明治以降の天皇制の伝統芸は「いじめ」「忖度で指導者の無責任」だは。邪教「天皇」を終焉させて 日本人の栄光を取り戻す。
ビックモーターも、それと組んでいる損保会社~天皇家のフロント企業群~も問題だは。
あとは、「毒薬商法」の日本の医療界=731部隊医師会=天皇家の医療部隊。
より
上記文抜粋
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病人・けが人・咎人が教官の防衛大学校
防衛大学校(自衛隊)が危ない!ビッグモーターも真っ青の国営ブラック企業
2023年6月15日
https://fuku1blog.com/boueidai-yametai
入校理由は、幹部自衛官になりたかったためです。 退校理由は、教官には本当の事を言えませんで したが、進級や卒業が難しい防衛大学校で危ない橋を渡るより、一般大で確実に学士を取るほうが将来が安定すると考えたためです。防衛大学校を中退したい理由は①学生舎集団生活で自分の時間がない。②上級生の徹底した厳しい指導。実質的に「いじめ」公認なので歯止めない③単位が取れず留年。④自分が希望する要員になれない。⑤カッター訓練がキツイ(ほぼ虐め)
カッター訓練っていう、ほぼ1ヵ月不眠で肉体的・精神的に追い込むやつ 防大 最大の試練 辞める人、脱走する人、精神病になる人、自殺する人、、、 毎年のように(;^_^A でもこれを乗り越えたら、晴れて上級生の仲間入り
仲良しが防大通ってるけど、先輩殴ってくるし、訓練後とかダッシュして時間間に合わないと夕飯抜きだし、泳いで島行ったりするし、それに留年とかすると訓練やり直しって聞いた…。辞めると罰金だけど1割以上辞めるイメージが…ฅ(º ロ º ฅ)
軍事問題の研究・調査の傍ら、出版社を経営しています。また、個人的には「自衛官人権ホットライン」(自衛隊で唯一の、常時、民間相談機関)の事務局も運営しています。 (軍事ジャーナリスト・社会批評社代表・自衛官人権ホットライン事務局長)
危機に瀕する防衛大学校
自衛隊の陸海空幕僚長を始め、高級幹部を含む「将校団」を輩出するのが防衛大学校が今、危機に瀕している。どのような教育が行われているのか。
一般部隊で行われている訓育や精神教育と同様の内容が大学校でも行われ、違いは「ガイダンス」(訓育)という形式的名称だけ。「第2の天性」を造ることが目的で「幼児のように扱う」とされる「容儀点検」(服装点検)も同じように行われている。
防大がもっとも一般部隊と異なるのは、新入生が4年間も長期間、上級生たちと1つ部屋で同居を強いる
8人の学生が同居する「室」を基本単位とし、部屋長(4年生)の下に、室員の「命令服従の徹底」が図られている。防大では、この「室」が最小単位で、この上に小隊(約30人と小隊学生長)→中隊(約100人と中隊学生長)→大隊(約500人と大隊学生長)→学生隊(約2千人と学生隊学生長)のタテ系列の、ピラミット型の指揮系列が造られている。
「学生舎生活における集団生活は、人格形成教育の中核」で、「学生隊を編成して学生自ら規律と服従を身につける」目的だが、「残念ながら不祥事は根絶されるには至らず、毎年のように大小の不祥事が発生している。近年の不祥事の傾向として、集団による不適切な学生間指導などの事案、特に上級生が主導し下級生を巻き込んで引き起こす例が見られる。また、上級生(特に4年生)になるほど事案が増える傾向にある」2011年6月1日、「防衛大学校改革に関する検討委員会」の「防衛大学校改革に関する報告書」
一般部隊以上にひどい不祥事、リンチ・いじめ・私的制裁・詐欺などの犯罪
