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クリエイティブ思考の教え (コンセプトの重要性について)

何かに取り組むたびに、私たちは何かしらのアウトプットをしているはずです。

それらの活動や作品はある目的や背景をもってカタチにしていくと思います。

芸術分野において特に重要なのが、作品のコンセプトです。これがしっかりあるのかどうかで、作品の方向性や良し悪しが決まってくると言っても過言ではないです。

そこで今回は、以下の3つをベースにコンセプトの重要性について記事にしてみました。
①コンセプトの役割
②クリエイティブなコンセプトのつくり方
③最後にもう一つ

❶コンセプトの役割

創作活動においてコンセプトを立てることは、基本中の基ですが、コンセプトの意味をしっかり理解できてないと、まとまりのない作品に見えてしまいます。

僕もよく、先生や先輩から、一貫性がない、まとまりのない作品…と言われ続けました。でも今回紹介することを意識してみると作品の強度が一気に変わりました。

初めに結論から言うと、

コンセプトは作品の軸である。です。

これを聞いて、「誰でもわかってるよ!笑」
と突っ込まれるかもしれませんが…でもっ!! ちゃんとできてますか??

これを意外とみんなできてないんです!!

コンセプトとは、言い換えればみたいなもので、その一本の軸をベースにアイデアを広げていくというイメージが大事です。

軸自体がしっかり定まっていれば、一貫性のある綺麗な作品(アウトプット)として評価もされやすくもなります。

❷ クリエイティブなコンセプトのつくり方

コンセプトにおいて軸が大事だとはわかったけれど、次に強度のあるコンセプトをつくるにはどうすればいいのでしょうか?

今回は、「クリエイティブ思考の教え」という興味深い資料を参考にしながら、簡単に共有していきます!

アイデアコンペのコンセプトや、プロジェクトにおいてのストーリーづくりでも、有効な思考方法になるので参考にしていただければ幸いです。

(僕の感覚では、特にコンペにおいてはこのコンセプトの立て方で約7割は勝敗が決まる!と言っても良いほど、重要なものだと考えています。)

初めに創造性のある人、クリエイティブな人ほどコンセプトの立て方が上手だと言われるのですが、では、そういった人の頭の中はどうなっているのでしょうか?

参考文献「進化思考」の内容の中に、創造性とIQは深い関係はないと説明している箇所があり、天才はあるプロセスを脳の中で繰り返しているという。ある癖があると言っています。

それが、流動生知能(変異)と結晶性知能(適応)を行ったり来たりさせるプロセスです。

この流動性知能とは新しいことを学習する知能のこと、結晶性知能とは経験によって培われる知能のこと。

この癖を持っているのがクリエイティブな人(天才)だというならば、その癖自体を身につけさえすれば、誰でもクリエイティブな人材になれる可能性があるということです!🙌

つまり「変異と適応を繰り返す癖」これをいかに身につけるかが鍵なんです!

❸ 最後にもう一つ

天才は狂人性(人のやらないことをやること)と秀才性(状況への適応度)の両面を兼ね備えているといわれています。

まとめると

コンセプトの軸をもって、それを基に、「馬鹿げた考え」と「一旦冷静になって整理する」を行ったり来たりして、最後は軸の先端に終着させる、といったイメージで作品をつくりあげる。

そのプロセスを意識すれば、作品としての組み立てが簡単、かつ良い作品として仕上がっていきます。

今回は少し難しい内容を共有しましたが、作品を創り続けると自然とこの感覚を身につくようになるみたいなので、ぜひ、一緒に継続して創作活動に励んでいきましょう!

では今回の記事はここまでにします。少しでも参考になってもらえれば幸いです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします🤲

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