んでみると分かるのですが、読者は早く結論を知りたいんですね。自分の就職活動に不必要なものが書かれているとイライラして離脱してしまいます。もちろん、そういう求職者ばかりではありませんが、読者は読み物に対してシビアですから、これくらいに考えておいたほうがいいです。
また、書くのが慣れていない人の読み物は読みづらいもの。記事からの離脱はイコール選考からの離脱にもなりかねないので、短く要点を押さえて書くほうが読みやすくなりリスクヘッジにもなります。
【2】1記事1メッセージ
記事の目的を絞る、という話です。1記事で伝えたいことは1つだけに絞りましょう。
書いているうちにいろいろなことを伝えたくなって、いろいろと加筆したくなるものですが、読者は「何が書かれているか分かりやすいもの」を求めています。何が言いたいのかよく分からない記事は、読者にストレスを与え、離脱リスクを高めるのは前述したとおりです。
【3】画像3枚以上
アイキャッチ画像のほか、最低2枚は記事に載せましょう。画像は多いほどいいです。
理由は、文字ばかりの記事では読者のアタマに情報が入っていかないからです。世の中にあるメディアの多くが画像つきです。採用上の競合となる他社の採用広報記事でも画像を使っているものがほとんど。「画像がない」というのは比較されたときにマイナスイメージになります。
若者の活字離れが進んでいるからこそ、記事における画像の重要性も高まっています。
【4】構成は「序」「破」「急」
文章の構成は「起・承・転・結」が望ましいと言われていますが、Web時代の文章は「いち早くどんな内容かが分かるもの」が求められているため、文章の構成も「序・破・急」が望ましいです。
「序・破・急」とは、舞楽・能楽の構成形式のことで、全曲を序・破・急の三部分に分け、曲や舞の進行の速さを表したものです。短編の映画やドラマでもこの構成が用いられることが多く、「1記事1000文字、1メッセージ」と尺と内容が明確な場合は、この構成が「話が早い」です。
採用広報記事での「序・破・急」はこんな分け方になると思います。
「序」
話者の自己紹介。これから何についての記事を書くかの宣言。
「破」
紹介するヒト・モノ・コトについて。
「急」
なぜ紹介しようと思ったのか。これを書くことで記事に深みが増す。
【5】記事作成は1時間以内
社長インタビュー、社員インタビュー、会社紹介は例外になりますが、採用広報記事は「サラッと読まれてしまうもの」なので、ここに時間をかけすぎても意味がありません。自己満足に陥りがちです。
という業務効率の話もあるのですが、ライティングは1時間と決めておくと、書く前に記事の構成を考えておくという習慣ができたりします。
また、採用広報記事はある程度の量を作らないと採用支援として効果が出てこないものなので、「1記事にパワーと時間をかけすぎない」ということも大事です。
【オマケ】[初心者向け]読みやすい文章を書くときの4つのポイント
いい感じに読みやすい文章にしたいときは、こちらの記事に書かれている4つのポイントも意識してみてください。
本日のまとめ
・読みにくい記事はストレスを与える
・短く要点を押さえて書く
・若者の活字離れを甘く見ない
・「序」「破」「急」を意識
・原稿用紙2枚半を1時間以内で書く感じ
本日は以上になります。
この記事で紹介しているのは、数ある採用広報論の1つにすぎません。ですので、「こういう考え方もある」という感じで受け取っていただければと思います。m(_ _)m
▼このマガジンも参考にしてね▼
Twitterでは、求人広告や採用HPの効果を上げるノウハウをほぼ毎日発信しています（本名でやっています（笑））。興味を持ってくださった方はフォローしていただけると嬉しいです。
※クリック（↑）すると、Twitterアカウントにリンクしています。
興味を持っていただけましたら、スキ＆フォローいただけると嬉しいです！
それではまた明日！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？