もちろん、「検討委員会」は、防衛省に正式に設けられた機関だ。この防衛省の正式機関さえ、防衛大学校の不祥事、特に「集団による不適切な学生間指導」の問題を危惧しているのだ。
防衛大学校教育のゆがみ
防衛大学校の教育の歪みは、この学生舎、つまり営内班の問題だけでなく、その正課である「理系重視」と「訓練・運動の重視」という内容と無縁ではない。
正課は「大学校の授業」と言っても、防衛学(戦史・戦術・指揮運用など)とその実技(戦闘訓練)が、全授業の3分の1を占め、また、学生全員が運動部への加入を義務づけられているから(課業時間内の運動)、学生たちは毎日、軍事教育+訓練+運動に相当の時間を割いている(文武両道と称しているが、講義時間、学生のほとんどは「居眠り」していることで知られている)
かつて、防衛大学校の創設期に「真の紳士淑女にして、真の武人たれ」を教育のモットーにしてきたが、いまや「紳士・淑女」はもとより「武人」などと言うのも、おこがましい(「武人たれ」は旧日本軍の伝統)
結果が、中途退学者激増
中途退学者は年によっては、入校者の4割近くにもなろうとしている。(なお、先の「検討委」は、この退校者の増大に危機感を持ち、今後の防大への入校者については、最大で約250万円の「償還制度」の導入を検討している)。
全校で保険金詐欺が横行する防大(丸々ビッグモーター)
防衛大学校を騒然とさせているのが、1つは保険金詐欺事件、もう1つが、リンチ・いじめ事件だ。
保険金詐欺事件だが、2013年9月の防衛省の発表によれば、「実際にケガをしていないのに入院したと偽り、保険金を搾取した」事件では、「ケガをしたことにして、保険金を申請すれば金がもらえる」と学生の間に広まり、それぞれ数十万円を搾取したとして、今回、その一部が処分をともなって公表されたのである。
自衛隊員や防大学生は、強制的に団体保険に加入させられているが、この保険会社は自衛隊OBの天下りが多く、審査が緩い。これを利用して、この保険金詐欺事件が防衛大学校全体に広まっていった。摘発をこの人数に絞ったのは、防大在学中の者やすでに幹部任官した者を含めての大量処分に、防衛省・自衛隊が躊躇したから。在学生の間では、アメリカンフットボール部、ラグビー部を中心に、全学年にわたって保険金詐欺は広がっていたというのだ。
「問題が発覚した当初、長年続く、全校的な問題と捉える向きが多かった。しかし、最初に発覚した学生が第3大隊所属で、警務隊の調査により他の学生も浮かび上がったことから、追加で他の4学生の処分が決まったのですが、内部では、どうも、この時点で第3大隊だけの問題として、処理しようという動きが上層部であったのではとの声もあります」(防衛大勤務・事務官)
学生集団の中で犯罪をとがめる者が誰もいなかった(★注、これもビッグジャパンと同じ仕組み)
今回の「摘発」から逃れた者を含めて、こういう人物(不適格者)が、将来、自衛隊の高級幹部として全国の部隊の指揮をしていくことに
防衛大学校の教官(哲学)が、かつて「この大学校の学生は、学生には不相当の手当を貰っていながら、外出時にタクシーで帰校するなど贅沢すぎる。学生たちが学ぶものはゴマすりの技術だけで、没個性的・画一的で権威に弱い人間だけを造り出す」(『防衛大学校』松田明著)と述べていたが、この予測がまさしく的中したのが、現在の防衛大学校である。
はびこる防大のリンチ・いじめ事件
「防大生、いじめで同級生を刑事告訴 『いじめは修行』体毛に火、集団暴力、性的暴行」という衝撃的な見出しが、2014年8月8日、新聞各紙に掲載された
被害者の防大生は「胃液を吐き、体重は10キロ近く落ち、『立派な人間になってほしい』と送り出した福岡県の両親の元に、5月末、憔悴しきった姿で戻ってきた」
