楽観的な予見。

より

上記文抜粋
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変わり始めた世界


2022年の春以降、世界が少しずつ変わり始めている様に感じます。世界が一極主義(グローバリズム)と、多極主義(反グローバリズム)の主導権争いによる相克が続いていることは同じなのですが、所謂西側世界のグローバリズム勢が優勢であった事から一転して多極主義勢が力を持ち始めていると思われます。

仮想経済派(一極主義)と実体経済派(多極主義)

それぞれの国或いは勢力がどちらの陣営に属しているかを見るには、実体を伴わないデジタル経済やいくらでも貨幣や価値を増やせる「仮想経済」を重視しているか、エネルギーなどの資源、穀物や実際の工業製品の貿易といった「実体経済」を重視しているかを見れば分かります。一極主義派は全てを統一した価値(貨幣)で支配したいので、デジタルで価値を好きな様に増やせる仮想経済を重視しますが、資源や穀物などは世界に分散しているものであり、多極にならざるを得ないから、これら「実体経済」を重視する陣営は多極主義になります。また実体経済を動かしているのは世界の人達なので本来「people=普通の人達」は多極主義であり、世界を一部の超金持ち人間(の価値観)が支配するなどという愚かな思想に共鳴するはずがありません。企業の株価も実体である「企業業績」によって左右されるのですから、仮想経済より規模は小さくても実体経済の方が強いのは当然です。

西側(一極主義を支持する国家=黄色)とそれ以外(多極主義)の色分け

仮想に負けたトランプとその後の米国の惨状


米国の民衆に根差した実体経済の繁栄を目指したトランプ大統領は、実体を伴わない「郵便投票」という「仮想」に数の上で負けて、その結果をグローバリストの権力者が認めたために再選を果たせませんでした。結果的に実体が感じられない「恍惚バイデン大統領」政権となり、この2年に行った事は「コロナに乗じた国民の行動制限」「インフレと貧富格差の増大」「ウクライナ戦争開始(中ロ敵視強化)」「無制限の移民流入と犯罪増加」他にも「医薬品の値上げ」「エネルギー供給の停滞(石油採掘とパイプライン停止)」と惨状としか言いようのないものです。「仮想はやり放題」と無尽蔵に金融緩和と政府支出を続け、さすがに民主党の穏健派からも「いい加減にしろ」と議会で予算が通らない状況が出てきましたが、「仮想バイデン政権」もそろそろ限界に達して、秋の中間選挙では共和党が圧勝する兆しが見えてきました。次の選挙は「仮想投票」の手口を知り尽くした共和党側があらゆる手で不正を防ぐ手立てを講じるでしょうから前回の大統領選挙の様には行かないと思われます。


参考 What if president Trump were still president?


変わり始めた世界


 ウクライナ戦争は当初予想した通り持久戦になればウクライナに勝ち目はありません。今後は、東ウクライナはロシアに併合され、西ウクライナはポーランドの一部(合邦国家)の様な形でEUに加盟し、欧州諸国にとって莫大な戦後復興の重荷になってゆくと思われます。ウクライナの東半分はロシア語話者であり、親ロシア派の住民にとってはネオナチに脅されながらウクライナに留まるよりロシアに併合された方が安心して過ごせるでしょう。西側から無尽蔵に送り付けられている兵器類が前線の兵士に届くのは30%と言われており、残り70%はブラックホールの闇市場に流れています。元々ウクライナ国民の幸福など一切考えずにグローバリストの都合で始められた戦争ですから、こうなる事は予想できたのですが、多くのウクライナ国民が「ゼレンスキーいい加減に戦争止めろ!」と本気で怒っている声が西側メディアで一切放送されない事の異常さを、識者の誰も指摘しない時点でこの戦争は終わっていると言えるでしょう。


参考 7/18、2022ロシアへの協力の疑いで複数の国家保安部高官を頸に

ドンバス地域をほぼ手中に収めて固定化しつつあるロシア軍2022.08.08


 ウクライナが捕虜を拷問していること、ウクライナが病院や学校を意図的に基地化して国民を盾に使っている事をアムネスティ・インターナショナルが報じる、ウクライナが東部に対人地雷爆弾を使用している、アゾフ大隊所属の捕虜たちが住民に行ってきた悪行を暴露しはじめたため、捕虜収容所をHIMARSで攻撃したといった現実が次々に明らかになり、「ウクライナは道徳的に善」と言い張ることができない情勢が出てきました。

ウクライナ軍が戦時国際法で禁じられている方法で住民を盾にしていると報じる国際アムネスティの報告


 「ヨーロッパで大戦争を起こす事がどうやらできない」と焦ったグローバル陣営は台湾で中国との戦争を起こさせようと高齢で撃墜されても良い下院議長のペロシ氏を無理やり台湾に送りました。当然中国は大規模な軍事演習で答えましたが、韓国では大統領は「夏休み」を理由に合わず、日本もほどほどの対応で、台湾べったりの岸防衛大臣は退任(交代)という対応。アジア人同士で戦争させて武器で金儲けという米国の思惑は中国にとっても見え見えであり、今後もアジアで戦争は起きない(副島氏が言うように平和的台湾併合はあり得る)でしょう。


変わり始めた日本

 安倍前総理の暗殺の背後にはグローバリズムと組んだ米国諜報界が存在するだろうという田中宇氏の論考は説得力があります。今まで批判されることがなかった自民党と統一教会が突然嵐の様にメディアで批判されている背景(CIAの下部組織である読売日テレが最先鋒)には、岸田政権に圧力をかけてドイツショルツ政権の様に自滅覚悟でグローバル路線に従わせようという意図があるのでしょう。岸田首相は元々方針を明言しないでのらりくらりと外敵の圧力をかわしながらうまくやってゆく人なので「メディアの統一教会攻撃」も内閣改造などで何とか乗り切る(逆手にとって自分がやりやすい体制を作る)つもりだと思われます。



 新型コロナ騒ぎも感染者数が増加する中で感染症学会などから「コロナは風邪と同じ」とやっと本当の事を声明として出しました。「これ以上経済グレート・リセット政策に付き合って日本をダメにする事はしない」と内々に政権から許可を得たという事でしょう。医学論文を読む限り、私の意見も感染症専門医の意見もコロナ騒ぎ当初から余り乖離はなかったのですが、メディアから偏った見解ばかり聞かされてきた一般の方はそれが理解できなかっただろうとは思います。



世界も日本もまっとうな方向に少しずつでも戻ってゆく事を願ってやみません。

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抜粋終わり

対外的な動きは、マトモ化が日本でも起きているのか?

そうなるといいですよね。

さてさてどうなるかな。



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