日本の「リベラル派人士」の大多数がゴミくずなのは、これでもわかる。


より

上記文抜粋
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1990年代ロシアの惨状を振り返えってみよう―国民がなぜ西側に不信感を持ち、プーチンを支持するかがわかる

<記事原文 寺島先生推薦>
WHY THE US-RUSSIA RELATIONSHIP WENT SOUR AFTER THE 1990S
原題:1990年代以降に米国とロシアの関係が悪化したのはなぜか。
筆者: クリス・カンサン(Chris Kanthan)
出典:World Affairs
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>  2023年12月26日


1992年、ソビエト連邦崩壊後、ロシア全体がウォール街とIMFの手に委ねられた。結局のところ、共産主義は失敗し、資本主義を受け入れる時が来たのだ!これらの専門家たちは、自由市場と民営化の原則を使って奇跡を起こし、すべての人を豊かにするはずだった。


経済テロリズム

現実には、民営化は海賊行為となった。

それは、1970年代にミルトン・フリードマンと彼のシカゴ・ボーイたちがチリに与えたショック・ドクトリン(惨事便乗型資本主義)と同じだった。2009年以降、同じ手法の少し異なるバージョンがギリシャで使われている。
グローバリストが導入した「改革」の最初の年である1992年、ロシアのインフレ率は2500%にまで急上昇した。これは二重の打撃を与えた。ひとつは、食料品などの価格が25倍になったこと! 第二に、年金生活者の貯蓄が消えてしまったこと。10万ルーブルの貯蓄があった人の貯蓄が4000ルーブルになったのだ。

この経済テロの責任者はハーバード・マフィアである、ラリー・サマーズ(後のアメリカ財務長官)、ジェフリー・サックス、デビッド・リプトンなどである。つまり、縁故資本主義、ハイパーインフレ、債務の罠、緊縮財政によって経済を破壊するというテロだった。縁故資本主義の戦略とは、ロシアの莫大な天然資源と国営企業を一握りのオリガルヒ(寡頭政治支配者)に分け与えることであり、オリガルヒはその所有権の大部分を西側のエリートたちに小銭(手数料と言えるだろう)で売却した。


アメリカがロシアの政治を支配

アメリカはロシアの政治も支配していた。2期務めたボリス・エリツィン大統領を含むロシアの指導者たちは、アメリカのエリートたちの手によって選ばれた。以下はその証拠である:

1. 米国がいかに不正選挙を行い、エリツィンの大統領当選を手助けしたかを自慢する米国メディアの見出し。 1996年の『タイム』誌の表紙は、誇らしげに「ヤンクス・トゥ・ザ・レスキュー(アメリカ人が救助に」」と自慢している!中には、「ボリス(エリツィン)を救出する」と題された記事があり、アメリカの助言者、選挙運動運営者、世論調査担当者たちが、いかにエリツィンのロシア大統領選勝利に貢献したかが詳細に書かれていた。もちろん、アメリカがエリツィンを欲しがった理由は、彼がバカでアル中だったからであり、彼の内閣のほとんどはアメリカの操り人形で埋め尽くされていたからだ。


[酔っ払いで、裏切り者で、操り人形のエリツィン]


2. ビル・クリントンがトニー・ブレアと交わした会話は、「いかにアメリカが、ロシアの議会を支配し、首相を選ぶことができたか」を示している。クリントンは、「まずやらなければならないのは、チェルノムイジンを(ロシア首相として)承認させることだ。私は向こうで何ができるか考え、ロシア議会に影響を与えるために必死に働くつもりだ!」と述べた。


エリツィン ー アメリカの役に立つバカ

エリツィンは1期目、悲惨な経済「改革」の後、ロシア議会から弾劾され、大統領を解任された。その仕返しとして、彼は軍を投入し、国会議事堂を戦車で攻撃した! 西側メディアの反応は? 賞賛だけだった!これがアメリカによる民主主義の広め方だったのだ。

そして1996年、エリツィンが再選を目指していたとき、ビル・クリントンはIMFから100億ドルの融資を手早く手配し、さらに選挙直前にモスクワを訪問してエリツィンを大きく後押しした。


[エリツィを応援するクリントン]

ロシアの大恐慌

エリツィン時代を通じて、アメリカの専門家たちはロシア経済を破壊し続けた。狂気の沙汰というべきか、アメリカの専門家たちによって行われた「自由化」プログラムは、4年もの長きにわたって、月50%(年2000%以上)ものハイパーインフレを引き起こした。


[ロシアのインフレ率]

アメリカの指導の下、何千ものロシアの工場が閉鎖された。ロシアの石油・ガス生産量でさえ、ソ連時代と比較して半減した。ロシアの購買力平価GDPはエリツィン時代に40%減少し、経済危機は1930年代のアメリカの大恐慌よりも深刻だった。


[1989年から1999年のロシアのGDP(購買率平価))GDP]

この偽の経済危機を解決するために、アメリカのハゲタカ資本家たちは、政府支出を削減し、労働者を解雇し、増税するという、より非論理的で残酷な助言をした。この新自由主義的な「解決策」は、予想どおり、ほとんどのロシア人にとってさらなる不幸をもたらすだけだった。