防衛大学校内でのいじめ事件に対して、母親は学校に申告し、一度は上級生らから謝罪があったが、いじめは終わらなかった。これ以上は耐えられないとして「防衛大学校内でいじめを受けストレス障害になった」として、上級生や同級生8人を横浜地方検察庁横須賀支部に傷害と強要容疑で告訴
いじめの実態
1学年だった学生は、上級生に服を脱がされて体毛に火をつけられ、腹部に全治3週間のやけどを負うという被害に遭った。今年になってからもこれらのいじめはおさまらず、ますますひどくなっていった。そして、5月の連休に地元に帰省した際に休暇届を出すのが遅れたことを理由にして、さらに上級生や同級生から殴られた。また、6月に入ると、この学生本人の顔写真が、「黒縁で囲んだ遺影」として、無料通話LINEにアップされたのだ。
執拗ないじめの連続で、被害学生は、これらが引き金となり、重度ストレス障害に。「黒縁で囲んだ遺影」というのは東京・中野の中学校で1986年に起きた事件の真似事。まさに中学生レベルのいじめ事件である。こういう中学生レベルのいじめ事件が、防衛大学校では多発しているのである。
防衛省の「防衛大学校改革に関する検討委員会」の議事録で、「不祥事は、上級生が主導」し、「上級生(特に4学年)になるほど、事案が増える傾向にある」とする報告書を紹介したが、まさに防大内のいじめ事件は、上級生になればなるほど多く引き起こされている。特に、頻繁に見られるのが、上級生による下級生への服従を強いるリンチ(腕立て伏せなど)だと言われる。
普通の社会人的常識をもって入校してきた大学生たちが、4年間の防大教育・訓練で非常識な人格に変質
学生舎での集団生活は、上級生の部屋長を中心に、各学年の学生たちが居住し、上級生への「絶対的命令服従」の下での、24時間の生活を強いる環境である。
防大で「1年生はごみ以下、2年生は奴隷、3年生で人間で、4年生は神様」と、いわゆる大学の「体育会系」の学生と同様、いやそれ以上の、階級関係・上下関係が作られている
防衛大学校の上級生になればなるほど「非常識的人格」になっていく青年たちが増え、防大出身者として自衛隊のメシを食っていけばいくほど、さらに彼らは変貌を遂げていく
田母神ショウグンのトンデモ語録
田母神俊雄元航空幕僚長の、「迷言」は広く知られているが、どうしてこのような人物が生まれて、空幕長というトップの地位に上りつめたのか、言うまでもなく、田母神俊雄は、防衛大学校出身である。
田母神空幕長辞任は「アパグループ」への論文発表だが「アジア太平洋戦争はコミンテルンの陰謀」いわゆる右派の侵略戦争否定論をあちらこちらで引用しているだけのものだ。
「あの戦争も実は日本にとって自存、自衛のための止むに止まれぬ戦いであったと同時に、一面には、自由なアジアの解放という正義と人道の立場に立つ聖なる戦いでもあった」(自衛隊の教程『精神教育』)
つまり、自衛隊内の精神教育では、アジア・太平洋戦争は「自衛戦争」であり、「アジア解放の聖戦」であったと教えている(★注、本当に自分で信じているならアフガンのタリバンを真似て自衛隊は日本駐留米軍兵士を殺さないと辻褄が合わない。言行不一致の極み)
「一昨日金沢護国神社で大東亜聖戦祭が開かれました私は4年前から大東亜聖戦大碑護持会の会長になっています。前会長は元参議院議員の板垣正さんでした。全国から有志が集まって毎年8月4日に大東亜聖戦祭が開かれています。大東亜戦争は聖戦だったのです。その結果人種平等の世界がきました」(田母神ツイッター2014年8月6日)
この『精神教育』などで紹介される必読文献は、例の小泉信三や清水幾太郎などの右派論客の文献だけだ。防大では研究対象としてもリベラルな、平和的な文献さえも読むことを許されない。
田母神的人格が、空幕長の前には統合幕僚学校の校長を務めていたのだから、防衛大学校の教育と合わせて、どのような人格や知識が自衛隊幹部に形作られるか、田母神的思考の特徴は、軍事戦術的理解はできるが、戦略的[経済・政治・軍事・国際情勢・歴史などの複合]認識は出来ないということだ。この思考のあり方は、東条を中心とする旧日本軍の将校団と一致する
「UFOが原発危機を救った」という防大出身幹部
陸将補で小平学校の人事教育部長(元49普通科連隊長)池田整治。3・11のフクシマ原発事故に衝撃を受け、それなりの学習をして反原発に至ったことが理解できる。しかし、その理解は
「3月13日の3号機の使用済み核燃料保管プールの爆発は、未だ日本政府等が弁明している水蒸気爆発でなく、プルトニウム核爆発であったことを映像等を使い、明確に証明しました。つまり、この時点で、関東一円の3000万人が緊急避難しなければならなかったのです。もちろん、現政府も、東電も、マスメディアもその事実を知りながら、未だ、世界の核マフィアの命令で、核爆発は、なかったことにされています。
但し、この時点で、奇跡、神風が起こりました。原爆特有の死の灰の雲が1000mまで盛り上がり、燃料棒も上空に吹き飛ばされたにもかかわらず、ほとんど、海の方向に流れたのです。しかも、放射能汚染を減少させるために、UFO50基ぐらいが、『中性子』を照射し、核分裂反応を抑えてくれたのです。
火星、金星、あるいは月に住む、進化した惑星兄弟たちが、最悪の事態を防いでくれたのです。しかしながら、かなりの放射能が流れ、そして今も常にメルトダウンした燃料や4号機の使用済み核燃料、散らばった3号機の燃料棒から海に空に流れています。(中略)
ここでNASAの設立目的の1つに、宇宙の本当の情報を大衆に知らせないということを理解しておく必要がある。火星や金星が緑溢れ、地球人よりも高度な文明人が住んでいて、彼らがUFOで地球にもやってきていることなど、世界中の人々が知ったならば、世界金融支配体制による全地球の専制体制・ワン・ワールド樹立など不可能となる。このため、NASAの宇宙情報は、フィルターをかけて世界に配信されている」
現役時代に書籍も出版した防衛大学校出(陸自少年自衛官出身)、高級幹部でもあった人物の「UFOが原発事故の最悪の事態を防いでくれた」というは、ジョーク???問題は、この池田が最近まで現役の高級幹部であったこと、少年自衛官→防衛大学校というコース、つまり、戦前で言えば幼年学校から陸軍士官学校という、文字通り少年期から全てを自衛隊で過ごしてきた人物であるということだ。
つまり、池田にしろ、田母神にしろ、旧日本軍の東条、牟田口に象徴される人物・人格――幼年学校→陸軍士官学校という世間知らずの非常識人間――が、今や自衛隊の「主流派」として自衛隊の基幹・中核を形成しているということだ。
最近、こういう防大出のトンデモ人物が、世間を賑わしている
「ブログ市長」こと竹原信一(防大27期卒・元阿久根市長)は、公務員の好待遇攻撃を行って市長になったが、市議会などと対立を繰りかえし、何度も市長リコール→当選→落選というドダバタ劇を繰り返したことで有名だ。
竹原信一が、あのヒゲ佐藤と防衛大学校で同期生というのは偶然だろうか。ちなみに、ヒゲ佐藤は、これも偶然にイラク派遣団の初代隊長に任命されたことで一躍有名になり、自衛隊の「組織内候補」として、違法な「組織投票」で参議院議員になった
防衛大学校出の倉田英世元陸将補。彼は2009年の民主党政権の成立時に、「民主党政権に北朝鮮の息のかかった在日朝鮮人議員が70人送り込まれた」「反日を煽り続ける国とは断絶を」と唱え、このトンデモ人物は、陸上自衛隊の化学戦の専門家で、幹部学校・第4戦術教官室長を務めていた