1990年代には、ロシア人労働者の40%が何カ月も給料を受け取れなかったり、まったく支払われなかったりすることがしばしばあり、ロシア人の1/3近くが1日4ドル以下の収入しか得られなかった。200万人のロシアの子どもたちが実質的に孤児となり、男性の自殺率は急上昇し、男性の平均寿命は58歳まで低下した。1991年から1999年の間に、ロシアの人口は800万人減少した。


[1990年代、ロシアの見捨てられた子どもたち]

見捨てられたロシアの子どもたち

共産主義者がなし得なかったことを......ウォール街の聡明な頭脳が成し遂げた。1998年、ロシアは債務不履行に陥り、銀行金利は120%に達し、株式市場は暴落した。(債務不履行そのものがでたらめだったのは、その額が400億ドル程度に過ぎなかったからで、ロシアが保有する数兆ドルの天然資源に比べれば大したことはない)。その後、ルーブルの価値を「守る」ために、ウォール街の助言者はロシアに外貨準備と金準備をすべて売却するよう強要した。しかしすべての外貨準備がなくなっても、ルーブルは80%下落した。


戦争をせずにロシアの軍隊を破壊する

グローバリストたちが破壊しようとしたのは経済だけではなかった。ロシアの戦闘機や戦車は燃料不足で稼働できず、レーダーは電気がないため作動せず、ロシア兵はタクシーを運転したり、モスクワの路上で物乞いをしたりしていた。

そして国家的プライドに打撃を与えたのは、ロシアがチェチェンのイスラムテロリストとの戦争に敗れたことだ。あまり理解されていないのは、これらのテロリスト集団がアフガニスタンのムジャヒディンの複製品だったという事実だ。そしてこれらのテロリスト集団は、サウジアラビアの資金とCIAの武器と訓練を使っていたのだ。このように、アメリカの経済学者がロシア経済を破壊している間、アメリカの外交政策はロシアを地理的に解体することに取り組んでいた。


[チェチェンのちらしの言葉]

それから、NATOに関する裏切りもあった。1990年、アメリカはソ連が解体してもNATOは「一歩も東へ」拡大しないと「鉄壁の保証」をした。しかし1996年になると、アメリカはNATOの拡大を提案し始めた。1999年、ポーランド、チェコ、ハンガリーがNATOに吸収された。その数ヵ月後、NATOは1999年にセルビア/ユーゴスラビアを空爆した。セルビアはロシアの強固な同盟国だった。

基本的に、国際的な銀行家たちは、傷ついた熊を襲うハゲタカのようにロシアを攻撃した。彼らの目的は、ロシアの経済、社会、軍事、そして地理的な国家そのものを破壊することだった。もしこうした金の亡者たちを阻止できていなければ、ロシアは今頃、機能不全に陥った多数の無力な地域に崩壊していただろう。


プーチンの登場

殺伐とした1998年は、ウラジーミル・プーチンがロシアの情報機関であるFSB(連邦保安局)のトップに就任した年でもあった。翌年、プーチンはボリス・エリツィンによってロシアの首相に抜擢された。数ヵ月後の1999年12月31日、エリツィンは突然辞任し、プーチンを大統領代行とした。

プーチンは、西側諸国の評判の良い経済学者、銀行家、ハゲタカ資本家を信用するとどうなるかを目の当たりにしていた。彼は(裏切り者の)ロシア人オリガルヒと戦い、彼らを次々と刑務所に送った。幸運な者は国外に逃亡した。 ボリス・ベルゾフスキーはイギリスへ、ウラジーミル・グシンスキーはギリシャへ、イーゴリ・ガイダルはアイルランドへ、ミハイル・ホドルコフスキーはスイスへ、といった具合だ。

その後、プーチンはゆっくりと、しかし着実にすべてを変えていった

だからロシアは西側諸国に不信感を抱き、プーチンはロシアで人気があるのだ。



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抜粋終わり

何故に日本のリベラル派人士が「プーチンは権威主義」と言って叩くのだろうか。

答えは、奴ら自身が「権威主義のハゲタカ」だからである。

どう考えても・・・・

旧ソ連時代よりも、今のロシアは、人権も表現の自由も保証されている。

ソ連崩壊後のエリツィン時代よりも、生活は豊かで安定している。

なら、プーチンを民主的に支持するのは、当然の話なのである。

それすら理解できないのが日本の「リベラル派」て奴らの大多数なのである。
{ゴミくずではない、まっとうな人士のタケセン先生とか、稀にいますけど}

問題もあるかもしれない。だが「プーチン」を除いて、それが好転するはずもない。この記事のように「西側」の侵略が、あるのは必然だからだ。

まあ、そもそも「天皇廃止OR天皇家皆殺し」を日本のリベラル派は言わない。最初からダメなのだ。

もっとも「保守派」「右翼」が「日本人を守ることなく、天皇家と外資の利権だけ保守」するのだから、もっと論外である。日本人を保守するのなら天皇家を皆殺しOR天皇廃止しかないのだから、それに断固反対する保守・右翼が売国奴なのは確定なのである。

天皇根絶 日本人救助

天皇の無い 蒼い空を取り戻す

慈悲と憐みの富む社会になりますように。

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