一般自衛隊もそうだが、防衛大学校においても、自主的・自律的に思考・行動し、適切な判断力を持つ学生たちは、ほとんどが任官前に退職していく。大学校に残留し幹部自衛官になっていく者は、他人になびき、服従しやすく、創造性を欠落させた人格・人物だけということになる。こうして、自衛隊の幹部層は、ますます人格に欠け、社会的常識の欠けた人物で形成されていく
2010年「防衛大学校で集団レイプ事件 学生3人を警務隊が逮捕――幹部自衛官を養成する防衛大学校[五百旗頭真校長]で、前代未聞の大不祥事が起こった。同校の男子学生が集団レイプ事件を起こし準強姦未遂の疑いで逮捕されていたのだ。被害女性も防衛大学校の女子学生の可能性が高い。こういう破廉恥な犯罪も、防衛大学校で起き始めている。
(抜粋)
2020年12月10日 note
日本版傭兵組織(自衛隊)による「プリゴジンの乱」もどき
↑上のnote記事は3年前の記事だが、アッと驚く4月6日沖縄県宮古島ブラックホーク「第8師団幹部全員の神隠し」後には自衛隊幹部養成所である防衛大学校現職教授など幹部職員による同様の内部告発が相次いでいるのですから驚いた。(★注、とうとう決して開けてはいけないパンドラの箱が少し開いたのである)
【防衛大現役教授が実名告発】自殺未遂、脱走、不審火、新入生をカモにした賭博事件…改革急務の危機に瀕する防衛大学校の歪んだ教育
6/30(金) 集英社オンライン
防衛大学校で教鞭をとる等松春夫教授が公開した衝撃的な論考『危機に瀕する防衛大学校の教育』について、インタビューをおこなった。なぜ、等松教授は職を賭してまで“告発”に踏み切ったのか。(前後編の前編)
コロナ禍で防衛大学校に起きたこと
等松教授は日本の内外で活躍する政治外交史・戦争史の研究者であり、軍事史研究の泰斗、H・P・ウィルモットの著作の翻訳者としても知られる。そして14年にわたって防衛大学校と自衛隊の諸学校で教鞭をとってきた教育者でもある。
幹部自衛官育成の内情に危機感を持つ教授は「内側からの声だけで改革への道を拓くには限界がある」と痛感し、長年にわたる組織の歪みを指摘した論考を執筆した
編集部(Q)
昨年3月卒業479人のうち任官辞退者(部隊への着任を拒んで、自衛隊を退職した者)が、72人にも上ったという数字は、衝撃的だった?
防衛大学校の等松教授
衝撃的なのは、任官辞退者の数だけではありません。卒業した者だけではなく、昨年4月に入学した488人の学生(1年)のうち、約2割にあたる100人近い学生が、入学から1年以内に退校しているのですまた、2・3年生の間に自主的に退校した学生も相当な数に上っています。
(Q)任官辞退者や中途退校者が急増した理由を、いまの若者の「精神的な打たれ弱さ」や「ウクライナ戦争の勃発」に見出すマスコミや識者の論調を、教授は強く否定?
現役の教官として、学生たちの多くは「打たれ弱い」から辞めるのではありません。むしろ、優秀で使命感の強い学生ほど防衛大学校の教育の現状に失望して辞めていく傾向が強い
(Q)学生たちと同じように、教授も防大に失望して“告発”を決意した?
学生を教育する立場の私が「失望した」と言っては、元も子もありません。・・・失望したから見捨てる、逃げるのではなく、どうにか真っ当な教育環境を整えたいのです。
(Q)告発決意は、コロナ禍に対する防大執行部の対応?
コロナ禍以前から、自衛官教官として「病人・けが人・咎人」を送り込んでくる、防衛省・自衛隊のやり方に対して、私は内外で批判の声を挙げてきました。そのことで、自衛隊・防衛省、防大に出向してくる防衛官僚の一部から恨みを買っていた自覚はあります。
(Q)自衛官教官とは「防衛学」講義の現役自衛官のことか?
正確には「防衛学教育学群」といい他の大学にはない、安全保障に特化した科目を教える、防大の看板ともいえる学群で約40人の教官がいますが、そのうち30名が防衛省内のローテーション人事で補職されている。 「病人・けが人・咎人」は自衛隊の隠語で、教育部署に回される自衛官の類型を揶揄して使われているフレーズです。病人とけが人は、本人だけの責任ではありませんが、咎人は論外です。
「商業右翼」を講師として学外から招く悪習
(Q)「咎人」とはどういう意味?
部隊や自衛隊内のさまざまな機関でパワハラや服務違反を起こしたり、職務上のミスを多く犯した者。要するに部隊や諸機関で持て余された人々が、「手軽な左遷先」として防大の防衛学教育学群に送られてきている
(Q)知りませんでした。教授准教授の肩書で、てっきり大学院出の自衛官だろうと?
ごく稀に修士号や博士号を持ち、なおかつ学生教育への情熱を持つかたもいらっしゃいますが、30名のうちのわずか数名に留まります。
何故なら文官教官(自衛隊ではなく、民間の研究者から選抜された教官)と違って、自衛官教官には厳格な資格審査がありません。文官教官採用はこれまでの研究実績によって決まりますが、自衛官教官の場合は、自衛隊で1佐以上の階級なら自動的に「教授」。2佐、3佐なら「准教授」の地位が与えられてしまうが、大多数の自衛官は教官の任には堪えられない人々(★注、普通の大学とは180度逆に、自衛隊内のクズの厄介者だけを選抜して防衛大学校教官になる仕組みなので、時間が経過するほど、代を重ねるほど余計に悪化する)
教授や准教授といった立場でも、いっこうに勉強も研究もせず、代々引き継がれているマニュアル本で紋切り型の教え方しかせず、さらには安直な陰謀論に染まることもある。
自分が担当する授業の枠内で、学外から招いた怪しい右翼系論客に学生たちに対する講演をさせるケースまであり、防大内に不適切な人士が入り込むチャンネルになってしまっています。
怪しげな論客が教室で、政治的に偏向した低レベルの「講演」を学生たちに行い、彼らを招聘した「咎人」自衛官教官は良いことをしたと考え、怪しい論客は「防衛大学校で講演した」ことで自分に箔を付ける。そうした行為がまかり通っているのです。
困ったことに、この種の「商業右翼」を講師として学外から招く悪習は、防大のみならず陸海空の幹部学校まで見られ、これまでもさまざまな機会で警鐘を鳴らしてきましたが、無視されてきました。
コロナ禍での大学内の混乱
(Q)岸信夫防衛大臣に國分良成学校長や原田智総副校長などの不作為を指摘した申立書送付したが、黙殺された?
2020年の春、防大執行部はコロナ流行拡大状況を見誤り、春期休暇で帰省していた約1500人の在校生を3月28日までに召集。4月1日から約500人の新入生を加えて、1部屋に8人を基本とする集団生活を強行。
この“軟禁” ともいえる状況によって、首吊りや飛び降りを含む5件の自殺未遂、多数の脱柵(脱走)、ストレスによる放火を疑われる不審火、そして新入生をカモにして数十万円もの金銭が動いた大規模な賭博事件まで起きました。この間まともな授業もできず、防大は2か月近く麻痺状態でした。
にもかかわらず、防大執行部は誰も、何の責任も取らなかったのです。その後もまったくの泥縄で、防大の執行部には危機管理の意識がまるでありません。そこで、私は2020年10月、防大に対しておこなわれた特別防衛監察において執行部の責任を問い、教育機関としての正常化を求める申立書を提出しましたが「受け取れません」と返却してきたので岸大臣に申立書を送付しました。しかし、こちらも黙殺されました。
無責任な官僚や幹部自衛官たちは、日本の安全保障を担う重要な人材の育成をいったい何だと思っているのか。こうした経緯が積み重なったころから、最後の手段として論考の公表を決意しました。
准教授主導で200名以上もの学生が関与した詐取事件、8人1部屋の共同生活…防衛大の時代錯誤なリーダーシップ・フォロワーシップ教育がもたらす大きな弊害〈防衛大現役教授が実名告発〉
2023.06.30 集英社オンライン
時代遅れの8人1部屋の共同生活
(Q) 自衛官教官の問題やコロナ禍中のスキャンダルだけではなく、全寮制の防大において、学生たちのライフスタイルの改革が急務だと論考
防大の教育では、リーダーシップ・フォロワーシップということが強調されています。上級者は、的確な判断を下して下級者を導く(リーダーシップ)。下級者は、すぐれた上級者に従う(フォロワーシップ)という観念です。軍事組織には命令系統があり、指揮官の統率のもとで行動するため、上級生による下級生の指導(学生間指導と称される)が制度として取り入れられています。
この考え方に基づき、防大生は1年生から4年生までの8人一組が学習室と寝室を共有して、学生舎で生活しています。したがって、授業と校友会活動(クラブ活動)以外の時間は、この8人が同じ場所で時間を過ごします。このような生活の中で、上級生が下級生を指導するわけです。(★注、大学寮ではなく相撲部屋と同じなので、指導する親方がアル中の無能力者だったら時津風部屋の様にリンチ殺人事件が発生する危険性が高まる)
しかし、この指導は学問よりも日常の振る舞いのほうに重点が置かれており、現代においては、メリットよりも弊害のほうが大きいように思われてなりません(★注、丸っきり相撲部屋)
(Q)そうは言っても、防衛大は“士官学校”のような場所でもありますよね?
たとえ士官学校であったとしても、連帯感とリーダーシップ・フォロワーシップの涵養に、上級生から下級生までを8人で常時共同生活をさせる必要はないでしょう。実際、米国の陸軍士官学校(ウェストポイント)では4名1部屋ですし、海軍(アナポリス)と空軍の士官学校は2名1部屋です。
200名以上もの学生が関与した詐取事件
韓国の士官学校も2名1部屋で、居室内はパーティションで1名ずつのスペースに区切られています。また、中国の士官学校は学年別の教育を行い、上級生に下級生の指導はさせていません。集団生活の上下関係による躾と、軍事組織における指揮系統と団結心の確立の間に、科学的に立証された因果関係はない
個人倫理よりも集団の論理が優先される環境で、悪質な上級生が「指導」をすると、下級生は悪に染まり、学生舎は、いじめ、賭博、保険金詐取など、諸悪の温床となる。このような環境下では、上級生からの理不尽な「指導」を受けた下級生は防大・自衛隊という組織に幻滅して退校するか、面従腹背するか、あるいは報復が恐ろしいので上級生の指導に無条件で服従する
そして、根拠なきリーダーシップとフォロワーシップによって集団の団結が強調される中で思考停止に陥り、上級者の命令に疑問を持つこともなく従うというメンタリティが形成されていきます。こうして、上級者に引きずられた下級者が、結果として悪事に加担してしまうということが起きる
(抜粋)
【防衛大告発を読んだ現役教官による証言】「防衛大の新入生は入学して少し経つと、服に星がついた人間にしか挨拶しなくなる」学生を変質させる学内の「圧迫教育」とカリキュラム間の「悪意の10分間」
7月18日 集英社オンライン
防衛大現役教官が訴える学内の問題。聞くに堪えない隠語、偏った図書館の選書、一律に与えられる補職…「学生時代には、ぜんぜん勉強しなかった」と自嘲する将官たち【防衛大告発を読んで】
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抜粋終わり
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これって、まさに「天皇制国家の理想像の日本人~人間型家畜を育成するための、学校教育」の在り様そのものである。
部活の「人間調教」の理想形が、自衛隊に有り、自衛隊の理想は、ナチスと地獄なのだ。
天皇とその信者が、日本列島を「仏神の国」から、「地獄の島」に変えているのだ。
学校が、人間を家畜にする。
天皇が、日本人を家畜化する。
天皇家とその閨閥とその信者を殺し尽くして 日本人を守る
天皇の無い 蒼い空を取り戻す
慈悲と憐みに富む社会になりますように
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